日本電信電話公社東京電気通信局『東京の電話 : その五十万加入まで. 中』(1961.03)

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目次項目 ページ
刊行の辞 NP
口絵(小学教科書と電話) 巻頭
目次 NP
昭和の東京電話(成長期) p1
一 帝都復興完成と電話近代化の進展 p1
1 復興東京に続々生まれる自動式電話局 p1
震災復興を完成した帝都東京 p1
自動局第二陣は「丸の内」「日本橋」「九段」「大塚」「芝」 p8
最新式市外交換機―三号大型 p18
即時通話の開始はまず大森から p23
東京―神戸に長距離ケーブルが完成 p29
「三田」「赤坂」が開局し「浅草」も自動式になる p35
2 経済不況下の電話サービス p42
“緊縮”に翻弄される拡張計画 p42
新加入を勧誘してあるく電話局員 p49
利用に映ずる不景気と世相 p55
四角になった昭和型の公衆電話 p61
社会不安と逓友同志会 p68
昭和の交換手は“電話事務員” p74
3 郊外地の発展で周辺電話局が自動式に p84
国産機で生まれ出た「中野」自動電話局 p84
「千住」「荏原」も自動化して即時通話に p91
「銀座」「浪花」の自動改式と「根岸」の開始 p94
4 遠かった自動交換安定化への道 p101
試験担当にはホコリが大敵 p101
工具もそろわぬ保守業務の揺籃期 p109
こぎつけた事故率千分の五 p120
監査もようやく軌道に乗る p124
二 大東京の出現と躍進する電話のサービス・技術 p136
1 大東京は三五区、電話拡張は特別会計制下で p136
満州事変―東京は世界第二の巨大都市 p136
大東京市の電話需要 p143
「世田谷」「荻窪」の自動化と新市域即時通話の展張 p153
待望久しかった通信事業特別会計 p159
“電話の当選は二五人に一人” p165
2 開花期を迎えた電話施設の保全技術 p171
室戸台風と可搬充電車 p171
自動試験機と「東京電話区」 p178
市内装荷線輪と電蝕障害対策 p184
三号電話機と線路保全のあれこれ p192
3 即時・準即時で結ぶ大東京電話網 p208
“大東京”を追いかける周辺局群の自動化(蒲田・王子・田園調布・落合長崎・松沢・赤羽・大森) p208
近郊の町々へ準即時通話 p218
即時通話は「0《ゼロ》」発信の自動接続 p224
新市域を包括した「東京市電話番号簿」 p229
横浜回線に交流ダイヤル方式が登場 p231
4 国内通話対地の拡充と外地通話・国際通話 p236
充実した長距離電話網とその利用 p236
活発化する日本の国家活動 p241
東京の声は朝鮮・台湾・樺太そして満州へ p244
国際電話会社の設立と国際交換課 p251
広がりゆくアジア・欧米への通話圏 p258
世界の注視を集めた日満無装荷ケーブルの完成 p266
昭和の東京電話(戦時期) p275
三 日華事変と防衛通信体制への移行 p275
1 東京電話軍事化への曲がりかど p275
日華事変―移りゆく東京の表情 p275
臨時電話の便がひらける p283
救急車も呼べる一一九番 p289
通話局の拡充と一千個を越えた公衆電話 p294
2 大都市電話整備計画成る p304
規模雄大な大都市電話整備計画 p304
東京都市逓信局下の新工務体制 p313
電話が当たれば一攫千金 p319
混迷を続けた逓信労働運動 p328
3 めざましき昭和一二―三年の電話拡張 p334
めざましき昭和一二年度の拡張―「駒込」「大崎」「渋谷」分局の開始と「池上」「羽田」の自動化 p334
一三年度には「淀橋」「城東」が開局、「小石川」「板橋」「本田」も自動改式 p345
「中野」「荏原」「大森」を東京電話に編入 p354
臨戦体制下の開局は「深川」「築地」 p361
4 変更余儀なき大都市電話整備計画 p368
変更余儀なき電話整備計画 p368
銃後後援会と防空演習 p375
けなげにはたらく事変下の交換手たち p381
5 総動員体制下の東京電話 p388
国家総動員法下の統制時代 p388
電話統制で売買にも公定価格 p394
架設も移転も戦時緊要のものに限る p400
通話の完了率は低下の傾向 p408
交換機能もしだいに衰退 p415
私設交換は東京電話のパッキング p424
6 電話の内外に深まる戦時色 p431
重要加入者のための「特別至急通話」 p431
同軸ケーブルと超短波無線電話回線 p438
アルミ貨に悩まされる公衆電話 p442
「逓信訓」と「逓信報国会」 p445
四 太平洋戦争と東京電話再度の焼滅 p456
1 世界戦争への突入で東京電話は戦時編成 p456
日本、対米英戦に突入す p456
臨軍費のための電話料金の値上げ p467
機構の簡素化と、占領地へ行く電話人 p472
統制強化で電話資材も代用品ずくめ p476
回覧板でまわす電話の供出運動 p484
2 東京都政の出発と周辺電話局の大編入 p491
都政を施行した戦都東京 p491
『戦時における電話の特例』 p498
東京電話の敵前転回―周辺八局の市内編入 p508
苦悶《くもん》する東京電話の維持・保全 p515
3 危機せまる帝都に国防電話局出現 p523
中央電話局地下の『東京措置局』 p523
『国防電話局』は不壊《ふえ》の砦《とりで》 p529
疎開する東京と電話施設の防護対策 p536
4 東京電話、決戦体制に入る p543
通話の検閲と通信防諜《ちょう》対策 p543
動員学徒も徴用者も通信戦列へ p547
防衛通信工作隊とお役所工場 p554
市内通話は一〇銭、緊急措置で民間機器も回収 p559
5 東京空襲と二〇万電話の焼尽 p566
簡易電話所と電話動員令 p566
三月空襲―墨田局に散った花三一輪 p571
われらは通信義勇戦闘隊 p580
五月大空襲で三電話局が炎上 p592
終戦―電話はわずか一万六千 p602
付録 p613
1 統計 p613
2 年表 p617
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