旭電化工業(株)『旭電化七十年史』(1989.07)

目次は見出しの階層(編・章・節・項…など)ごとに絞り込んで見ることができます。

… 資料編に詳細な情報があります。

目次項目 ページ
発刊によせて 旭電化工業株式会社取締役会長 吉田豊 NP
発刊にあたって 旭電化工業株式会社取締役社長 松井満 NP
口絵 巻頭
現況編 p1
現況口絵 p1
p33
新生・旭電化のめざすもの p39
1. 戦後期から30年代の経営 p39
戦後の尾久工場 p39
30年代の経営 p40
2. 40年代の経営の選択 p44
3大テーマの選択 p44
家庭用品分野からの撤退 p45
尾久の「オイル計画」 p47
鹿島における事業展開 p47
千葉進出計画 p49
鹿島新食脂工場の建設 p50
尾久転進の決断 p51
3. 50年代の新たな経営 p52
経営の再建体制 p52
完全雇用協定の締結と尾久跡地の売却 p55
生産体制の充実 p56
経営体質の改善(総合対策の展開) p57
4. 60年代の経営目標 p59
経営基盤の強化をめざして p59
油脂と化学品の渾然たる調和《鹿島工場》 p61
1. 鹿島への進出 p61
コンビナート進出の希求 p61
鹿島臨海工業地帯 p62
東部コンビナート構想 p63
第2次誘致企業として p64
コンビナートの骨格 p65
2. 画期的な電解センター構想 p66
化学品中心の立地 p66
鹿島電解構想 p67
第I期計画の具体化 p68
苦闘の建設工事 p71
コンビナート稼働にむかって p73
3. 壮大な食脂工場建設 p76
不況の中の鹿島コンビナート p76
新・食脂工場計画 p77
一貫工場に決定 p78
自社技術による建設計画 p79
石油危機を衝いて敢行 p80
食脂第I期工事の完成 p81
食脂第II期工事の完成、竣工式 p82
4. 充実・強化をとげる鹿島工場 p83
西工場の建設 p83
〓[○+カ]、塩化ゴム工場の建設 p85
脂肪酸、溶剤分別 p87
無機部門の強化 p90
座談会「鹿島工場建設を振り返って」 p91
独自の領域を追究する有機部門の拠点《千葉工場》 p97
1. プロピレンオキサイド(PO)をめぐって p97
PO国産化の嚆矢 p97
有機部門の基礎築く p98
最後の大型プロセス p100
日本オキシラン株式会社の発足 p102
2. 千葉進出計画のスタート p103
直酸法POへの対応 p103
PO誘導品の生産拠点に p104
エイエス化成株式会社の設立 p105
3. 大型化から多様化設備へ p107
千葉第I期計画(〓[○+C]I期〈ポリエーテル、界面活性剤プラント建設〉) p107
第II期計画(エポキシ樹脂、ポリエステル、工油ファインプラント建設) p109
第III期計画(PGプラント、〓[○+C]II期および研究中実験設備建設) p113
多様化と改善活動 p115
エイエス化成(株)、“旭電化千葉工場”としてスタート p116
全社一丸、苦闘に耐え抜き、完遂した大事業『尾久転進』 p119
尾久転進の意味 p119
1. 全面売却にいたる道程 p120
環境の悪化 p120
美濃部都知事の譲渡申し入れ p122
都内最後の跡地 p123
隅田川の浚渫工事 p124
2. 売買交渉の締結、工場の停止 p125
51.2.19の社長声明 p125
跡地構想をめぐって p126
東京都の労組への回答 p127
反対運動に新しい波 p128
完全雇用協定と売買契約 p129
完全雇用協定実現への道のり p130
3. 停止・解体そして撤去 p132
工場展開推進委員会から統括部へ p132
尾久工場の停止 p133
工場解体・撤去終える p136
水銀処理を汚染土壌の封じ込め p137
「豊かな時代」を迎え、他分野へ指向する研究開発部門 p140
1. 事業部制の時代 p140
2. 研究開発体制の変革 p142
3. 研究開発本部に力を結集 p144
4. 的をしぼって先端技術をめざす化学品 p145
開発姿勢の変化 p145
ユニークな新製品 p147
アグレッシブな研究開発を p148
5. 個別技術から複合ソフト化技術の展開をはかる食品 p151
技術基盤の変遷 p151
個別技術の追求 p153
花開いた溶剤分別 p155
垂直多様化製品 p157
今後の方向 p157
新戦略により強化充実した営業体制 p159
1. 新たな経営方針 p159
2. 各営業部門の足跡 p161
油脂部門の趨勢 p162
総合食品をめざす食品部門 p163
激動の波を乗り切った化学品部門 p169
座談会「石鹸・洗剤事業転進の経緯と思い出」 p175
沿革編 p187
写真で綴る旭電化の歩み p187
特別寄稿 p212
〈旭電化を語る〉 東海林武雄 p212
〈旭電化を語る〉 古山二郎 p213
序章 旭電化工業前史 p215
酸・アルカリ工業の黎明 p215
長い空白 p216
第1次世界大戦の影響 p217
東京電化工業所の設立 p218
第1章 旭電化工業の創設 p220
1. 第1次世界大戦末期のスタート p220
築地精養軒での大会同 p220
尾久工場の選定と着工 p222
創業当時の生産・技術的障害 p222
2. 波乱の戦後経営 p224
休戦そして輸入大攻勢 p224
硬化油事業への展開 p224
戦後恐慌と金融難の二重苦 p228
3. 垂直的多角化へ p230
再生への模索 p230
硬化油、石鹸業界の対立 p233
前人未踏の多角経営―硬化油から石鹸へ― p234
合成塩酸の製造 p237
第2章 激動、恐慌下の安定成長 p240
1. 工業近代化の機運に乗って p240
