(株)東京堂『東京堂百年の歩み』(1990.05)

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目次項目 ページ
刊行のことば 大橋信夫 NP
序章 創業前期 p4
1 緒言 p4
2 高橋家の郷里 p5
3 高橋家の家系と家業 p5
4 高橋家と大橋家 p8
5 大橋佐平と博文館の創業(明治一九年) p9
6 高橋新一郎の上京(明治二三年) p12
7 東京堂の創業準備(明治二三年) p13
第一章 高橋新一郎時代(明治二三―二四年) p16
1 東京堂の開業(明治二三年) p16
2 開業当初の売上げ(明治二三年) p18
3 書籍・雑誌の卸値と小売値(明治二三年) p20
4 男世帯(明治二三年) p23
5 組合加入と店売りの増加(明治二三年) p24
6 糶市と取引先出版元(明治二三年) p27
7 よく売れた雑誌と書籍(明治二三年) p29
8 高橋新一郎の帰郷(明治二四年) p32
第二章 大橋省吾時代(明治二四年―四四年) p36
第一節 取次業開始(明治二四―二五年) p36
1 大橋佐平と省吾 p36
2 省吾の上京(明治二二年) p37
3 省吾と博文館の広告(明治二二年) p38
4 取次業の開始(明治二四年) p39
5 明治二十年ごろの取次界 p40
6 博文館の販売組織と東京堂(明治二〇―二四年) p42
7 宣伝誌の創刊と営業方針(明治二五年) p43
8 東京堂取扱いの新聞雑誌(明治二五年) p46
第二節 日清戦争まで(明治二四―二八年) p53
1 出版業の開始(明治二四年) p53
2 社屋の全焼(明治二五年) p55
3 新築の東京堂(明治二五年) p57
4 文武堂の由来(明治二六年) p58
5 東京雑誌売捌業者組合の創立と省吾(明治二五年) p58
6 組合の雑誌協定売価表(明治二七年) p61
7 日清戦争と東京堂(明治二七―二八年) p65
第三節 拡張発展期(明治三一―三八年) p67
1 「雑誌世界」の創刊(明治三一年) p67
2 一手販売の拡張(明治三一年) p68
3 雑誌乱売防止の契約(明治三二年) p70
4 雑誌発送の苦労(明治三〇―四〇年代) p72
5 雑誌運賃の値下げ運動(明治三〇年) p74
6 高橋房吉夫妻(明治三二―三八年) p75
7 社屋の拡張(明治三五年) p76
8 『透谷全集』の出版(明治三五年) p77
9 明治三十年代中期の出版界(明治三四―三六年) p79
10 店員の増加と「東京堂規定」(明治三五年) p80
第四節 日露戦争以後(明治三八―四四年) p89
1 日露戦争後の出版界と東京堂(明治三八―四四年) p89
2 現金取引主義(明治三八―四四年) p92
3 東京堂と大市会(明治三八―四四年) p93
4 そのころの主な幹部(明治三八―四四年) p94
5 明治末期の店員の生活(明治三八―四四年) p96
6 晩年の大橋省吾(明治三七―四四年) p98
第五節 大橋省吾の逝去(明治四四年) p99
1 遂に起たず(明治四四年) p99
2 葬儀と墓誌銘(明治四四年) p100
3 かう子夫人の内助の功 p103
第六節 省吾時代の出版物(明治三二―四四年) p104
1 文武堂の出版物(明治三二―四四年) p104
2 押川春浪と志賀重昴(明治三三―四四年) p107
3 英学新報社の出版物(明治三四―四四年) p110
第三章 合資会社時代(明治四四―大正六年) p114
第一節 大野孫平の入社(明治四四年) p114
1 大野孫平入社の事情(明治四四年) p114
2 合資会社東京堂(明治四四年) p116
3 出版事業の休止と「早稲田文学」の発行(明治四四年) p116
4 社屋の改築(明治四四年) p119
5 帳簿の改良(明治四四―大正元年) p120
第二節 神田の大火と社屋の新築(大正二年) p122
1 大野、取次業界の改革をめざす(明治四四年) p122
2 二回目の神田の大火(大正二年) p124
3 新築の東京堂(大正二年) p126
第三節 雑誌の二組合設立(大正三年) p128
1 大野の雑誌組合私案(大正三年) p128
2 東京雑誌組合の設立(大正三年) p130
3 雑誌の定価販売(大正三年) p135
第四節 雑誌の発展と元取次の提携(大正三―六年) p139
