日本特殊陶業(株)『日本特殊陶業株式会社60年史』(1997.03)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
60年史発刊にあたって 取締役会長 鈴木亭一 取締役社長 岡村鐘雄 NP
本編 第1部 大正10~昭和61年 p2
序章 創立まで(大正10~昭和10年) p2
モダニズムからナショナリズムへ p2
第1節 NGKスパークプラグ誕生 p4
1. プラグ国産化への道 p4
2. NG点火栓の完成 p5
3. 輸入品から国産品奨励へ p6
4. 陸海軍の指定プラグに p7
5. NGK点火栓の発売 p8
第1章 戦時体制下の船出(昭和11~20年) p9
戦時特需から国家統制へ p9
第1節 日本特殊陶業株式会社発足 p11
1. 設立計画 p11
2. 日本特殊陶業株式会社設立 p11
3. 森村系各社の系譜 p13
第2節 戦時体制下の10年 p15
1. 戦火拡大の中で p15
2. 軍需会社指定 p15
3. 空襲の激化と工場疎開 p17
第2章 終戦と戦後復興(昭和20~31年) p19
復興への道のり p19
第1節 ゼロからの出発 p21
1. 生産再開 p21
2. 終戦直後の自動車産業 p21
3. 特別経理会社の指定 p22
4. 増資と株式会社上場 p22
第2節 試練の道、そして飛躍へ p24
1. 労働組合の結成 p24
2. ドッジ・ラインと経営危機 p24
3. 朝鮮動乱と特需ブーム p26
4. 海外市場への第一歩 p27
第3節 製品開発 p28
1. スパークプラグの改良 p28
1) プラグ絶縁体素地の改良 p28
2) JIS表示許可とNIS規格の制定 p28
2. NTK特殊陶磁器の誕生 p28
第3章 積極経営の展開(昭和32~41年) p30
高度成長時代の到来 p30
第1節 会社基盤の確立を目指して p32
1. 業績の推移 p32
2. 本社社屋の新築 p32
3. 初荷の開始 p33
4. 国内販売・サービス網の拡充 p33
5. 伊勢湾台風の被災 p34
6. 小牧工場の建設 p34
7. 関連会社の設立 p35
1) 日特製作所 p35
2) 東海耐摩工具 p35
8. プラグ性能試験室の完成 p35
9. 経営陣の交代 p36
10. 松尾社長の急逝と星野社長就任 p36
第2節 海外への挑戦 p38
1. 輸出の伸展 p38
2. ブラジル特殊陶業の設立 p39
3. 米国NGKスパークプラグの設立 p40
第3節 製品開発 p42
1. スパークプラグ p42
1) NGKスーパー p42
2) ディーゼルエンジン用プラグ p42
3) 航空機用プラグ p42
2. セラミック製品 p43
第4章 国際化への道(昭和42~51年) p44
低成長時代への幕開け p44
第1節 国際化への体制づくり p46
1. 業績の推移 p46
2. 輸出の推移 p47
1) スパークプラグ p47
2) セラミック製品 p47
3) プラント輸出 p47
3. 海外生産・販売拠点の新設 p48
1) 駐在員事務所の開設 p48
2) マレーシアNGKスパークプラグ・サイアムNGKスパークプラグの設立 p48
3) 英国NGKスパークプラグの設立 p48
4) 米国NGKスパークプラグ製造の設立 p48
第2節 国内生産体制の増強 p50
1. 設備投資の推移 p50
2. 小牧工場の新増設 p50
3. 本社における設備投資 p51
1) コンピュータの導入 p51
2) 技術センター・プラグ性能試験室 p51
3) 本社プラグ工場(第2工場) p51
4. 宮之城工場の建設 p52
5. 関連会社設立 p53
1) 日和機器 p53
2) 日特運輸 p53
3) サカエ産業 p53
6. 国内販売・サービス網の拡充 p54
1) 営業拠点の拡充 p54
2) NGK特約店会 p54
7. 経営陣の異動 p54
1) 星野社長の急逝 p54
2) 水野社長就任 p54
3) 小川社長辞任 p54
4) 森村相談役への叙勲 p54
第3節 プラグおよび関連製品 p56
1. プラグ p56
1) スーパーワイドレンジプラグ p56
2) ロータリーエンジン用プラグ p56
3) Vプラグ p56
4) 電波雑音防止対策用抵抗入りプラグ p56
5) Aシリーズプラグ p56
6) ワイドギャッププラグ p56
7) 汎用エンジン用プラグ p56
8) 航空機用プラグ p56
2. プラグ関連製品 p59
1) 温度センサ p59
第4節 セラミックスおよび関連商品の開発 p60
1. トランジスタ用セラミックヘッダー p60
2. IC用セラミックパッケージ p61
1) 14リードICパッケージ p61
2) ラミネート(積層)パッケージ p61
3) LSIパッケージ p61
4) ガラスシールパッケージ p61
3. セラミック基板 p61
