日清紡績(株)『日清紡績六十年史』(1969.12)

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目次項目 ページ
序文 桜田武 NP
序文 露口達 NP
監修の言葉 土屋喬雄 NP
口絵写真 巻頭
第一章 創立前史 p3
第一節 輸入防圧産業 p3
在来綿業をゆさぶる p3
始祖三紡績の出現 p4
政府の育成奨励策 p5
ガラ紡の出現 p7
第二節 近代紡績の誕生 p8
大阪紡績の発足 p8
設立ブームを誘発 p10
紡績の成長条件 p11
第三節 輸出産業としての基盤 p13
操短と輸出産業 p13
国産綿花から輸入綿花へ p17
インド航路と輸入関税 p20
職工の争奪問題 p21
輸出産業となる p23
第四節 企業集中と多角経営 p24
操短と輸出奨励金 p25
企業大合同 p27
綿布も輸出産業 p31
清国への資本進出 p32
第二章 創業時代 p37
第一節 日露戦後の好景気 p37
第二節 当社設立までの経過 p39
設立への動き p39
おもな人脈 p43
殺到した株式の応募希望 p47
第三節 創立と工場建設 p60
創立総会 p60
起業目論見書の内容 p62
工場敷地の手当て p67
最新鋭の設備 p69
工場建設の進展 p71
人的体制の整備 p74
第四節 工場の運転開始 p79
一部運転開始 p79
全運転の開始―開業式 p83
第五節 苦難の創業期 p88
販売の状況 p88
創業期の業績 p90
第六節 きびしい経営環境 p93
ブームの反動期に入る p93
操短を繰り返す p95
七大紡績に集中 p99
苛酷なニュー・エントリーの条件 p100
第七節 失敗と苦悩の道 p103
第二工場建設問題 p103
京都工場の入手 p105
最高経営陣の変動 p109
大水害に襲われる p111
第六次操短に参加 p114
佐久間専務倒れる p117
佐久間の苦悩 p118
会社の内情 p120
第八節 田辺支配人から宮島専務へ p122
田辺取締役支配人の出現 p122
安部幸兵衛、会長に p126
利益の過少性 p127
根津の改革申入れ p129
株主委員を選出 p131
ガス、電力の自社供給廃止 p132
原綿問題 p134
日比谷から融資を仰ぐ p135
宮島専務の出現へ p136
第九節 宮島の引出し工作と排斥運動 p138
宮島と東京紡績 p139
尼崎紡、東京紡を合併 p141
宮島への説得工作 p145
社員の「会社防衛」運動 p149
開業記念写真帖より p151
第三章 確立時代 p161
第一節 大戦の初期と紡績業界 p161
第二節 宮島専務による改革 p165
冗費節約 p165
特異な人員整理 p169
営業規則等の制定 p171
金融問題解決への手掛かり p174
第三節 黒字経営に転ずるまで p176
大正三年下期の赤字決算 p177
大正四年上期の黒字決算 p183
第四節 無配から八分復配へ p186
業界好況へ向かう p187
原綿思惑の成功 p188
大正四年下期の復配決算 p189
本社工場にチフス発生 p191
第五節 高岡紡績の買収と本社第二工場の建設 p192
高岡紡績の歴史 p192
買収の経緯 p198
本社第二工場を建設 p203
第六節 未曾有の好況と当社の業績 p205
戦時景気最盛期に入る p205
終戦と戦後の景気 p208
紡績業の大飛躍 p211
当社、莫大な利益をあげる p214
第七節 東京紡績設立・織布兼営の開始・洪水事件 p218
東京紡績株式会社の設立 p218
織布兼営の開始 p225
二度目の大洪水による本社工場被災 p228
第四章 発展時代(一) p235
第一節 戦後景気下、宮島専務の社長就任 p235
大戦後の好況 p235
紡機輸入の遅延 p236
日本橋出張所の発足 p237
宮島専務、社長に就任 p238
第二節 中国への進出と名古屋工場建設 p240
中国への進出 p240
名古屋工場の建設 p244
第三節 大戦後の反動とその対策 p250
