(株)横浜銀行『横浜銀行六十年史』(1980.12)

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目次項目 ページ
ごあいさつ 頭取 吉国二郎 NP
口絵 巻頭
凡例 NP
本史 p1
第1部 試練の時代 p1
第1章 当行設立以前 p5
第1節 開国と横浜 p5
1 横浜開港 p5
2 横浜の商人と貿易 p7
横浜の内外商人 p7
幕末期の横浜貿易 p7
貿易の推移と金貨の流出 p7
第2節 銀行の誕生と貨幣制度の確立 p12
1 明治時代の日本経済 p12
殖産興業政策と松方財政 p12
日清・日露戦争前後の経済 p12
2 国立・私立銀行の創設とその消長 p15
最初の金融機関 p15
為替会社 p15
国立銀行の創設 p15
私立銀行―普通銀行・貯蓄銀行―の発展 p15
3 金本位制の確立と金融機構の整備 p22
貨幣制度の変遷 p22
日本銀行の設立 p22
金本位制の確立 p22
特殊銀行の設立と金融機構の整備 p22
第3節 神奈川県下の銀行の消長 p27
1 明治時代の神奈川県 p27
行政区域の変遷 p27
横浜港の貿易 p27
県下の産業 p27
2 神奈川県下の国立銀行 p33
横浜為替会社 p33
第二国立銀行と第七十四国立銀行 p33
その他の国立銀行 p33
3 神奈川県下の私立銀行 p37
第4節 第一次世界大戦前後の経済情勢と横浜 p40
1 戦時、戦後の日本経済の発展 p40
戦争景気と貿易の好転 p40
産業界の活況と工業化の進展 p40
2 発展する横浜の経済 p42
軽工業から重化学工業へ p42
横浜港の活況 p42
生糸輸出の動向と蚕糸業の救済 p42
3 大正9年の反動恐慌と横浜の金融恐慌 p46
反動恐慌起こる p46
銀行の取付け・休業の頻発 p46
横浜の金融恐慌 p46
第5節 七十四銀行の休業とその影響 p48
1 茂木合名の破綻と七十四銀行の休業 p48
七十四銀行の消長 p48
茂木合名の破綻 p48
休業前後の七十四銀行の経営内容 p48
2 七十四銀行の整理をめぐって p52
休業の影響 p52
難局打開へ横浜財界の奔走 p52
第2章 当行設立とその後の発展 p56
第1節 横浜興信銀行の設立 p56
1 設立への努力 p56
七十四銀行整理案の内容 p56
承諾書の徴集 p56
2 重い使命を担って p58
3 開業直後の状況 p61
七十四銀行第1次預金払戻しの開始 p61
第1期決算の内容 p61
第2節 関東大震災の試練 p62
1 関東大震災と当行 p62
反動恐慌後の経済情勢 p62
順調な業容拡大 p62
関東大震災による被害 p62
2 大震災後の横浜の経済 p67
商工業等の被害状況 p67
生糸輸出二港問題 p67
3 大正時代の銀行業の動向 p71
銀行合同の動向 p71
銀行制度の整備改善 p71
県下銀行の動向 p71
県下の銀行合同 p71
第3節 昭和初期の金融恐慌と当行の合同 p77
1 金融恐慌前後の経済・金融情勢 p77
金融恐慌前の経済情勢 p77
震災手形処理問題から金融恐慌へ p77
金融恐慌の経過 p77
大銀行への預金集中 p77
金解禁と経済恐慌 p77
2 当行の合同進む―左右田・第二・横浜貿易・元町との合同 p84
金融恐慌前後の当行 p84
左右田銀行との合同 p84
銀行法の制定による合同促進 p84
第二銀行・横浜貿易銀行・元町銀行との合同 p84
合同による当行の業容の変化 p84
3 七十四銀行の第2次整理と当行への影響 p92
七十四銀行および横浜貯蓄銀行の整理の進捗状況 p92
第2次整理案の成立 p92
当行への影響 p92
横浜貯蓄銀行の解散と七十四銀行の商号変更 p92
4 関東興信銀行との合併 p98
第4節 戦時経済体制下の経営 p100
1 統制色強まる経済と金融 p100
高橋蔵相の登場 p100
通貨政策と公債政策 p100
馬場蔵相の積極財政 p100
経済統制の進展 p100
満州事変前後の県内経済の動き p100
2 経営陣の交替と本店新築 p108
満州事変前後の当行の経営 p108
原初代頭取と井坂第2代頭取 p108
住吉町に本店新築 p108
本店新築前後の当行の業績 p108
