ライオン(株)『いつも暮らしの中にLion : ライオン100年史』(1992.10)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
ごあいさつ 代表取締役社長 小林敦 NP
プロローグ p1
平安な義の実を結ぶか、たび重なる試練 p1
小林家再興を誓い合う兄弟 p1
石鹸工場「鳴春舎」で信頼を受ける p2
上海での石鹸製造の企ては一変して「鳴行社」へ p4
マッチ軸木の量産体制が北上川の洪水に p5
甥与助に支えられた富次郎の再出発 p6
健康と美を支えて―ライオン歯磨 p11
小林富次郎商店誕生 p11
小林富次郎商店、神田柳原河岸に誕生 p11
ファミリーの絆を中心に p11
良い品質で初めて認められる商品 p13
躊躇せず改良に着手する勇気 p13
宣伝は商品の肥料、商品の品質がよいときに効く p13
すべてを有機的に結合した販売活動 p14
高品質であることの証と訴求 p15
販売流通構築を兼ねて全国へ楽隊広告 p15
歯磨発売3周年記念企画の売出し大成功 p17
慈善券付歯磨で社会貢献を p17
品質向上とその維持努力 p18
関西市場を重視し大阪支店設置 p20
石鹸事業に決断を下す欧米旅行 p21
東洋への販売開拓を最後の仕事に p22
「従業員は協同者」が原点 p23
小林夜学校を開校 p23
墨田学園へとレベルアップ p23
小林富次郎商店の社風 p24
禁酒禁煙は健康維持と克己心の向上のため p24
ファミリー経営からの脱皮を目指し p25
徳治郎が実質的な経営を展開 p25
店則を制定し、安心、納得して働ける環境整備を p25
歯磨専業化へ邁進する二代富次郎 p27
「歯磨専業化」政策決定 p27
経営幹部を本店へ集約し中枢機能を充実 p28
「(株)小林商店」「ライオン石鹸(株)」の発足 p28
店則に継承した伝統の精神 p28
科学的マーケティングの始動 p29
口腔衛生活動は大正2年ライオン講演会で本格的に p30
緑川宗作に巡り逢えて可能になった啓蒙講演活動 p31
ライオン講演会の機関紙『ライオン・コスモス』発刊 p31
日本聯合歯科医会の啓蒙活動に無条件で援助 p31
「ライオン児童歯科院」で指導的活動を実践 p32
「ムシ歯予防デー」は8年間の意識醸成を要した p34
歯の刷掃指導が学校教育の表舞台に p34
市場を開拓する新製品開発 p35
チューブ入り煉歯磨の発売 p36
ライオン子供歯磨を初めて創製 p36
科学的歯刷子開発を奥村鶴吉の指導で実現 p36
念願かなって「ライオン歯刷子」になったのは昭和2年 p37
工場経営に革新的意思表示 p38
創業の地神田柳原河岸から本所へ移転 p38
近代的工場目指しテーラー・システム導入 p38
大震災に素早い対応、大阪分工場建設の大英断 p39
火災に強い東京工場建設 p40
新鮮な人材で新しい組織運営を p41
副社長・部長制導入で権限委譲 p41
未来を切り開きながらも歴史を伝承 p42
価格安定と店頭装飾指導が命 p43
値段協定会の実績で「ライオン会」にまとまる p43
取引制度導入で革新的流通政策を展開 p43
店頭装飾を重視し、専門的指導を行う p44
店頭指導が「ライオン親和会」を生む p45
社員の和・信頼の人間関係・挑戦の心 苦しい時代の社長小林喜一の経営 p45
小林喜一社長に、同時に山崎麻吉常務に p46
風通しのよい経営の実践として『ライオンだより』 p46
統制下でも忘れない挑戦の努力 p46
科学技術研究所を設立し怠らない研究技術開発 p48
戦時下でも挑戦的に新規活動 p48
報国の色濃く口腔衛生部を改組する p49
創業50周年の機会にライオンイズムを再確認 p49
新生によって新しい生活を p51
「健康であってほしい」の願いから戦後が始まる p51
敗戦によっても経営理念は変るところなし「商売は奉仕なり」 p51
「禁酒禁煙」が消える。自覚と責任尊重 p52
ライオン文化が芽を吹きだす p52
社内報『ライオンだより』の復刊 p52