激しかった投機 p250
大反動来る p252
業界の立直しに大活躍した宮島社長 p255
綿糸布総解合いに進む p259
紡績業の底力発揮 p261
第四節 反動不況下の発展 p263
混乱期の営業 p263
日本橋出張所の人員増加問題 p265
東亜製麻の経営に乗り出す p266
日新染布を子会社とする p267
創立十五周年を祝う p269
第五節 岡崎紡績を合併 p270
福沢元専務の斡旋 p270
合併して岡崎工場となる p273
第二工場の建設 p277
第六節 宮島社長の外遊 p277
第七節 名古屋工場操業を開始 p285
反動不況を乗り越えて建設再開 p285
主力工場となる p286
第八節 高岡工場のチフス禍 p288
第九節 青島工場操業開始 p291
紡機ようやく入荷 p291
「宝船」の誕生 p295
第十節 関東大震災による被害 p297
本社第一工場全壊 p297
日本橋出張所の焼失 p302
第十一節 復旧のあゆみ p306
本社業務を芝、名古屋で再開 p306
各工場から救援 p308
本社工場の復旧 p310
第五章 発展時代(二) p319
第一節 東京紡績を合併 p319
関東大震災による打撃 p319
合併し西新井工場となる p322
第二節 青島工場にストライキ起こる p327
大正十四年のストライキ p327
昭和四年のロックアウト p331
第三節 名古屋出張所、大阪出張員詰所の開設 p334
名古屋出張所の開設 p334
大阪出張所の前身 p336
第四節 浜松工場の建設 p342
北浜村の誘致運動 p342
主力工場の建設 p346
開業式と綿糸裸渡し制度 p348
第五節 本社工場にストライキ起こる p350
左翼活動家による秘密裡の工作 p350
不穏分子が工場乱入格闘となる p352
警察の仲介で円満解決 p354
スポーツ盛んとなる p356
第六節 昭和の金融恐慌と合理化 p357
金融恐慌と当社の業績 p357
機械設備の改善 p361
経験派と理論派の協調 p364
原価管理と標準動作 p365
慎重な原綿購入 p367
労働時間の短縮 p368
第七節 川越紡績の委任経営と帝国紡績の買収 p369
川越工場の前史 p370
戸崎工場の前史 p372
第八節 京都工場の閉鎖 p375
京都工場閉鎖と浜松第二工場建設 p375
社債の発行 p377
第九節 深夜業の廃止と学校教育 p378
工場法成立のいきさつ p378
深夜業の廃止 p382
学校教育の本格開始 p384
第十節 不況時に実力発揮―五大紡の一となる p394
大阪出張所の成立 p394
五大紡の成立 p396
自発的に減俸、減給 p398
第六章 発展時代(三) p403
第一節 関税障壁を乗り越えて p403
満州事変後のわが国の情勢 p403
輸出の伸長とソーシャルダンピング問題 p404
各国の関税障壁 p407
印綿不買同盟および各種会商 p408
波に乗って好成績 p410
第二節 織布の拡充と晒加工への進出 p413
織布部門の拡充 p414
晒加工への進出―インドからの市場転換 p415
青島においても織布兼営 p422
第三節 富山工場の新設 p423
農村の工業化の一環 p423
広幅織物の輸出に苦労 p430
第四節 日清レイヨンの設立、合併 p433
わが国におけるレイヨン産業の発達 p433
多角化の一環としてレイヨンに進出 p437
日清レイヨンの設立―美合に工場建設 p438
苦悩の色濃い創業期 p444
技術導入と第二工場建設 p447
良質の製品完成 p451
当社の一翼となる p456
第五節 戦前の最盛期 p456
浜松第三工場の建設 p456
川越紡績の買収 p458
戦前の最盛期を迎える p460
第七章 戦争時代 p467
第一節 日華事変による青島工場受難 p467
排日運動盛んとなる p467
全従業員の内地引揚げ p469
暴徒による工場爆破 p472
再建―大利益をあげる p474
第二節 綿業統制の本格化 p481
外貨獲得―輸出に徹す p482
