(社)日本綿花協会『綿花百年. 上巻』(1969.06)

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目次項目 ページ
綿花百年上巻細目次 〔1-〕3
序言 社団法人日本綿花協会理事長 香川英史 〔1-〕3
編者のことば 社団法人日本綿花協会専務理事 小川京一 〔1-〕6
参考図版 〔1-〕9
西洋古代の紡織 〔1-〕9
近代紡織の原型 〔1-〕10
天保年間(一八四〇年代)の日本の綿作(6葉) 〔1-〕11
在英時代の山辺丈夫氏 〔1-〕17
明治13年開催の共進会で綿作者の受けた賞状 〔1-〕17
明治時代の紡績工場(三重紡、尼崎紡) 〔1-〕18
明治中期の大阪紡三軒屋工場 〔1-〕19
明治期の綿花商社 〔1-〕20
昭和前期(一九三〇年頃)のインドの繰上工場 〔1-〕21
インドの奥地 〔1-〕22
第一部 綿花百年史 p3
〈前史〉 p3
一、明治以前の世界の綿作および綿業 p3
日本綿業の夜明け p3
当時の欧州綿業 p4
南北戦争と綿花 p6
欧州、綿花飢饉に悩む p10
日本からも綿花を輸出 p12
外の風に曝された日本の在来綿業 p13
運輸通信の発達と綿花取引の進歩 p14
大西洋横断海底電線の開通と先物取引の普及 p16
情報の組織化 p17
世界の綿作および綿業の起源 p19
二、明治以前の日本の綿作および綿業 p30
日本の綿作および綿業の起源 p30
江戸時代の綿作 p31
品質基準は坂上綿 p33
諸国産綿の出荷と地元消費 p35
諸国の台所・大阪の生い立ち p36
大阪の綿問屋 p38
株仲間の廃止と復興 p41
世界最古の綿花先物取引所の出現 p43
綿織物問屋・マニュファクチュアの発展 p46
徳川時代の遺産 p47
〈明治〉 p49
一、明治前期(明治元年―十五年) p49
明治維新と経済界の混乱 p49
居留地貿易 p54
輸出は一次産品・輸入は消費物資 p55
貿易商のはしり p56
直貿易への布石 p61
日本最初の機械紡績工場 p62
政府の綿業育成 p64
明治前期の内地綿作 p67
ガラ紡の発明 p68
綿花消費から見た先進綿業国 p69
綿花定期取引所の設立 p70
二、明治中期(明治十六年―三十年) p74
明治中期の経済の基盤 p74
一万錘紡績=大阪紡績の設立 p76
大規模紡績の設立相次ぐ p78
わが国最初の紡績操短 p81
綿糸輸出はじまる p83
水力から火力へ・ミユールからリングヘ p86
電灯照明、皇居に次いで紡績が採用 p86
綿花輸入増加と国産綿の衰退 p87
内外綿会社の設立と中国綿直輸入開始 p90
インド綿、米綿の輸入はじまる p94
日本綿花の設立と米綿直輸入開始 p95
三井物産の活動 p98
現地直買はじまる p100
邦船によるインド綿輸入開始 p102
当時の世界綿花生産事情 p104
一次産品生産国から離陸できた要因 p106
三、明治後期(明治三十一年―四十五年) p109
明治後期の内外情勢 p109
ブームと恐慌の繰り返えし=当時の経済界 p113
紡績の第二次増設ブームと統合の動き p120
当時の世界綿業の概況 p122
日露戦中/戦後の紡績業 p123
紡績資本の集中状況 p125
紡績操短の繰り返えし p128
〈綿糸輸出奨励金〉 p130
〈借金経営の傾向〉 p131
〈明治後期における紡績操業短縮の概要〉 p133
当時の世界綿花事情 p135
当時の世界綿花貿易高と日本の輸入高 p137
綿花輸入商社の活動 p138
江商合資会社の設立 p146
商社による在支紡績経営 p150
日本綿花同業会の設立 p152
神戸港綿花荷捌契約の締結 p155
この時期の労働事情 p157
明治の終末 p159
〈大正〉 p163
一、大正前期(大正元年―十年) p163
天佑の到来 p163
大正初年の内外情勢 p166
大戦景気=貿易経済の概況 p169
大正初年の綿業事情 p173
大戦中の綿業 p175
(一)利潤増大と新設統合 p179
(二)紡織業の発達と綿布輸出の増大 p181
(三)人絹工業の勃興 p182
(四)紡織機の自給と工場の電化 p182
(五)紡績の大陸進出 p183
大戦中の綿糸相場 p185
戦後のブーム p188
大正九年の大恐慌 p189
綿糸布総解合 p194