終戦直後に開催した社内美術展 p52
「すみだ学園」開講 p53
ライオン親交会誕生 p53
ライオン健康保険組合が鹿島白十字病院内に結核病棟充実 p54
戦災犠牲者の慰霊祭を p54
工場に新しい息吹が p54
疎開工場で生産能力の確保 p54
労動組合が東京工場に誕生......厩橋支部 p55
新生の時代に「ライオン歯磨(株)」に p55
ライオン歯磨(株)へ社名変更 p56
株式を上場し開かれた会社に p56
5常務制の経営体制の採用 p56
新社是を制定し基本理念を再確認 p57
意志疎通を徹底する創造的運営 p57
新生ライオン歯磨(株)の門出に厳しい荒波 p58
ライオン菌薬工業(株)に夢託しライオン製薬(株)を解散 p58
他社に先を越される新製品開発 p59
研究開発体制を一新 全社の英知を新製品に p60
失敗を恐れない挑戦的な新製品関発 p61
生産体制を東京・大阪の2拠点化 p62
全国ライオン会連合会発足で販売体制が蘇る p63
「全国ライオン会連合会」誕生 p63
二代富次郎、全国ライオン会会員への感謝旅行 p65
営業政策の究極は販売店政策 p66
文化部が口腔衛生活動を再開 p67
専任部所[部署]が誕生し口腔衛生活動を新展開 p67
「口腔衛生部」と改称し新しい活動展開 p68
電波媒体を活用する販促宣伝 p70
民間放送がスタートして一変した宣伝 p70
経営刷新は経営の近代化で p71
副社長小林敦が誕生、頼もしい新鮮さ p71
革新コンセプトは「生まれ変わるライオン」 p71
経営刷新行動プログラムを長期経営方針で共通理解 p72
マーケティング情報収集に着手 p74
近代経営にマッチした知恵と推進力を持つ人材養成を短期間に p75
「ライオン歯磨」ではない新しい「ライオン歯磨」を創れ p76
経営刷新へ本格稼動 p77
山崎麻吉、会社再建のため奮闘 p77
将来の飛躍に向けての機構改革 p78
営業における革新実験を p79
平野四郎を迎え研究分野の革新 p81
「商品の生命は絶えざる研究に存する」 p81
第2次長計始動への最後の一押し p82
「ライオン魂」を説く社長三代小林富次郎 p84
新生ライオン歯磨(株)始動 100億円目指して第2次長計 p84
長計を前進させる経営体制構築 p84
新規事業構成比30%目標の第2次長計 p85
年度別の活動目標で全社に緊張感を p85
セグメンテーションで花開く歯磨 p86
「ホワイトライオン」の成功は革新努力のスクラムで p87
需要創造した「タバコラィオン」 p88
「スーパーライオン」が年賀はがきの景品に p89
口腔衛生のシンボル、「デンターライオン」の発売 p89
マスコミ商品として先鞭をつけた「ローリングライオン」 p90
BM社との提携でマーケティング志向を促進する p92
マーケティング視点重視の選択 p92
対等のパートナーとして認め合う提携 p92
「バイタリス」、「バン」発売で本格的多角化経営のスタート p93
日本LB(株)設立で業界随一の強力な総合販売網づくり p95
押し寄せる難題にもくじけないOTC薬品事業 p96
テスト結果で基本から見直す「バファリン」 p96
本格的事業活動開始に打撃を与えた商品トラブル p97
「ワールドエンタープライズ」への第一歩、合弁会社LBMの設立 p98
BM社との合弁会社設立で多くの波及効果 p99
インスタントプディング「ママプリン」で始まる食品事業への挑戦 p99
ライオン粧薬(株)と東洋棉花(株)に支えられて食品事業部が活動開始 p99
日本最初のインスタントプディング「ママプリン」発売 p99
流通構築で苦労の連続 p100
生産設備充実が経営計画の決め手 p101
煉歯磨時代到来の準備 p101
臨時建設部で小田原工場建設を推進 p102
小田原工場チューブ供給の生産性向上を支える相模容器(株)設立 p102
マスプロダクション方式に移行する歯刷子生産 p103
長期生産体制が明石工場竣工で完成 p104
マーケティングを機軸にした経営へ変身 p104