3 七十四銀行の第3次整理とその結末 p114
第3次整理案成立への努力 p114
第3次整理案の成立とそれによる支払の実行 p114
七十四銀行の結末と当行の最終処理 p114
第3章 六行合同と戦後の苦難 p118
第1節 太平洋戦争下の金融機関 p118
1 金融統制と地方銀行 p118
地方銀行と都市銀行 p118
金融統制の展開 p118
膨張する戦時財政 p118
2 戦時下の神奈川県経済 p122
3 一県一行主義の推進 p125
一県一行の完成へ p125
県内の一県一行実現まで p125
第2節 倍増する店舗、拡大する業容 p128
1 県下6行との合同 p128
6行との合同実現 p128
合同の成果 p128
高安頭取と柳沢頭取 p128
2 都南貯蓄銀行との合同 p131
合同までの経過 p131
空襲下の引継ぎ p131
3 戦時下の経営努力 p133
株主配当の開始 p133
預金増強施策 p133
深刻な人員不足 p133
非常対策 p133
戦時下の当行業績 p133
第3節 戦後経済の混乱と当行の再建整備 p141
1 経済の混乱と企業の再建整備 p141
戦後の混乱 p141
激化するインフレーション p141
混乱期の神奈川県 p141
戦時補償の打切りと企業の再建整備 p141
金融機関の再建整備 p141
2 当行の再建整備と増資 p147
新旧勘定の分離と旧勘定の処理 p147
新資本金1億円への増資 p147
行内諸体制の整備 p147
激変期の当行業容 p147
第4章 飛躍への基礎固め p154
第1節 経済の復興とその後の発展 p154
1 インフレーションの収束と自立経済体制の確立 p154
復興への足がかり p154
傾斜生産方式と復興金融金庫 p154
戦後経済の転機―経済安定9原則とドッジ・ライン p154
ディス・インフレーションの展開とオーバーローンの激化 p154
朝鮮動乱ブームとその後の反動 p154
自立経済への歩み p154
2 戦後における金融制度の改革 p158
金融制度の民主化 p158
金融機関の再編成とその整備 p158
3 20年代後半の神奈川県と横浜の経済 p162
県内経済の復興 p162
横浜の経済復興遅れる p162
第2節 吉村頭取の就任と30周年 p166
1 経営体制の刷新 p166
吉村成一第5代頭取に就任 p166
機構改革と役員の異動 p166
2 創立30周年 p168
祝賀式典と記念行事 p168
日本銀行借入金の完済 p168
第3節 飛躍への体制づくり p170
1 経営近代化への努力 p170
諸制度の改善 p170
機構改革と業務合理化懇談会の設置 p170
事務の合理化 p170
2 資産再評価と調整勘定の整理 p175
資産再評価 p175
調整勘定利益金の分配と調整勘定の閉鎖 p175
3 業容拡大への試練 p178
朝鮮動乱前後の業況 p178
繊維恐慌の発生と救済融資 p178
業績の低迷とその打開への努力 p178
4 体質改善への努力 p186
経理内容の改善 p186
店舗網の整備と人員の増強 p186
自己資本の充実―資本金7億円へ p186
外国為替業務の取扱い開始 p186
役員の異動 p186
福利厚生面の充実 p186
第4節 横浜興信銀行から横浜銀行へ p193
1 行名の変更 p193
新しい時代へ p193
行名決定までの経緯 p193
「横浜銀行」と改称 p193
2 スリー・シップスの船出 p197
行章の決定 p197
行名変更の効果と今後の課題 p197
第2部 躍進の時代 p201
第1章 高度成長経済下の当行の発展―神奈川県経済の発展とともに― p205
第1節 日本経済の成長と神奈川県経済の発展 p205
1 高度成長の進展と開放体制への移行 p205
30年代の高度成長 p205
開放体制への移行 p205
2 神奈川県経済の成長 p209
工業の発展と地域開発 p209
変化する横浜の経済 p209
第2節 業容の伸展と経営体制の充実 p214
1 躍進遂げた業容 p214
預金1,500億円の達成 p214
3,000億円実現への挙行体制 p214
企業取引基盤の充実 p214
大衆化の幕開けと預金部の新設 p214
消費者金融の展開 p214
2 充実する経営体制 p223