綿花輸入概況と相場の動き p198
綿花商社の活動 p201
大正期における綿花買付方法と輸入金融 p205
当時の米綿買付とつなぎ操作 p211
米綿公定標準の制定 p218
海外綿産国事情 p222
二、大正後期(大正十一年―十五年) p236
一等国日本 p236
大正後期の景気波動 p241
大正後期の綿業事情 p244
(一)操短の中断 p245
(二)日本綿紡・大商社の大陸進出 p249
(三)大戦後の経営合理化 p252
(四)関東大震災と綿紡の被害 p255
主要綿産国の綿花生産事情 p256
大正末期における中国の綿作と綿業 p259
綿花輸入概況と相場の動き p265
苦難期を迎えた綿花商社 p267
綿花の新供給源の開拓 p273
日本綿花同業会の活動と大阪三品取引所の綿花定期上場 p277
・大阪港揚綿花荷捌業務、同業会の運営へ p279
・カラチ積インド綿積取契約の締結 p279
・日本/アフリカ間直通航路開始を陳情 p280
・輸出組合法の成立 p280
日本綿業の産業貿易に占めた地位 p281
〈昭和〉 p285
一、昭和前期(昭和元年―十一年) p285
大戦への道ふたたび p285
(一)持てる国と持たざる国の対立 p285
(二)金融恐慌起こる p286
(三)蔣介石、中国を統一 p286
(四)世界大恐慌、日本を打ちのめす p287
(五)満州事変 p289
(六)金輸出再禁止 p289
(七)旧軍国時代の到来 p290
(八)ブロック経済・統制経済の進展 p291
(九)ファシズムの爆発 p292
綿紡、苦難に耐えて黄金時代築く p293
(一)概況 p293
(二)紡連の指導力発揮と操短 p294
(三)紡績生産原価に占める原綿価格の重要性 p297
(四)「安い綿花」は大阪で買え p305
(五)綿製品輸出、世界の王座占める p312
(六)インドの通商条約破棄と日本のインド綿不買断行 p312
(1)第一次日印会商 p316
(2)第二次日印会商 p318
(3)第三次日印会商 p319
(七)日本・エジプト会商ほか p320
(八)室戸台風と綿紡の被害 p322
(九)東洋紡と大阪合同紡の合併 p322
(十)紡織工程の改善 p322
(十一)日本綿業発展の原動力 p323
(十二)レーヨン工業の勃興 p326
大恐慌とニューデイル政策下の米綿需給 p326
米国以外の綿産増勢をたどる p329
大陸における綿作と綿業 p330
(一)中国における綿作と綿業の概況 p332
(二)朝鮮における綿作とわが国綿紡の進出 p332
(三)満州国における綿作と綿業の概況 p335
(四)海外綿作関係機関の設立 p335
・日満棉花栽培協会の設立 p335
・日本棉花栽培協会の設立 p337
・日伯棉花株式会社の設立 p337
現地法人商社の活動 p337
(一)日印会商前後の現地商社の活躍 p337
(二)第二次大戦とインド駐在員の引揚げ p341
(三)在米現地商社の活動 p343
走りに走った綿花商社 p345
(一)綿花輸入概況 p345
(二)綿花輸入商社の動向 p349
(三)「走り」売の必要性と危険 p359
日本綿花同業会の活動 p365
(一)恐慌対策 p365
(二)米綿標準会議への参加 p367
(三)インド綿不買と日印会商 p367
(四)綿花品質クレームの国内裁定の実施 p368
(五)紡連と同業会、綿花売買受渡に関する申合せを実施 p376
(六)綿花輸入統制の提唱をめぐる同業会と紡連の動向 p377
二、昭和戦乱期(昭和十二年―二十年)―日華事変から第二次大戦終結まで― p380
無理だった共栄圏構想 p380
日華事変はじまる p385
統制経済体制の強化 p386
受難期を迎えた綿業 p386
(一)原綿輸入の統制 p386
(二)原綿輸入の平準化 p388
(三)リンク制の影響 p391
三国同盟締結と南進政策 p395
(一)欧州大戦の勃発 p395
(二)日米開戦への道 p396
(三)インフレの昂進 p396
綿業、懸命に時局に対処 p398
(一)大戦の影響 p398
(二)逆境に処した綿花商社の努力 p399
(三)大陸における商社の活動 p400
(四)東南アジアにおける商社人の辛苦 p403
(五)紡績の自衛手段 p404
米国、一九三八年農事調整法を制定 p405