BM社との提携を絶好の機会とする p105
「4つの力」の一つに「マーケティングの力」を p105
マーケティング部誕生初代部長島田政郎、分担役員は常務吉田佐四郎 p105
販売現場に浸透させるマーケティング課長を本支店に p106
トータルマーケティング体制への組織づくり p107
市場安定への流通組織構築 p107
歯刷子の取引制度が「ローリングライオン」で誕生 p108
ライオンサービス(株)設立で直販体制をバックアップ p109
「ホワイトライオン」で海外事業構築 p109
戦後の海外事業第1号、マレーシアライオン p109
海外事業部の独立採算制を目指して p110
「ホワイトライオン」で現地海外事業戦略を促進 p111
沖縄では儀間本店一店に絞り込む重点主義 p112
ライオン歯科衛生研究所を口腔衛生活動のセンターに p112
財団法人「ライオン歯科衛生研究所」で社会貢献 p112
東京歯科診療所は世界で4番目のセンター p113
目黒にライオンファミリー歯科センター p113
箱根ワークショップは歴史的な成果を上げる p113
小児歯科学研究者育成の「富徳会」設立 p114
卓越した政策と深い人間関係 p114
企業イメージを鮮明に、社会の中で拡大・高揚 p114
満足する結果をみた第2次長計 p115
新社長小林敦 国際競争に果敢に立ち向かう p116
マーケティング経営で国際企業への成就を p116
夢が大きい創業80年の姿、500億円を少数精鋭で p117
希望の星食品事業に難題の波 p117
ライオン食品(株)設立で積極性の意思表示 p118
マコーミック社と提携し食品分野への本格的参入 p118
食品事業推進本部の事業充実促進も実らず p119
ライオン食品(株)500万円に減資 p120
「チクロ使用禁止」に直撃された「ママプリン」 p120
45年を再出発の年として事業の建直しを図る p120
合弁会社MCL設立で食品事業の確固たる基盤を p121
トイレタリーは新流通構築が最重要課題 p122
流通経路の明確化で「再販制度」 p122
社長陣頭指揮の流通政策推進本部、「ライオン営業部」構築 p124
卸店と同一価値観の活動を目指してライオン営業部発足 p125
共栄共存のための革新努力 p127
ライオン営業部の質的向上に努力 p128
製品開発・事業開発をマーケティングと一体化で p129
推進本部制で始まる開発体制の戦略化 p129
形式重視から実質的戦略重視への転換 p130
歯磨・歯刷子推進本部の成果が45年に結実する p130
多角化部門が期待を裏切る第3次長計 p132
第3次長計目標を360億円に下方修正 p132
資本自由化までに多角化部門に安定した力を p133
LBM経営を自主的に p133
LBM運営に大変革、A.ヨシザワ専務の就任 p134
LBMで「カーメン」ウイッグを市場導入 p134
経営感覚をリフレッシュ、長計7原則 p135
新規事業開発、多角化事業に重点を置く第4次長計 p136
待望の衛生材料分野への進出 p137
アンネ(株)に経営参加 p137
衛材品事業部として販売体制を一本化 p138
薬品事業を流通拡充から商品拡充へ p139
「バファリン」強化はBMS店設置と再販から p139
バファリン会を創設 p140
新分野と流通開発に挑戦 p140
既成の殼を砕いて経営にダイナミズムを p142
「戦略型経営」を志向し目標管理と経営審議会をリンク p142
目標の自主設定と自己管理 p142
ダイナミック経営志向で課制廃止 p143
職制・職位を改革して意識革命を徹底 p143
R&Dに優先投資、研究技術の拡充計画は3年で達成 p144
R&Dの近代化は47年に始まる p144
研究技術部門長期3カ年計画として推進 p145
石油危機で企業の社会性再認識 p146
「よい商品を提供する」これこそ社会に貢献する道 p146
地婦連によるライオン製品ボイコット p149
価格改定以降も苦しんだ経営 p150
省資源化で歯刷子をペーパーケース入り p151