常務会事務局の新設と制度・機構の整備 p223
頭取室の発足と総合予算制度の実施 p223
新体制下の機構改革 p223
教育基本方針とトレーニング・プログラム p223
株式の上場と増資 p223
役員の異動 p223
福利厚生の充実 p223
3 本店新築と店舗網の拡充 p232
新本店完成と40周年 p232
整備進む店舗網 p232
店舗行政の弾力化と他行の県内進出 p232
拡充遂げた店舗網 p232
4 事務の集中と機械化の進展 p240
為替事務の集中 p240
文書の集中保管とファイリングシステム p240
PCSの導入 p240
事務機械化の進展 p240
オフラインの開始 p240
手形の集中と準交換制度 p240
5 吉村頭取の死去 p247
銀行葬 p247
吉村頭取時代の業績 p247
第3節 伊原頭取の就任と発展期を迎えた当行 p249
1 伊原隆第6代頭取に就任 p249
2 新体制下の業容拡大と体制整備 p250
3 45周年の諸行事 p251
第2章 高度成長の新展開と当行―地域社会の繁栄に貢献しつつ― p253
第1節 40年不況から高度成長へ p253
1 高度成長の再開と国際化の進展 p253
財政政策の転換 p253
いざなぎ景気の展開 p253
自由化の進展 p253
2 金融効率化行政の展開 p256
金融効率化の背景と理念 p256
統一経理基準と金融二法 p256
金融効率化のための諸施策 p256
3 高度成長続く神奈川県経済 p259
人口の急増と住宅団地の開発 p259
高度成長を支えた工業の伸展と商業の台頭 p259
地域開発の進展 p259
第2節 躍進する業容 p265
1 業容拡大への努力とその成果 p265
5,000億円の目標掲げて p265
日本一のよい銀行めざして p265
厚み増す融資基盤 p265
進む店舗の大型化 p265
効率的業務運営をめざす機構改革 p265
充実する自己資本 p265
役員の異動 p265
2 大衆化の推進と業務の多様化 p277
大衆化路線の定着 p277
多様化する大衆化施策 p277
全国一の住宅金融公庫業務 p277
3 進む事務の合理化と機械化 p281
本部集中処理の進展 p281
自動振替の集中処理 p281
店頭体制の整備と事務の改善 p281
オフラインからオンラインへ p281
データ通信の発足 p281
4 外国為替業務の進展 p288
体制整備と人材育成 p288
業務分野と取扱い高の拡大 p288
マルク債の幹事銀行に p288
5 充実する人事施策 p291
能力主義人事の導入 p291
進む研修の体系化 p291
増進する福利厚生 p291
第3節 地元銀行としての当行 p296
1 コミュニティバンクへの道 p296
2 地域社会への貢献 p298
3 半世紀の風雪に耐えて p300
50周年の記念行事 p300
第3章 変貌する日本経済と当行―コミュニティバンクの理念掲げて― p304
第1節 高度成長から低成長へ p304
1 国際通貨体制の動揺と円切上げ p304
円切上げから変動相場制へ p304
円切上げ前後の経済情勢 p304
2 低成長時代への転換 p306
石油危機とインフレの高進 p306
戦後最大の不況へ p306
変化する金融構造 p306
3 神奈川県経済の変貌 p310
県内経済の成長鈍化と工業の伸び悩み p310
商業の進展 p310
変化する人口増加のパターン p310
地域開発の変貌 p310
地方財政の悪化 p310
第2節 発展を続ける当行の業容 p318
1 1兆円達成とその後の伸展 p318
1兆円への道 p318
中期計画の策定 p318
2兆円への挑戦 p318
新しい商品の開発 p318
役員の異動と増資 p318
拡充される福利厚生 p318
2 組織の活性化と人材育成計画 p326
地区本部制の導入と個人融資部の新設 p326
本部の課制廃止 p326
東京における本部機能の強化 p326
企画・推進部門の明確化 p326
人材育成計画の策定 p326
3 業務効率化の推進 p330
プロジェクトチームによる体質分析 p330
業務効率化委員会の設置 p330
3S委員会の答申 p330
教務効率化の展開 p330
