(株)三越『株式会社三越85年の記録』(1990.02)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
延宝元年(1673) 5月 京都に大火、御所炎上 社会
8月 伊勢・松坂の三井高利、江戸本町1丁目に「現銀掛け値なし」を理念として呉服店開店 三越関係
8月 高利、京都室町通蛸薬師町に呉服物仕入店開店 三越関係
8月 高利、松坂で江戸店の式目「定」(25カ条)制定 三越関係
- 貨幣経済の発達に伴い町人が実力をつけ、大商人も登場(1673~1703年) 生活
- 市川団十郎が江戸歌舞伎を、坂田藤十郎が上方歌舞伎を確立(1673~1703年) 生活
- 庶民生活に畳・大八車が使用され始める(1673~1703年) 生活
- 食事つき宿屋・そば屋が現われ、一日三食が一般化する(1673~1703年) 生活
- (~元禄16年)[演劇]近松門左衛門「出世景情」「曽根崎心中」 世相
- (~元禄16年)[出版]関孝和「発微算法」宮崎安貞「農業全書」井原西鶴「好色一代男」松尾芭蕉「奥の細道」 世相
延宝3年(1675) 8月 高利、松坂より「店式目」(14カ条)を書き送る 三越関係
延宝4年(1676) 7月 高利、松坂より「店式目」(27カ条)を書き送る 三越関係
- 秋、江戸本町2丁目に新店開店 三越関係
延宝8年(1680) - 本町2店(1丁目店、2丁目店)着々と地歩を固め、同業者の嫉妬、迫害を受ける 三越関係
天和元年(1681) 1月 撰糸仲買人田宮喜右衛門を京都西陣における撰糸類の直買店に指定 三越関係
- このころ店章を「丸に井桁に三の文字〓[店章]」と定める 三越関係
天和2年(1682) 12月28日 江戸大火により、江戸本町の両店焼失。以後慶応4年までの間に全焼14回を数える。 三越関係
12月 江戸大火(八百屋お七の火事。お七は翌年火刑に) 社会
天和3年(1683) 1月 金紗・繍・総鹿子の衣裳は仕立も着用も禁止される 社会
5月 江戸本町2店の焼失に伴い、駿河町移転。「現銀掛け値なし」の看板を掲げ、引き札を配布同時にその西隣に江戸両替店新設 三越関係
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