新しい価値観に対応する経営 p152
新思考企業活動は経営理念の再認識に始まる p152
幅広いブレーンを必要とする経営計画策定 p154
CI活動の実践で経営理念を行動の規範に p155
「有用性を問われた歯磨」に対策本部を設置 p159
営業部政策の仕上げは当社の責任 p161
ライオン営業部政策の完成に努力 p161
ポスト再販の市場管理に向けて新販促管理体制 p162
取引価格を三段制とする新取引制度 p162
システム化で機能的な流通構築を p163
企業体質改善に向けてLDプラン(TQC)の実践 p165
LDの目標はデミング賞受賞でなく実質的な効果 p166
LDのシンボル的存在としての「品質保証システム」 p167
経営力が必要になったTQC p168
合併に向けて厳しい準備を p168
清潔な生活を目指して―ライオン油脂 p173
村田亀太郎との共同出資で「合資会社ライオン石鹸工場」を設立 p173
釜焚きから始める竹井俊郎の教育 p174
竹井俊郎、職を賭けて経営改革を意見具申 p174
ライオン石鹸(株)を設立し竹井俊郎に任せる p175
独立独歩の子会社で油脂事業の改革遂行 p175
船出した途端に原料の大暴落で赤字転落 p176
差別化ポイントを明確にした「植物性ライオン洗濯石鹸」の開発 p176
経営改善策は洗濯石鹸に重点化 p177
改良研究のなか新技術が生まれる p177
商品育成のため小売店直取引に踏み切る p177
事業の基本は安価・安定的な原料調達 p178
硬化油工業化技術の完成 p179
醤油油の精製研究からエチルアルコールの分溜技術を開発 p179
投げ出したくなる関東大震災の災い p180
資本金を越える損害をこうむる p180
昭和3年にやっと大震災から脱出 p181
全購連の要望に応え粉石鹸を開発、品質本位で好評 p183
専売店制度で流通の信頼を p183
総合油脂加工メーカーへの脱皮を目指す p184
硬化油自給で一貫生産体制を選択 p185
平井新工場で一貫生産体制 p185
全購連の支援で硬化油原料確保 p186
消費者啓蒙を目指してライオン洗濯科学研究所 p187
科学的研究と啓蒙実践で社会に貢献を p188
日本化成工業(株)と提携し総合油脂メーカーに飛躍 p189
日本化成工業(株)の提携で三菱系のバックアップを p190
ライオン油脂株式会社に社名変更 p190
資原開発がサバイバル策となる戦時下 p191
醤油油の利用技術の活用から切削油事業へ進出 p191
イカの内臓から油とアミノ酸 p192
原毛洗浄廃液のラノリン利用で洗剤 p192
航空潤滑油開発に成功するも終戦で花開かず p193
配給制度下でも共存共栄を模索 p193
ジャワで石鹸・マーガリン工場経営を軍より受託 p194
新社長小林寅次郎「社是の実践」を宣言 p195
企業再建整備法による経営基礎整備 p196
経営陣の強化 p196
戦後の物資不足に貢献する北海道事業 p197
工場建設と大量生産で戦後の食糧事情改善に協力 p197
各地の漁業団体と共存共栄を p197
加工分野への業容拡大、油脂事業も着実に p197
北海道事業を傘下に収め、事業推進体制づくり p198
市場構造の変化に対応して「日本化学飼料(株)」に受け継ぐ p198
クーポン競争にも企業姿勢を p199
地域密着型の営業体制とライオン商事(株)とのスクラム p199
品質訴求と配荷期日の約束励行で信頼を p200
ライオン歯磨ビル内に大阪出張所を再開設 p200
各地で代理店会を開催し意思疎通を徹底 p201
互いに成長の「糧」にした労使紛争 p201
たび重なる経営危機、赤字転落からの再建 p202
戦後から脱皮する経営の質向上を目指して p202
朝鮮動乱で原料高の製品安に、資金繰りが極端に悪化 p203
原料油の暴落と仮需要の反動で致命的打撃を受ける p204
生き残るための必死の努力を開始 p204
ラインとスタッフを組織上分離し、営業活動の充実を図る p205
