日本ゼオン(株)『日本ゼオン二十年史』(1972.11)

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目次項目 ページ
発刊にあたって / 代表取締役会長 古我周二 NP
序 / 代表取締役社長 島村道康 NP
第1編 創業の時代―プラスチック時代のあけぼの― p3
第1章 わが国塩化ビニル工業の誕生 p3
第1節 プラスチック・エージと塩化ビニル p3
1. プラスチックの現代的意義 p3
2. 塩化ビニル樹脂 p5
〔特徴と用途〕 p5
〔製造法〕 p5
〔成形加工〕 p9
3. 塩化ビニル工業の技術的系譜 p12
〔発見後100年間の空白と基礎研究〕 p12
〔ドイツの塩化ビニル工業〕 p13
〔アメリカの塩化ビニル工業〕 p17
第2節 わが国プラスチック工業の誕生 p19
1. フェノール樹脂の移植と定着(明治44年~昭和12年) p19
2. 軍需の増大と熱可塑性樹脂の登場(昭和12~20年) p24
第3節 塩化ビニル企業化の先駆的歩み p30
1. その背景と発端 p30
2. 日本窒素肥料のニポリット(NIPOLIT) p32
3. 古河グループの足どり p36
〔さまざまな有機合成の研究〕 p36
〔古河理化研究所の基礎的実験〕 p37
〔横浜ゴムのパイロットプラント〕 p40
第2章 戦後の塩化ビニル工業と日本ゼオンの設立 p45
第1節 戦後の塩化ビニル工業 p45
1. 破壊から再生へ p45
2. 戦後の塩ビ市場 p47
3. 可塑剤と成形加工 p52
4. 通産行政と戦後プラスチック工業の復興 p56
5. 国際的技術格差と輸入問題 p61
〔戦中・戦後の技術レベル〕 p61
〔劣悪な国産樹脂と輸入の是非論〕 p64
第2節 古河系3社の動向とグッドリッチ・ケミカル社との提携交渉 p68
1. 古河系3社の動向 p68
〔企業化の動機とパートナーの発見:横浜ゴム〕 p68
〔スタッフ養成と立地条件の整備:日本軽金属〕 p70
〔3社協同歩調へ〕 p75
2. グッドリッチ・ケミカル社との提携交渉へ p76
第3節 日本ゼオン株式会社の設立 p83
1. 設立準備から設立へ p83
2. GC社との提携交渉の成立 p87
3. 技術導入の反響と反対運動 p90
4. 設立直後の経営体制 p94
第4節 導入技術による積極的活動の展開 p97
1. 蒲原計画と研究開発 p97
〔蒲原工場の建設と操業開始〕 p97
〔可塑剤の研究開発〕 p100
2. 創業期の営業活動 p101
〔「ゼオン」の輸入販売〕 p101
〔「ゼオン旋風」〕 p102
〔塩化ビニール協会の設立〕 p106
第3章 事業の統合化と拡充 p109
第1節 蒲原工場の拡張 p109
1. 月産500トンへの増設 p109
2. グッドリッチ・ケミカル社の対応 p112
3. 原料基盤の再検討 p114
第2節 新製品系列の増加と販売力の強化 p117
1. 新製品の生産開始 p117
〔ペーストレジンの生産開始〕 p118
〔レコード用レジンの開発〕 p121
2. 研究所の設立 p124
3. ロイヤリティ減額交渉の失敗 p126
第3節 高岡工場の建設 p129
1. 第2工場計画の発足 p129
2. 高岡工場計画の確定 p134
3. 高岡工場の建設 p138
4. 月産2000トンへの増設 p142
第2編 石油化学工業の発展と社業の飛躍 p147
第1章 当社の事業の拡大と石油化学工業の展開 p147
第1節 石油化学工業の成立と成長 p147
1. 石油化学工業の発足 p147
2. 石油化学工業の展開 p149
第2節 石油化学工業のもたらした機会と課題 p152
1. 合成ゴム事業への進出 p152
2. 合成ゴム事業の確立 p155
3. 塩化ビニルの原料転換 p157
第2章 合成ゴム事業への進出 p162
第1節 戦前のゴム工業の発達 p162
1. 天然ゴム工業の発達 p162
2. 合成ゴムの研究と開発 p163
3. 合成ゴム工業の確立 p164