自主統制から直接統制へ p489
禁綿事件にまきこまれる p492
第三節 日本形染の系列化 p495
第四節 雑繊維の開発 p498
スフを中心とした更生糸 p498
科学研究所の設立 p502
第五節 宮島会長、鷲尾社長就任 p504
第六節 太平洋戦争と企業統合問題 p508
五〇万錘統合問題 p508
高岡、川越の操業休止 p512
倉敷紡績との合併話 p514
愛知物産組の買収 p518
一〇〇万錘統合―内外綿、湖東紡績を統合 p520
能登川工場残置事件 p527
能登川工場の前史 p529
第七節 工場の軍需転換 p530
設備供出を強制される p531
亀戸工場を軍に賃貸 p533
名古屋工場を三菱へ譲渡 p538
針崎、戸崎を三菱へ賃貸 p539
紡機等の供出事情 p542
第八節 飛行機の生産開始 p546
三菱に協力して飛行機部設置 p546
飛行機部美合工場 p552
飛行機部千種工場 p556
飛行機部川越工場 p558
浜松工場、電装品に着手 p560
富山工場に飛行機部疎開 p561
高岡工場を山武工業に貸与 p561
第九節 石綿事業への進出 p562
西新井工場、石綿事業に転換 p562
特許石綿および日本ブレーキを買収 p565
吉原に製紙工場買収 p569
第十節 野蚕事業 p570
雑繊維開発の一環 p570
戦後も愛用される p573
第十一節 国内関連事業の経営 p574
東亜実業株式会社 p575
日本農具株式会社 p576
日本特殊合板工業株式会社 p577
帝国熱処理株式会社 p577
理研護謨工業株式会社 p578
日化興業株式会社 p579
東京バリウム株式会社 p581
滝沢繊維工業株式会社 p581
三和レース製造有限会社 p582
第十二節 南方および大陸への進出 p583
大東亜共栄圏の拡大 p583
南方綿作の試み p585
セレベスで綿作開始 p587
ビルマでの綿作事業 p592
マニラ工場建設の挫折 p593
華豊鉄廠で武器製造 p597
富士織工廠の隆盛 p598
朝鮮で昭和精工経営 p600
第十三節 鷲尾社長の退任 p603
陸軍、労務査察班を結成 p603
鷲尾社長退任、顧問となる p604
戦時下の労務問題 p607
第十四節 戦争中の営業成績 p611
第十五節 戦災と八月十五日 p615
営業所、空襲で焼失 p615
各工場続々焼失、ついに敗戦を迎う p620
終戦当時の各事業場 p624
第八章 復興時代 p631
第一節 復興目ざして桜田社長就任 p631
一四万錘から再出発 p631
桜田専務、社長に就任 p635
第二節 各工場生産再開 p637
綿紡、戦後復興の中心を担う p637
能登川、高岡の復元 p640
第三節 軍需工場からの再転換 p642
針崎、戸崎の復元 p643
富山工場の火災 p645
加工工場として美合再建 p646
川越工場、製糸に着手 p651
西新井、化成工場として再建 p655
第四節 戦後復興期の営業活動 p657
不足ずくめと戦う p657
自主性の回復―競争激化 p659
苦しい経営が続く p661
事業部の設置 p663
第五節 吹き荒れた経済民主化措置 p665
制限会社、持株会社の指定を受く p666
「集排法」の適用を受く p667
内外綿からの要求 p671
第六節 押し寄せる新しい試錬 p672
特別経理会社となる p672
労働組合の発足 p674
第九章 飛躍時代 p683
第一節 朝鮮動乱をはさむ好況と不況 p683
設備拡張の展開 p684
名古屋工場再建方針 p687
第二節 拡張計画続々達成 p689
戸崎、富山、能登川中心に増設 p689
名古屋工場の再建 p692
島田工場新設へ p699
第三節 島田工場の新設 p701
島田市の誘致を受ける p701
大車輪の第一期工事 p705
紡績第二工場、織布工場の建設 p712
本社ビルの増改築 p714
鷲尾顧問の逝去 p715
第四節 二十年代の紡織加工技術 p717
紡績技術 p717
織布技術 p719
加工技術 p721