卸店との共存共栄の基盤、ライオン会の活性化 p205
都市型・地方型の流通構築で市場密着を p206
売上げ拡大は同行販売と店頭陳列から p207
給料分割と役員給与の減給も p207
希望退職者募集で78人と別れを告げる p208
28年下期待望の黒字経営に p208
拡大再生産による経営再建を p208
累積赤字を一掃し再建への自信を p210
『さぼん』を創刊し、新生ライオン油脂(株)の門出とする p211
苦しくても絶やさない「衛生普及」と研究開発 p211
家事科学課の設置で普及啓蒙活動が生き返る p211
食生活の衛生に貢献する「ライポン」 p212
非イオン界面活性剤「リポノックス」でケミカル事業に船出 p215
可塑剤DOPの事業化は市場予測の甘さで挫折 p215
歯磨用発泡剤の国産化成功とディスク式スプレードライヤーの完成 p216
英断「東芝油脂(株)と提携」 p216
大量消費・大量生産時代への経営基盤づくり p217
生産技術の充実から p217
「市場は合成洗剤で細分化」を基本認識に p219
合成洗剤の用途別多様化戦略は台所用洗剤の育成から p220
大量生産に向けて設備の増強と技術開発 p220
ヘビー洗剤市場への意気込み「ハイトップ」に結実 p221
ライト洗剤への挑戦は「アクロン」で実を結ぶ p222
住居用洗剤では苦戦 p223
工業品事業への挑戦開始 p224
生産設備充実の一環として「四日市合成(株)」を設立 p224
工業用油剤の基礎になる品揃え p225
工業品部を新設し販売体制を拡充 p225
生産体制の長期計画で総合的推進 p226
関東地域の生産拠点、東京工場の充実 p226
首都圏需要の急増で神戸工場を川崎工場に計画変更 p227
九州地域の生産拠点、九州ライオン石鹸(株)合成洗剤工場の建設 p227
少量品専用工場として中川工場開設 p228
経営の近代化は経営管理方式の改革から p228
本社機構の確立は責任と権限の明確化から p229
全社の能力が総合的に発揮される組織運営へ p229
組織改革をバックアップした「事務合理化」 p230
購売、売上業務処理からコンピューター化 p230
ライオン石鹸会を全国流通組織に p231
R&Dとマーケティングの相乗効果で大躍進 p231
新しい時代に「経営方針十カ条」宣言 p232
マーケティング実践のための体制を整える p232
競合との切磋琢磨の中から花開いた商品戦略「エメロン」 p233
マルチブランド化に踏み切るヘビー洗剤、「ブルーダイヤ」を尖兵に p236
ポスト「ライポンF」の役割を見事に果たした「ママレモン」 p237
新分野への挑戦開始 p239
「三強政策」で流通戦略展開 p240
三強政策でより強固な「共存共栄」を p240
「ライオン油脂製品部」を設置し政策展開へ p241
店頭管理力強化のため徹底したフィールド活動 p242
システム管理による物流の合理化 p243
サービスレベル向上と物流費低減を目指した物流システム p243
能力アップ、コスト低減と大阪工場の建設 p245
物流管理部を新設し総合的なシステム運用を p246
「品質と技術のライオン」を支える努力 p246
品質管理はQCサークル活動で充実 p246
平井地区を研究・技術のセンターに p246
包装分野の研究、合理化に挑戦する p247
ポリボトルの自家生産の研究で大きな成果 p247
専門性の向上とそれによる質の高いサービスを目指して p248
戦後の海外事業はタイから p249
ピンクシャンプーでサハ社と提携、海外進出スタート p249
社員の能力を引き出す仕組みづくり p251
スタッフの総合力を引き出す主任制 p251
資格制度の改定 p251
生活の充実のため福利厚生にも p251
清礎な中にも自信の創立50周年記念 p252
大きな転換期に新指導者 p253
新たな決意「静かに脱皮するライオン油脂」で多角化志向 p253
社長小林寅次郎の急逝 p255
本郷慰与男、社長に就任 p255
環境問題と安全性問題には意欲的に p256
