(株)東京株式取引所『東京株式取引所五十年史』(1928.10)

会社名 (株)東京株式取引所
Kabushiki Kaisha Tokyo Kabushiki Torihikijo
書誌事項 [ 11370 / A538 ]東京株式取引所五十年史 / 東京株式取引所編
東京 : 東京株式取引所 : 1928.10
4, 8, 536, 323p, 図版29枚 ; 27cm
Tokyo Kabushiki Torihikijo goju-nenshi
奥付の編輯兼発行者: 株式会社東京株式取引所内 平賀義典 ; 印刷所: 東京印刷 ; 折り込表1枚 ; 縦組み
各種ID 『会社史総合目録 増補・改訂版』一連アイテム番号:7263
所蔵リンク
会社沿革と社史メモ 公開市場の必要性を感じていた渋沢栄一らにより株式取引所の創立が計画され、翌1878(明治11)年創立。兜町の第一国立銀行所有家屋を購入し、営業を開始。開業当初は上場企業はなく、しばらくは公債売買を主に行った。のち第一国立銀行など株式銘柄も取り扱うようになる。[1943(昭和18)年、戦時統制により全国の株式取引所と統合、日本証券取引所となる。1947(昭和22)年、解散。同年、所有資産を現物出資し、平和不動産株式会社設立。1949(昭和24)年、会員制法人東京証券取引所(現・株式会社東京証券取引所)設立。]沿革や施設の変遷等全15章からなり、第13章では「近年市場重要問題」として、1923(大正12)年の関東大震災など大正期から昭和初期にかけて起こった出来事と株式市場の動向を記録。本編、資料編といった区分はなく、第14章が同所関係法規、第15章が統計資料となっている。巻頭には営業開始時からの取引相場のグラフなども付属し、一企業の社史としてだけでなく、日本の株式市場の草創期を知るうえでも貴重な資料である。渋沢栄一は発起人となり、創立時の定款や申合規則の作成にかかわった。同じく発起人の一人として参加した従兄弟の渋沢喜作は、1879(明治12)年に頭取に就任している。1925(大正14)年、関東大震災により焼失した兜町の旧渋沢事務所跡地を同所へ売却。跡地には貸事務所「東株ビルディング」(現・日証館)が建設された。
日経業種 その他金融業
会社名・団体名変遷図
渋沢栄一伝記資料事業名
センター・ブログ
PermaLink https://shashi.shibusawa.or.jp/details_basic.php?sid=11370
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