4. わが国のゴム工業と合成ゴム p167
第2節 古河系各社における合成ゴム事業の歴史 p170
1. 戦前・戦中の研究と生産 p170
2. 戦後の動向 p173
第3節 当社の合成ゴム事業計画 p177
1. 合成ゴム計画の発足 p179
2. 古河化学構想 p182
3. 実行計画の策定 p186
4. 国策会社案との調整 p191
第4節 川崎工場の建設と操業 p195
1. 川崎工場の建設と操業 p197
2. 川崎工場の操業開始 p200
3. 中央研究所の設立 p204
第3章 塩化ビニルの原料転換 p208
第1節 塩化ビニル業界の不況 p208
1. 高岡工場の拡張 p209
2. 不況の到来とその対策 p213
3. 業界協調体制の確立 p217
第2節 塩化ビニルの原料転換 p221
1. 転機をむかえた塩ビ事業 p222
2. 原料転換計画の策定 p227
3. 当社の第3次増設計画 p232
第4章 汎用ゴムへの進出と徳山計画 p237
第1節 汎用ゴムへの進出 p237
1. 川崎工場の増設 p238
2. ABS樹脂の生産計画 p242
第2節 徳山計画の推進 p245
1. ステレオゴムの登場 p246
2. 技術導入認可に至る経緯 p249
3. 企業化計画の再検討 p253
4. GPBプロセスの開発 p256
第3節 徳山工場の建設 p259
1. 最終計画の策定 p259
2. 徳山工場の建設と操業 p264
3. ファーロン計画の中止 p268
第5章 経営体制の整備 p273
第1節 事業の成長と管理組織の充実 p273
1. 事業の成長 p273
2. 経営組織の整備 p275
3. 研究開発活動の拡充 p278
第2節 グッドリッチ・ケミカル社との関係の推移 p282
1. 両社の関係の基調 p282
2. 経営自立への指向 p285
第3編 国際化時代をむかえて p291
第1章 国際化時代の石油化学工業 p291
第1節 再編 成下の石油化学工業 p291
1. 日本経済の転機 p291
2. 資本の自由化と石油化学工業政策 p293
第2節 塩ビ・合成ゴム業界の動向 p296
1. 塩ビ第4次増設とモノマー調整 p296
2. 合成ゴム工業の動向 p301
第2章 塩化ビニル業界の再編成 p306
第1節 第4次増設計画 p306
1. 第4次増設計画の発足 p306
2. 再度の不況到来とその対策 p308
3. 技術選択の問題―GPA法対オキシクロリネーション法 p311
〔GPA法の開発〕 p312
〔GPA法対オキシ法〕 p316
第2節 GPAプラントの建設 p319
1. 当社の第4次増設計画 p319
2. 蒲原工場の閉鎖 p323
3. GPAプラントの爆発事故 p327
第3節 水島工場の建設と苫小牧への進出計画 p331
1. モノマーセンター構想の波紋 p331
2. 水島工場の建設 p334
3. 苫小牧計画の発足 p337
第3章 総合合成ゴムメーカーへの成長 p339
第1節 合成ゴム事業の拡大 p339
1. 徳山・川崎工場の増設 p339
2. ブタジエンの輸出とGPBプロセスの技術供与 p344
3. 企業と地域社会 p349
第2節 IR計画の推進 p351
1. IR計画の発足 p351
2. イソプレンをめぐる研究開発活動 p354
3. 企業化計画の決定 p357
第4章 自立経営体制への道 p360
第1節 事業の成長 p360
1. 業績の推移 p360
2. 資金凋達の問題 p363
第2節 グッドリッチ・ケミカル社からの独立 p366
1. 塩化ビニル技術援助契約の期限満了と株式放出 p366
2. 研究開発活動の展開 p373
第3節 自立経営体制の確立 p376
1. 長期計画の策定 p376
2. 経営組織の変更 p379
3. 生産性運動の展開 p382
むすび p385
〔資料〕 p387
〔関連会社〕 p435
〔年表〕 p447
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