公害・環境問題を委員会方式で p257
工場の環境対策にも意欲的に対処 p257
合成洗剤の安全性評価を公的機関で p259
泡公害から合成洗剤ソフト化へ p260
多角化でファインケミカルの事業充実 p261
ライオン・アーマー(株)の設立 p261
ケミカル事業の主役を狙った「カルプ」 p262
出光ライオン(株)、本州ライオン(株)の発足 p263
工場試運転で問題発見、しかし楽観視 p263
旭ライオン(株)を設立し、食品包装用を p264
市原ボトル(株)の設立につなげる p264
カルブ工業(株)を設立し、火を消さない p265
環境変化に耐えうる体質づくり p265
専務小林宏、意欲的に新しい経営センスを注入 p266
全員精鋭への挑戦、リフレッシュ運動の開始 p266
新社長小林宏、組織・機構の改革から p266
社内の活性化は有機的運用から p267
若手人材の登用で新組織の新感覚運営 p268
洗剤パニックを乗り越える p268
合成洗剤主原料も軒並み急騰 p269
洗剤パニックに緊急増産で p269
資材対策本部で臨機応変に p270
ヘビー3品20%の値上げ p270
香粧品などは値上げ後に行政指導で値下げ p271
ヘビー洗剤2度目の値上げ p271
石油危機の後遺症を乗り越える企業体質づくり p272
必死の打開策 p272
社会との調和・省資源時代対応を「新経営方針」で p273
社会との調和を求めて、無リン化の努力 p275
「商流・物流・情報流通」の一本化 p276
新三強政策の3つの柱 p276
ライオン石鹸会全国大会で新流通政策を p277
新設「流通推進部」が推進管理 p277
ライオン石鹸会を参加型の会に p279
体質の違いを乗り越え合併へ p279
いつも暮らしの中に―ライオン p283
企業の総合力向上のため歯磨(株)・油脂(株)の提携強化 p283
油脂・歯磨・BM3社連合をライオンハウスホールド(株)で p285
幅広い提携を求めて実質的な共同歩調 p286
提携から合併へのウォーミングアップ p288
ライオン製品スタート「動の和をもって商人に徹し、誠意をもって明日の流通を構築」 p291
ライオン精神「御客様のために」の共有化 p292
政策展開で流通の信頼を p293
「ライオン製品(株)ライオン会」発足 p294
新取引制度を導入し完全に一本化を果たす p295
店頭強化に向けて自ら動く体制 p295
54年は「燃えて前進、品質で勝負」 p296
ライオン(株)にふさわしい流通構築の努力 p298
AL長期経営計画で合併会社づくり p300
AL長期経営計画づくりで意思統一 p300
合併準備のキーワードは「社員の和、体質向上、財務改善」 p301
合併のバックボーンは「愛の精神の実践」と「商人の道に徹する」 p302
新会社づくりをCIで p302
研究分野での調和を求めて体制づくり p307
財務体質の改善 p308
合併への最後の準備は大合同始業式から p309
両社長手を組んで万歳、大同団結の意思表示 p309
AL合同管理職会議でリーダーシップの発揮を要請 p310
対等合併で合併契約書に調印 p311
戦略的目標管理指向の組織づくり p312
CI計画は「CI委員会」に引き継がれる p313
重要なのは公正な人事処遇 p313
21世紀を目指す獅子ライオン株式会社発足 p314
「積極的に行動する、自由闊達な社風を」会長小林宏の祝辞 p315
「社是・経営理念の実践と早期の合併効果を」社長小林敦の経営方針 p316
名誉会長三代小林富次郎の音頭で万歳三唱 p316
「新鮮かつ積極的な会社」ライオン会会長の激励 p316
新会社5カ年長期経営計画で意思統一〈成長力にはずみをつける5年間〉 p317
よい会社を目指した新製品開発 p318
消費者の価値観と製品開発 p321
研究資源の活用向上こそ合併効果に p324
社会貢献で企業イメージの浸透 p326
バレーボール小学生大会に企業イメージを重ねる p326
CFやキャラクターで一工夫するイメージアップ作戦 p327
