(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
平成2年(1990) - 【竜門社】渋沢栄一生誕150周年記念会を開催する。 渋沢関係略年譜
10月18日 自治労大阪本部、集英社に《週刊少年ジャンプ》45号に掲載の漫画〈燃えるお兄さん/サイボーグ用務員さんの巻〉について学校用務員に対する差別表現を抗議(回収・謝罪)。 出版界
10月19日 ソ連最高会議、大統領提案の国民経済の市場経済移行計画最終案を採択。 内外事情
10月23日 政府地球環境保全関係閣僚会議、地球温暖化防止行動計画を決定。二酸化炭素(CO2)排出量を2000年以降も現水準に抑制など。 内外事情
10月27日 取次協会、《書籍情報BOOK NOW》を発行(寄贈)。企業・官庁、読書会グループ、海外法人、病院向けの4点。 出版界
10月30日 シリーズ《中学生・高校生の発達と教育》全3巻刊行。執筆:堀尾輝久・乾彰夫・太田政男・汐見稔幸・田中孝彦・田中征男・横湯園子。受験と進路選択という難問、成績による序列づけの苦しみにあえぐ中・高生に、どうすればのびやかな個性、人を人として育てるような教育が可能か。教育現場からの実践と大きな視野からの教育理論とを統一してわかりやすく記述する。 岩波書店
10月31日 幸田文氏逝去。 岩波書店
10月31日 版面に関する出版者団体協議会、出版者著作権協議会設立案を書籍協会ら出版7団体に送付。12月3日、設立準備会議。7日、設立総会。同協議会は各出版社が持つ複写に係る権利受託を行い、日本複写権センターの早期設立に協力する。 出版界
10月 津村節子《流星雨》女流文学賞を受賞。阿部謹也訳《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》(岩波文庫)が第27回日本翻訳文化賞を受賞。 岩波書店
11月1日 第3回私募債、額面1億円(期間7年)を発行。 岩波書店
11月3日 中曽根元首相、イラク大統領フセインと会談(バグダッド)、人質解放を要請。7日、人質ら邦人74人出国。 内外事情
11月5日 《思想》11月号特集〈天皇制の深層〉発行。 岩波書店
11月5日 《文芸春秋》12月号(〈衝撃の未公開記録・昭和天皇独白八時間〉を掲載。52頁)。105万部完売(同誌最高部数)。 出版界
11月7日 岩波ビデオテーク《能・狂言入門》:企画国立劇場、製作:岩波書店・岩波映画全2巻発行。 岩波書店
11月7日 《17・18世紀大旅行記叢書》刊行開始―全10巻。編集:中川久定・二宮敬・増田義郎。大航海時代に続く2世紀は、地図の空白が実地の見聞・観測によって埋められ、新しい博物学が開花した時代である。旅行記が一大ブームとなったこの時代の定評ある作品を収めた叢書。海賊から医者まで、多彩な書き手のいきいきとした精神の躍動を伝える。 岩波書店
11月7日 《学海日録》刊行開始―全11巻別巻1。編集:学海日録研究会。明治文壇の大御所依田学海の45年に及ぶ日記。鴎外・露伴・団十郎・音二郎・伊藤博文・徳富蘇峰など各界知名の士との交友に彩られた日乗は、文学論あり、演劇論あり、政治論・社会時評にも及んで、明治文化史の貴重な資料である。安政3年(1856)より明治34年(1901)に至る45年間に及ぶ日録を11巻に分け、別巻には学海自筆・自画の「学海先生一代記」と固有名詞索引を収める。 岩波書店
11月7日 インド下院、シン首相の信任動議を否決。9日、シェカール首相就任。 内外事情
11月8日 《世界》12月号特集〈派兵―踏みにじられた憲法/脱冷戦はアジアに及ぶか〉発行。 岩波書店
11月8日 ブッシュ米大統領、イラクに対し攻撃的軍事行動を可能にする15万人の米軍増派の命令を公表。22日、英国防相、1万4000人の増派を発表。 内外事情
11月12日 アイ・ティー・ケイが保有する当社の株式が少なくなったため、新たに株式の譲渡方法を決定―社員所有の株式のうち半分を60歳の定年時に、残りを70歳時にアイ・ティー・ケイに譲渡することに定めた。 岩波書店
11月12日 天皇即位の礼。158ヵ国代表ら内外2500人参列、警備3万5000人、首都圏で連続ゲリラ事件発生。22日、大嘗祭。 内外事情
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