第五節 朝鮮動乱期の営業活動 p722
八割配当を行なう p722
非繊維部門も好況 p725
勧告操短始まる p726
売上減少と収益の堅実 p727
自己資本の充実 p730
第十章 革新時代(一) p735
第一節 激流に抗して好業績 p735
第二節 徳島工場の建設 p737
久々の化繊復元 p737
最新鋭工場の建設 p740
第三節 技術革新と高岡工場の閉鎖 p744
紡績部門の近代化 p744
織布加工部門の近代化 p754
製品の多種多様化 p756
高岡工場の閉鎖 p759
第四節 勧告操短への不満 p761
第五節 抜群の利益率を示す p766
「綿業斜陽論」を排して p766
非繊維部門も好調 p769
第六節 伊勢湾台風による打撃 p772
第七節 創立五十周年記念行事 p778
第十一章 革新時代(二) p785
第一節 きびしい内外環境と紡績業界 p785
「繊維新法」の施行 p786
貿易の自由化と輸出規制 p790
第二節 第一次五カ年計画 p793
第三節 紡績合理化進む p799
第四節 新需要開拓の道 p802
第五節 非繊維部門の拡充 p806
第六節 安定配当への道 p808
第七節 第二次五カ年計画 p811
第八節 宮島清次郎の逝去 p817
第九節 戦後の労使関係 p820
第十節 桜田会長、露口社長就任 p826
第十二章 現況とビジョン p833
第一節 業界の環境と当社の経営方針 p833
紡績業界の現況 p833
当社の基本方針 p838
第二節 四十年代への挑戦―藤枝工場の建設 p843
第三節 生産設備と生産活動 p853
紡織部門 p857
加工部門 p858
化合繊部門 p859
化成部門 p860
製紙部門 p862
工作部門 p863
印刷部門 p863
研究部門 p864
第四節 マンパワーの確保と人間開発 p866
優秀なマンパワーの確保 p866
簡明な職制 p869
企業は教育なり p875
安全衛生 p880
福利厚生 p883
ロング・コンサーン p886
第五節 営業活動の特質 p887
長期の見通し p887
繊維部門 p889
非繊維部門 p894
第六節 財務の特質 p895
抜群の利益率 p895
強靭な財務体質 p896
豊かな投資勘定 p898
株式状況 p899
第七節 多彩な関連会社 p901
新界紡織有限公司 p902
沖縄繊維工業株式会社 p903
日本形染株式会社 p904
恵美寿織布株式会社 p905
内外布帛製品株式会社 p906
東京キャプテン株式会社 p906
内外合繊株式会社 p907
清晃染色株式会社 p908
日本無線株式会社 p908
長野日本無線株式会社 p910
上田日本無線株式会社 p911
新日本無線株式会社 p912
日本高分子管株式会社 p913
東亜実業株式会社 p913
日本ポスタルフランカー株式会社 p915
株式会社ピーチ p915
榎本寝装株式会社 p915
日新ブレーキ販売株式会社 p916
甲子産業株式会社 p916
ローヤルレース株式会社 p916
東邦レーヨン株式会社 p917
第八節 自主独立の精神 p921
企業の自己責任 p921
不況カルテル問題 p926
スフ綿構造改善問題 p930
自主独立の精神 p935
紡績と自由企業 p937
年表 p943
付表 p977
資本金の推移 p980
株主数の推移 p981
大株主の推移 p982
戦後従業員数の推移 p983
紡機錘数の推移 p984
紡機台数の推移 p986
加工設備の推移 p988
人絹・スフ生産設備の推移 p988
財務諸表一覧 p990
一、 資本金および貸借対照表 p990
二、 損益計算書 p994
三、 利益処分 p998
四、 最近二ヵ年間の貸借対照表、損益計算書、利益処分 p1002
現存事業場略史 p1004
旧廃事業場略史 p1012
事業場の変遷一覧 巻末
役員一覧 巻末
参考文献 巻末
索引リスト
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