システム化はマーケティング分野から p328
販売分野でのシステム化は合併前から準備 p328
LCMSは名古屋支店のテスト稼働から p329
販売店支援のための販促システム p330
流通サポートと情報化 p330
マーケティング支援・管理のシステム構築 p331
消費者相談を支援するピンポンシステム p332
システム開発はユーザー中心で p332
物流体制の新構築 配送機能から商品供給機能重視へ p333
物流体制の整合と方向づけ p333
合併効果を生む施策を p336
創業100周年を目指した戦略的長計「ATTACK100」を策定 p337
創業記念式典で発表「ATTACK100」 p338
新規事業分野への積極的挑戦 p341
藤沢薬品工業(株)から「ピコレット」を継承 p341
ZIPLOC商品でフードプロテクション事業が確立 p342
ペット事業を専門流通で p342
経営体質改革を目指し多角化事業の充実を p344
事業革新を図る薬品事業 p344
ユニーク商品にこだわる食品事業 p349
化学品事業本部の心意気「男の約束は守ろうじゃないか」 p352
アジア地域を重要視した国際事業 p356
生産性向上でオートメ化努力 p361
千葉工場新設でヘビー洗剤の需要対応 p361
オートメ化で生産性向上を p362
計画と現実との乖離に苦しむAT100 p364
転換戦略は「利益重視で、きめ細かいマーケティング」 p364
経営の健全化は市場に鋭敏なマーケティングから p365
経営のイノベーションに新手法 p367
「売れる体制づくり」 p367
企業体質を問われたペンタデカン事件 p369
生まれ変わる努力に満ちた小田原工場の20日間 p371
「すべては市場から出発する」 p371
目指す姿は「市場高感度企業」 p372
企業体質の改革を目指す「革新プログラム」 p372
中期3カ年計画と革新プログラム p374
他人任せでない利益責任システム p376
「公平、親切、活性化」を具体化する新人事活性化政策 p376
経営革新を支援するシステムのLOCOS p378
21世紀へ向けて飛躍するライオンへ p379
「社会的価値の高い企業」を目指す p379
環境対策をより積極的に p380
明日のライオンを担う油脂事業、坂出港より出帆 p381
「環境にやさしく、安全で、快適」がテーマの新製品 p383
天然原料の特長を引き出した製品開発 p383
ブラッシングに適した液状歯磨と歯刷子 p384
新時代に向けて取引制度を大改訂 p385
千葉工場で爆発事故 p385
「スパーク」の生産が中断、しかし万全の供給努力 p386
地味ながら「実」を重んじた創業100周年記念事業 p386
21世紀を展望し、世界の中で進むわが社の道を p391
資料編 p395
1. 現行定款 p396
2. 役員 p398
[1] 歴代社長 p398
[2] 旧役員 p400
[3] 現役員 p403
3. 資本金の推移 p407
4. 売上高と利益 p408
5. ライオン(株)組織 p410
6. 事業所 p411
[1] 本支店 p411
[2] 工場 p412
[3] 研究所 p412
7. 関係会社 p413
[1] 国内 p413
[2] 海外 p415
付録資料 p416
[1] オールライオンの年輪 p416
[2] 商品カテゴリーの進展 p422
[3] ブランドの進展 p424
[4] 事業の進展 p428
(1) 事業所、工場、研究所 p428
(2) 関連会社 p432
(3) 口腔衛生活動 p436
(4) 薬品事業 p438
(5) 食品事業 p440
(6) 化学品事業 p442
(7) 国際事業 p444
[5] 社会貢献活動 p446
[6] 教育と福利厚生の進展 p448
編集後記 社史編纂委員会 委員長 家山光雄 p450
参考文献 p452
索引リスト
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