波乱の大正末、昭和初期 p240
関東大震災の影響 p242
2. 塩素利用技術の前進 p244
電解ソーダ工業の矛盾 p244
高度晒粉の開発 p245
塩素法による藁パルプ p245
液体塩素のパイオニア p246
農業薬品の製造開始 p247
3. 油脂部門の成長、拡大 p248
業績貢献度の高い硬化油、石鹸 p248
化粧石鹸への進出 p250
マーガリンへの進出 p251
グリセリン工業への参入 p252
4. 生産設備、電力供給体制の拡充 p254
電解設備の改造、集約 p254
電力供給体制の変革 p255
業績軌道に乗る p256
第3章 企業拡大と戦時統制の狭間で p259
1. 非常時、動乱の時代へ p259
軍需、輸出関連工業の勃興 p259
統制経済の進行 p261
2. 生産力拡大の道程 p264
自家発電設備の新設 p264
石炭、電力の統制と深刻な労務不足 p267
設備増強、フル操業へ p269
3. 塩素関連製品の多角化、高度化 p271
塩酸・高度晒粉・液体塩素の大増産 p271
藁パルプ関連製品の伸び p273
セロファンの製品化 p276
4. 大手激突の油脂加工業界 p277
原料油獲得競争 p277
戦時統制下の油脂製品 p281
グリセリン、脂肪酸の興隆 p282
めざましいマーガリンの伸び p283
5. 軍需傾斜の色彩濃厚に p286
金属マグネシウムへの参入 p286
関東電化工業(株)の設立 p288
有機合成品への進出 p289
第4章 軍需への傾斜と戦時の混迷 p291
1. 戦時体制を生きる p291
太平洋戦争勃発前後の統制強化 p291
圧迫される民需品 p293
労務の逼迫と労働力動員の実態 p296
青年学校・軍事訓練 p298
2. 海外進出の夢のせて p299
高雄工場の建設と終末 p299
南方油脂資源の開発 p304
朝鮮における金属マグネシウム生産 p306
奉天曹達株式会社の顛末 p308
3. 軍需会社に指定 p309
軍需会社法 p309
金属マグネシウムの終焉 p310
混迷するその他軍需品 p312
ついに終戦を迎える p313
第5章 廃墟からの復活 p314
1. 惨禍を乗り越えて p314
きびしい生産再開 p314
石炭事情の窮迫 p315
経済民主化・企業再建旋風 p317
新たな労使関係 p320
2. 賠償指定から解除まで p322
賠償指定工場に p322
賠償撤去に備えて p324
賠償指定解除の方向へ p325
3. 電解ソーダ工業の復興 p325
復興のための保護政策 p325
物流合理化の足跡 p326
電機設備の合理化 p328
水銀法電解の採用 p329
塩酸設備の拡充、合理化 p330
多様な薬品、塩化ゴム、可塑剤 p331
4. 飛躍する油脂部門 p333
マーガリンの復興 p333
石鹸の合理化と拡充 p335
5. 創立40周年を迎えて p337
第6章 化学工業新時代 p339
1. 昭和30年代の経営の方向 p339
経営体制の枠組み p339
大きい油脂部門の比重 p340
旺盛な設備投資 p342
2. 技術導入の成果 p344
東海電化工業株式会社の設立 p344
アデカ・アーガス化学株式会社の発足 p345
アメリカ・スウィフト社との技術提携 p347
3. 有機化学品部門の拡大 p348
増産をつづける可塑剤 p348
国産初のPO/PG p350
ワイアンドット社から技術導入 p351
界面活性剤の拡充 p352
エポキシ樹脂でも先鞭 p353
4. 油脂、石鹸洗剤部門の趨勢 p354
基礎油脂の増強 p354
食脂部門の強化 p356
石鹸から洗剤への潮流 p358
第7章 鹿島、千葉への進出 p361
1. 転換期を迎えた当社経営 p361
古山二郎の社長就任 p361
節目の創立50周年 p362
明石工場の建設 p363
鹿島への進出 p364
2. 家庭用品の新たな方針 p366
3大テーマの浮上 p366
家庭用品分野からの撤退 p368
オイル工場とハードバター p369
3. 千葉への進出、鹿島食脂工場の建設 p370
河井洋一の社長就任 p370
千葉計画のスタート p372
鹿島新食脂工場の建設 p374
4. 尾久転進への道 p377
尾久を取り巻く環境の悪化 p377
東京都の跡地買収計画 p377
暗礁に乗り上げた土地売却問題 p379
第8章 工場転換の大事業成る p380
1. 尾久工場の転進 p380
苦しい経営の中で p380
吉田豊の社長就任 p381
完全雇用協定の締結 p382
工場操業中止にむかって p383
尾久工場の解体撤去 p384
2. 生産体制を整える p387
保留事業の復活 p387
鹿島西、久喜工場の建設 p388
鹿島工場の体制整う p390
千葉工場の完成 p391
3. 経営体質の改善 p393
営業・研究開発の再構築 p393
「総合対策」の展開 p395
4. 宿願の復配、そして70周年を迎える p396
復配、松井満の社長就任 p396
70周年を迎える p397
資料編 p401
原始定款 p401
現行定款 p403
役員任期一覧表 p405
大株主一覧表 p407
株式分布状況 p407
組織図 p408
財務諸表 p410
売上高部門別推移 p413
従業員数推移 p414
従業員部門別構成比 p414
当社技術の流れ p415
製造工程図 p417
主要製品一覧表 p419
事業所・関係会社所在地 p426
関係会社の紹介 p428
年表 p439
主要参考文献 p467
あとがき p468
題字揮毫/取締役会長 吉田満 NP
索引リスト
PAGE TOP