1 元取次と雑誌社との契約書(大正三年) p139
2 買切り制から委託制へ(明治四二―大正六年) p143
3 講談社の抬頭と東京堂(大正三年) p145
4 元取次業者間の協定(大正五年) p148
第五節 書籍の販売活動(大正三―六年) p151
1 書籍の一手販売(大正三―六年) p151
2 「新刊図書雑誌月報」の発刊(大正三年) p155
3 大正初期の社員の生活(大正二―六年) p157
第四章 大野孫平時代(大正六―昭和一五年) p164
第一節 大正初期の出版界(大正二―一二年) p164
1 株式会社に改組(大正六年) p164
2 雑誌の興隆(大正二―六年) p165
3 大正期の有力雑誌(大正二―一二年) p168
4 書籍出版界の動向(大正二―一二年) p171
5 紙価の暴騰と雑誌の値上げ(大正三―九年) p174
第二節 定価販売と業界の諸問題(大正八―一二年) p178
1 書籍も定価販売を実施(大正八年) p178
2 雑誌の返品対策(大正九年) p184
3 雑誌取次業者の営業税免除(大正九年) p186
4 雑誌販売店の距離制限(大正一一年) p188
5 雑誌輸送の協定(大正三―一二年) p189
第二節[第三節] 出版事業の再開と親睦会(大正八―九年) p191
1 東京堂の出版事業再開(大正九年) p191
2 事務室の拡張、親睦会の発足(大正八年) p194
第四節 関東大震災と東京堂の復興(大正一二―一五年) p197
1 三回目の社屋全焼(大正一二年) p197
2 雑誌界の善後策(大正一二年) p201
3 罹災雑誌の代金決済(大正一二年) p203
4 講談社の『大正大震災大火災』の功績(大正一二年) p206
5 新社屋の竣工(大正一二―一三年) p208
6 震災後の東京堂の出版物(大正一三―一五年) p210
第五節 「キング」の創刊と四大取次の確立(大正一四―一五年) p213
1 「キング」の創刊とその影響(大正一四年) p213
2 至誠堂の破綻と大東館の創立(大正一四年) p217
3 四大取次の時代となる(大正一四年) p219
4 大正末年の東京堂の社員(大正一五年) p221
第六節 円本時代前後(大正一五―昭和四年) p223
1 「東京堂月報」の発刊(昭和二年) p223
2 円本のはじまりと東京堂(大正一五年) p225
3 円本全集の氾濫(昭和二年) p228
4 円本発送の苦心(昭和二年) p230
5 円本の衰退と功罪(昭和三―四年) p233
6 東京堂の新規取引規定(昭和三年) p235
第七節 錦町営業時代(昭和三―八年) p239
1 本社社屋の新築(昭和三年) p239
2 東京堂堂歌の制定(昭和三年) p240
3 小売部の新築と常設展示場(昭和四年) p243
4 再び雑誌時代となる(昭和五年) p245
5 東京堂『出版年鑑』の刊行(昭和五年) p248
6 役員の改選(昭和二―一〇年) p250
7 創立四十周年記念(昭和六年) p250
8 昭和初期の東京堂の出版物(昭和二―七年) p251
第八節 九段下に本社社屋竣成(昭和八―一二年) p254
1 本社・卸部の九段下移転(昭和八年) p254
2 新社屋の概要(昭和八年) p256
3 資本金三百万円となる(昭和九年) p258
4 美装本・限定版の刊行(昭和八―九年) p259
5 『日本文学全史』の刊行(昭和一〇―一四年) p261
6 「東京堂通信」の創刊(昭和一一年) p263
第九節 社員教育と親睦会(大正八―昭和一六年) p264
1 東京堂教習所と実践商業学校(大正八―昭和一六年) p264
2 東京堂の寄宿制度(大正一三―昭和一六年) p270
3 東京堂体操倶楽部(昭和二―一六年) p272
4 東京堂親睦会の変遷(大正八―昭和一六年) p276
第五章 戦時統制時代(昭和一二―二〇年) p282
第一節 戦時下の東京堂(昭和一二―一五年) p282
1 事変と用紙の統制(昭和一二―一五年) p282
2 荷造包装紙の払底と対策(昭和一二―一五年) p286
3 出版販売界の伸展(昭和一二―一五年) p289
4 大陸への進出(昭和八―一五年) p292
5 ベストセラー『死』と『獄中の記』(昭和一四―一五年) p296