人の効率化の推進 p330
4 地域に密着する店舗ネット p336
引続く他行店舗の県内進出 p336
地域開発に対応した県内店舗網の整備 p336
“動く銀行”―移動出張所の新設 p336
首都圏に広がる店舗網 p336
第3節 多様化する資金運用 p340
1 変化する融資構造 p340
融資環境の変化 p340
製造業の比重低下 p340
中小企業融資の伸展 p340
融資規制の展開 p340
2 パーソナルローンの進展 p344
住宅ローンの充実 p344
消費資金の多様化 p344
3 比重高まる公共資金 p347
第4節 総合オンラインの完成 p350
1 オンライン計画の推進 p350
オンラインまでの経緯と背景 p350
総合オンライン計画の策定 p350
システム開発室設置と事務センターの完成 p350
2 オンラインの実現 p353
オンライン転換体制の整備と推進 p353
総合オンラインの完成とその成果 p353
3 CDの導入とその後の普及 p355
当行独自のCD開発 p355
店舗外に進出するCD p355
NCSへの参加 p355
CDカードの推進とその普及 p355
第5節 国際化時代と当行の対応 p360
1 進む地域社会の国際化 p360
外貨準備高の急増と海外投資の伸展 p360
県内企業の国際化の動き p360
2 国際業務体制の拡充 p362
本部機構と海外店舗 p362
業務体制の拡充と業績の伸展 p362
第6節 地域とともに歩む当行 p366
1 コミュニティバンクの理念と活動 p366
コミュニティバンクの展開 p366
地域社会貢献委員会の設置 p366
新しい業務分野の開拓 p366
地域のプロジェクトへの参画 p366
2 開かれた銀行めざして p369
コンシューマリズムの台頭と企業批判 p369
サービス推進担当取締役の設置 p369
小冊子「コミュニティバンク」の発刊 p369
地域社会との対話を求めて顧客部を新設 p369
第7節 吉国頭取の就任と新たな飛躍へのスタート p373
1 吉国二郎第7代頭取に就任 p373
頭取の引継ぎ p373
吉国頭取の就任 p373
2 伊原会長・吉国頭取体制下の経営 p375
コミュニティバンクの理念を貫く p375
2兆円の達成とその地固め p375
3 伊原会長の死去 p378
関係4団体で合同葬 p378
伊原会長時代の業績 p378
新たなる決意 p378
第4章 転換期の銀行像を求めて―コスモプランと60周年― p382
第1節 安定成長への道 p382
1 国際協調の高まり p382
変動相場制の定着 p382
国際通貨安定への努力 p382
円高と貿易摩擦 p382
2 国債大量発行下の経済 p386
揺れ動く財政・金融政策 p386
国債増発と金融機関 p386
3 変化する経営環境 p389
競争の激化と経営効率の悪化 p389
新金融効率化行政の展開 p389
第2節 コスモプランの実現めざして p393
1 コスモプランの策定へ p393
地固めから新たな飛躍へ p393
コスモプラン策定の背景 p393
コスモプランの概要 p393
コスモプランのスタート p393
2 業容拡大と基盤強化の諸施策 p400
取引基盤の強化 p400
国際化施策の進展 p400
戦略的な店舗展開 p400
3 経営体質強化の諸施策 p408
活力ある組織づくり p408
第2次総合オンラインへの移行 p408
計画的人事運用の展開 p408
収益管理の強化 p408
地域社会への貢献 p408
役員の異動と増資 p408
4 コスモプラン下の当行の業容 p415
総預金3兆円を突破 p415
資金運用の変貌 p415
飛躍する国際業務 p415
第3節 60周年を迎えた当行 p421
1 当行を支える60年の歴史 p421
2 “Big Jump 運動”の展開 p423
3 60周年記念事業と行事 p425
4 創立60周年を迎えて p427
資料 p429
現況 p429
60年の歩み p457
営業店の沿革と現況 p515
資料文書 p605
財務諸表 p647
年表 p679
あとがき NP
題字 吉国二郎 NP
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