太平洋戦争 p408
紡錘八五七万錘、鉄屑と化す p411
「更生糸」「新興糸」 p415
綿花綿糸の配給統制 p415
戦時交易体制 p416
綿花輸入統制・綿作機構 p421
大戦、生産国の綿花滞荷を増大 p424
統計目次(上巻所載) NP
前史 p5
No.1 英国綿花輸入高(1731~1860) p5
No.2 欧州諸国の紡機錘数(1864) p6
No.3 米国綿花統計(1859~1868) p7
No.4 日本産原綿輸出高(1862~1865・文久2~慶応1) p12
No.5 江戸の繰綿価格の推移(1863~1867・文久3~慶応3) p13
明治前期 p58
No.6 日本の輸出入貿易高の推移(1868~1882・明元~15) p58
No.7 日本の綿花・綿糸・綿布輸入金額の推移(1868~1882・明元~15) p59
No.8 日本産原綿生産高および輸入高の推移(1876~1882・明9~15) p60
No.9 主要綿業国の綿花消費高の推移(1830~1895) p71
No.10 ニューヨークおよびニューオルリンズ綿花取引所定期取引年間出来高の推移(1871~1896) p72
明治中期 p85
No.11 日本の紡績設備・生産・貿易統計(1883~1897・明16~30) p85
No.12 日本の綿花輸出入高の推移(1883~1897・明16~30) p91
No.13 日本産原綿生産高の推移(1883~1897・明16~30) p91
No.14 連合紡績原綿消費高(1889~1892・明22~25) p97
No.15 国別綿花生産高(1889~1890) p105
明治後期 p115
No.16 日銀金利・東京割引日歩および兌換券発行高(明31~44) p115
No.17 ロンドン銀塊相場(1898~1912・明31~44) p117
No.18 わが国物価指数の推移(明31~44) p117
No.19 日本の外国貿易バランス(明31~44・1898~1912) p119
No.20 日本の紡績動向(明27~37) p123
No.21 世界紡績錘数(1896~1900) p124
No.22 世界紡績週間綿花消費高(1896~1900) p124
No.23 世界綿布輸出高(1882~1928) p125
No.24 綿糸紡績諸指標(明36~大正3・1903~1914) p127
No.25 主要紡績会社の地位(明36・大2) p129
No.26 世界綿花生産高(1902・明35) p136
No.27 世界商業綿需給バランス(1905~1914) p137
No.28 主要綿業諸国の綿花輸入量 p138
No.29 日本の綿花輸入高の推移(明31~44) p139
No.30 日本の綿種別輸入高の推移(明37~44) p139
No.31 年度別・商社別綿花輸入高(明34~44) p140
No.32 港別綿花輸入統計(明34~44) p143
No.33 日本の産業別発展の比較(明35・41) p147
No.34 物価と賃金の指数(明25~35) p158
No.35 世界の工業生産において各国の占める割合(1880~1913・明13~大2) p160
No.36 日本の輸出入高(明26.31.44) p160
大正前期 p170
No.37 日本の貿易規模(大正4年) p170
No.38 第一次大戦中の全国貿易額(大4~7) p171
No.39 物価の上昇 p172
No.40 工業会社重要産業別表(明41・大元) p174
No.41 世界綿業におけるわが国の地位(1913・大2) p175
No.42 わが国の綿布統計(大元~5) p176
No.43 わが国の綿糸統計(大元~5) p176
No.44 わが国の綿糸相場(大3~10) p177
No.45 日本の紡績統計(大元~5) p178
No.46 主要綿業国における綿紡績会社配当年率比較(1914~1920) p180
No.47 日本の綿糸紡織業の発展(大3~10) p180
No.48 日本の主要輸出商品の品目構成(大3~9) p181
No.49 日本の綿糸布輸出状況(大5~11) p182
No.50 日本綿業発展の足どり(大3~昭5) p185
No.51 わが国の綿糸および綿花相場(大3~9) p186