6 職務規定と部課長制度(昭和一四年) p299
第二節 創業五十周年を迎える(昭和一五年) p303
1 記念祝典と慰霊祭(昭和一五年) p303
2 当時の役員と社員(昭和一五年) p307
3 当時の営業所と寄宿舎(昭和一五年) p315
4 大橋勇夫の入社(昭和一五年) p316
第三節 出版新体制と東京堂(昭和一五―一六年) p319
1 日本出版文化協会の創立(昭和一五―一六年) p319
2 日本出版配給株式会社の創立(昭和一五―一六年) p324
3 「日配」と東京堂の立場(昭和一五―一六年) p327
第四節 新しい出発―転換期―(昭和一六―二〇年) p331
1 大野孫平の社長就任(昭和一六年) p331
2 取次廃業と新出発(昭和一六年) p332
3 大橋勇夫の専務就任(昭和一七年) p334
4 「東京堂月報」の終刊と「読書人」の創刊(昭和一六年) p337
5 戦時中の出版物(昭和一六―二〇年) p339
6 出版社の統合と用紙実績の買収(昭和一九年) p342
7 『世界美術図譜』の刊行(昭和一八―二〇年) p344
8 空襲の激化と営業の休止(昭和二〇年) p346
第六章 大橋勇夫時代(昭和二〇―四二年) p352
第一節 戦後の復興(昭和二〇―二五年) p352
1 戦争終結と営業再開の準備(昭和二〇年) p352
2 小売部の開店(昭和二一年) p354
3 「日本出版法」とGHQの検閲(昭和二〇―二四年) p355
4 用紙欠乏下の東京堂の出版物(昭和二一年) p360
5 活発化した新刊活動と外売の再開(昭和二二―二三年) p363
6 日配の閉鎖と新取次の誕生(昭和二四年) p365
7 東販の創立と東京堂(昭和二四年) p367
8 『鴎外選集』と「明治大正文学研究」の創刊(昭和二四年) p371
9 創業六十周年懐古の集い(昭和二五年) p373
10 翻訳出版と『世界文芸辞典』(昭和二五年) p375
第二節 辞典出版へのスタート(昭和二六―三二年) p377
1 第二次「読書人」の創刊(昭和二六年) p377
2 『民俗学辞典』毎日出版文化賞を受賞(昭和二六年) p381
3 『全国方言辞典』と辞典出版へのスタート(昭和二六年) p383
4 小売部売場の拡張(昭和二八年) p384
5 多彩な辞典出版(昭和二七―二九年) p387
6 赤坂元取締役の逝去(昭和二九年) p390
7 『国語学辞典』と辞典のロングセラー続出(昭和三〇―三二年) p392
8 前会長大橋省吾の逝去(昭和三二年) p396
9 出版部、錦町の新社屋に移転(昭和三二年) p397
第三節 大橋勇夫の社長就任(昭和三三―三七年) p398
1 大野会長と大橋社長の就任(昭和三三年) p398
2 大野会長の長寿祝賀会(昭和三三年) p399
3 『平安遺文』と『ギリシャ・ローマ演劇史』の受賞(昭和三三年) p403
4 『日本の気候』と理工系辞典(昭和三三―三五年) p405
5 『自然主義の研究』と『日本農耕文化の生成』(昭和三三―三五年) p407
6 社屋の改造と小売部の再拡張(昭和三四―三五年) p409
7 『源氏物語事典』全二巻の完成(昭和三五年) p411
8 『日本考古学辞典』の刊行(昭和三五―三七年) p413
第四節 大野会長の逝去とその前後(昭和三八―三九年) p415
1 大野会長の急逝(昭和三八年) p415
2 晩年の大野会長(昭和三八年) p417
3 大野夫妻の墓誌(昭和四四年) p419
4 役員の補充(昭和三八年) p423
5 名著の完成と辞典の労作(昭和三八―三九年) p424
6 平沢取締役の逝去(昭和三九年) p426
7 東明会と東友会(昭和二八―三八年) p428
第五節 子会社創立と大橋社長の逝去(昭和三九―四二年) p430
1 東京堂書店と東京堂出版の創立(昭和三九年) p430
2 新会社の活動(昭和三九―四二年) p433
3 大橋勇夫社長の急逝(昭和四二年) p436
4 大橋社長の葬儀(昭和四二年) p437
第七章 岩出貞夫時代(昭和四二―平成二年) p444
第一節 岩出貞夫の社長就任(昭和四二年) p444
1 岩出社長就任と役員の変更(昭和四二年) p444
2 岩出社長の構想(昭和四二年) p446
3 「書店」と「出版」の新役員(昭和四四年) p447
4 「書店」と「出版」の活動(昭和四三―四四年) p448
5 創業八十周年を迎える(昭和四五年) p450
6 岩出社長の欧米知識産業の視察(昭和四五年) p451
7 吉祥寺支店の開設(昭和四五年) p452
8 『鎌倉遺文』全四十二巻のスタート(昭和四五年) p453
9 東京堂書店の展示即売会(昭和四六―四七年) p455
10 東京堂三社の役員変更(昭和四六―四八年) p457
11 『類義語辞典』と『土師式土器集成』(昭和四七―四八年) p458
12 石油ショック下の出版物(昭和四九年) p462
13 岩出社長の高層ビル構想(昭和四九年) p465
14 東京堂千代田ビルの起工式(昭和五〇年) p466
15 『書道辞典』の完成(昭和五〇年) p469
16 『東京堂の八十五年』を刊行(昭和五一年) p471
17 澄田譲の取締役就任(昭和五一年) p475
18 『故宮歴代法書全集』全三十巻の刊行(昭和五一年) p475
19 東京堂千代田ビルの上棟式(昭和五一年) p477
第二節 東京堂千代田ビルの竣工(昭和五二―五三年) p480
1 東京堂千代田ビルの定礎式(昭和五二年) p480
2 東京堂千代田ビルの竣工式(昭和五二年) p481
3 東京堂千代田ビル落成披露パーティ(昭和五二年) p485
4 東京堂千代田ビルの建築概要(昭和五二年) p491
5 東京堂三社の役員変更(昭和五二年) p494
6 〈東京堂の辞典〉二〇〇点に達す(昭和五二―五三年) p495
第三節 東京堂錦町ビル・神田ビルの竣工(昭和五三―五五年) p498
1 東京堂錦町ビルの竣工(昭和五三年) p498
2 東京堂出版の移転(昭和五三年) p501
3 東京堂の増資と東京堂三社の役員変更(昭和五三―五四年) p502
4 吉祥寺支店の閉店(昭和五三年) p503
5 大橋勇夫元社長の十三回忌(昭和五四年) p504
6 東京堂書店の催し物(昭和五四年) p505
7 東京堂書店青葉台の開店(昭和五四年) p506
8 『国語学大辞典』と『古筆大手鑑』(昭和五四―五五年) p507
9 創業九十周年を迎える(昭和五五年) p511
10 東京堂三社の役員変更(昭和五四年) p513
11 東京堂神田ビル竣工(昭和五五年) p514
12 東京堂書店の綾瀬店の出店(昭和五五年) p517
第四節 東京堂神保町第二ビル・第一ビルの竣工(昭和五六―五七年) p518
1 東京堂神保町第二ビルの竣工(昭和五六年) p518
2 東京堂書店の新築と新店舗開設準備(昭和五六年) p520
3 『東京堂用字用語辞典』と『妖怪事典』(昭和五六―五七年) p521
4 東京堂神保町第一ビルの竣工式(昭和五七年) p526
5 東京堂神保町第一ビルの概要(昭和五七年) p528
6 東京堂書店神田本店の開店準備(昭和五七年) p529
7 東京堂書店神田本店の披露パーティ(昭和五七年) p530
第五節 東京堂神田本店の開店(昭和五七―六一年) p539
1 東京堂書店神田本店オープン(昭和五七年) p539
2 澄田譲、東京堂書店・東京堂出版の社長に就任(昭和五七年) p541
3 東京堂書店「文化サロン」の催し物(昭和五七年) p542
4 大橋幸子夫人の逝去(昭和五八年) p544
5 『カードマジック事典』と「篆刻」の創刊(昭和五八―五九年) p545
6 東京堂書店の外商部門分離(昭和五九年) p550
7 〈東京堂の辞典〉三〇〇点を超える(昭和六〇―六一年) p551
8 東京堂朝霞倉庫の竣工(昭和六一年) p555
第六節 大橋信夫の社長就任(昭和六二―平成二年) p556
1 大橋信夫、東京堂図書販売・東京堂書店の社長に就任(昭和六二年) p556
2 東京堂書店、日本文芸家協会の協力により「文芸書コーナー」開設(昭和六二年) p557
3 『瀬戸内海方言辞典』と『海洋大事典』(昭和六二―六三年) p559
4 『日本古墳大辞典』の刊行(平成元―二年) p563
5 大橋信夫、東京堂・東京堂出版の社長に就任(平成元年) p567
6 創業百周年を迎えて(平成二年) p568
出版物刊行一覧 p570
あとがき 福島光行 巻末
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