No.52 日銀東京卸売物価指数 p188
No.53 戦後恐慌時の綿花/綿糸価格指数(1920) p190
No.54 日本の綿種別輸入高(大元~5) p199
No.55 米綿収穫高・相場の変動(1911~17) p199
No.56 日本の綿種別輸入高(大6~10) p201
No.57 年度別・商社別綿花輸入高(大正年間) p203
No.58 港別綿花輸入統計(大正年間) p207
No.59 米綿の収穫・消費および輸出の推移(1914~1921) p223
No.60 ミドリング・アプランド綿(7/8インチ)平均相場(ニューヨーク)(1900~1930) p224
No.61 世界商業綿生産高(1909~1930) p229
No.62 世界綿花消費高(1920~1930) p231
No.63 世界米綿消費高(1920~1930) p231
No.64 世界インド綿消費高(1920~1930) p233
No.65 世界エジプト綿消費高(1920~1930) p233
No.66 世界雑綿消費高(1920~1930) p235
No.67 世界米綿需給統計(1920~1930) p235
大正後期 p243
No.68 わが国輸出入額の推移(大11~15) p243
No.69 紡績業における整理過程 p247
No.70 日本の在中国紡績工場および錘数(大正14年9月現在) p264
No.71 わが国紡績会社の原綿買付ポジション(大正14年1月末現在) p269
No.72 全工業製品生産額に占める繊維品生産額 p283
No.73 総輸出額に占める綿糸布輸出額とその比率 p283
No.74 総輸入額に占める綿花輸入額とその比率 p283
No.75 世界の綿花消費高(1921~1925) p283
No.76 綿花輸入額と綿糸布輸出額の比較(大11~15) p284
No.77 世界の綿紡錘数(1922~1925・大11~14) p284
No.78 日本の綿種別輸入高(大11~15) p284
昭和前期 p300
No.79 綿花、綿糸価格対前年騰落率対照表(大14~昭10) p300
No.80 日本の5大綿紡の経営規模(昭和7年末現在) p323
No.81 中国の綿花生産高予想 p333
No.82 在中国綿紡の国籍別工場数・精紡錘数・織機台数(1934・昭9) p333
No.83 中国綿紡の国籍別綿糸・綿布生産高(1934・昭9) p333
No.84 朝鮮における綿花生産高(1928~1937・昭3~12) p336
No.85 日本紡績の綿糸番手別比率(昭8~10) p349
No.86 日本の綿種別輸入高(昭元~11) p350
No.87 年度別・商社別綿花輸入高(昭2~14) p355
No.88 港別綿花輸入統計(昭2~14) p357
昭和戦乱期 p381
No.89 わが国輸入構成と国際的比較(1930~1934年・5カ年間平均) p381
No.90 紡績設備状況(昭12~15) p389
No.91 日本の綿花輸入高の推移(昭12~15) p390
No.92 世界綿花需給状況(1936~41) p391
No.93 わが国の仕向国別綿布輸出状況(昭12~15) p392
No.94 わが国の仕向国別綿糸輸出状況(昭12~15) p393
No.95 わが国輸出入額の推移(昭12~15) p394
No.96 国家財政歳出と軍事費(昭12~15) p397
No.97 日銀券の膨張とインフレーションの昂進(昭12~15) p398
No.98 軍需産業と非軍需産業の動向(昭15~19) p409
No.99 日銀卸売・小売物価指数の推移(昭16~20) p410
No.100 14企業体加入会社名 p412
No.101 わが国綿紡績業の動向(昭12~20) p414
No.102 終戦前における日本商社の南方諸地域繊維工業設備状況 p417
No.103 日本の商品別貿易額の推移(昭16~20) p418
No.104 わが国綿業貿易の地位(昭11~20) p419
No.105 日本の綿花輸入高の推移(昭16~20) p422
No.106 世界綿花需給統計(1940~46・昭15~21) p425
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