1) HA-97アルミナ基板・G-8グレーズ基板 p61
2) HA-995アルミナ基板・G-21部分グレーズ基板 p61
4. 多層セラミック配線基板 p62
5. 圧電セラミックス p62
1) ピエゾライタ p62
2) バイモルフ p62
3) 超音波振動子 p62
4) セラミックフィルタ p62
6. 切削工具 p63
1) サーメット工具 p63
2) セラミック工具 p63
3) コーティング工具 p63
4) チタンナイトライド工具 p63
第5章 低成長下での伸展(昭和52~61年) p65
深刻化する貿易摩擦 p65
第1節 半導体の追い風を受けて p67
1. 業績の推移 p67
2. 資本金の推移と資金調達 p69
3. 経営陣の異動 p70
1) 経営トップの交代 p70
2) 鈴木社長の就任 p70
3) 森村相談役逝く p70
4) 経営トップへの叙勲 p70
4. 会社創立50周年 p72
第2節 充実の国内 p74
1. 外製化促進と関連会社の設立 p74
1) 大口精機 p74
2) 東濃セラミック p74
3) 神岡セラミック p74
4) 可児セラミック p74
5) 武並セラミック p74
6) 飯島セラミック p74
2. 国内販売・サービス体制の拡充 p76
1) 大阪・名古屋事務所の新築と東京営業所の移転 p76
2) 販売・サービス網の新設 p76
3) NGKプラグの「トヨタ純正」再指定 p76
第3節 飛躍の海外 p79
1. 現地主義 p79
2. 駐在員事務所の開設 p79
3. 海外現地法人の設立 p80
1) インドネシアNGKスパークプラグ p80
2) ドイツNGKスパークプラグ p80
3) オーストラリアNGKスパークプラグ p80
4) カナダNGKスパークプラグ p80
5) 台湾NGKスパークプラグ p80
6) 南アフリカ生産拠点 p80
4. 海外現地法人の拡大 p82
1) ブラジル特殊陶業 p82
2) 米国特殊陶業の誕生 p82
第4節 プラグおよび自動車関連製品 p87
1. プラグ関連商品 p87
1) 電波雑音防止関連製品 p87
2) プラグ絶縁体素地(P-9・P-10) p87
3) グリーンプラグ p87
4) 長寿命プラグ(白金タイプ) p87
5) セラミックグロープラグ p87
6) QGS・QHS p87
7) 酸素センサ p87
8) 厚膜式チタニア酸素センサ p87
9) リーンバーンセンサ p87
2. 酸素センサ、「Q1賞」受賞 p90
3. ヒューズセンサ、発明協会全国表彰 p91
4. オールセラミックエンジンの試作 p91
5. セラミックターボチャージャーローター p92
第5節 セラミック製品 p93
1. ICパッケージ p93
2. サーディップ型ICパッケージ p94
3. セラミック基板 p94
4. 薄膜多層基板 p95
5. メタライズ製品 p95
1) シリコン整流器用容器 p95
2) 引出端子類 p95
3) 真空スイッチ用バルブ p95
4) トランジスタ用容器 p95
6. 産業機器用セラミックス p96
7. 圧電セラミックス p97
1) 圧電アクチュエーター(圧電積層体) p97
2) 圧電コンポジット(複合材料) p97
3) 圧電センサ p97
4) セラミックレゾネータ p97
5) ノックセンサ p97
6) 圧電ブザー・スピーカー p97
8. 切削工具 p98
1) サーメット工具 p98
2) セラミック工具 p98
9. その他のセラミック製品 p99
1) 静電機能セラミック p99
2) 湿度センサ p99
3) バイオセラミック p99
第6節 次代への布石 p101
1. ガス圧焼結窒化ケイ素の開発 p101
2. 新技術開発事業団からの委託開発 p102
3. 「船舶機器へのセラミックスの応用、断熱ディーゼル機関」プロジェクト p102
4. その他の研究開発プロジェクト p103
5. ファインセラミックスフェア p103
本編 第2部 昭和62~平成8年 p106
昭和から平成へ p106
バブルの崩壊と円高への挑戦 p106
第1章 環境変化と組織の変革 p109
第1節 経営方針の展開 p109
1. 1000億円企業を目指して p109
2. 中期経営計画「STEP3」 p110
3. 事業部制の導入 p111
4. 岡村社長の就任と円高対策 p113
5. 役員への叙勲と褒章 p115
6. 小林元副会長逝く p115
第2節 業績の進展および資金調達 p117
1. 売上高の推移 p117
2. 利益の推移 p118
3. 関連企業と連結決算の動き p119
4. 利益を目指す体制づくり p120
5. 投資拡大と資金調達 p121
第3節 グローバル化と内外拠点の充実 p124
1. 海外拠点の進展 p124
2. 国内拠点の充実 p126
1) 関連会社の設立 p126
2) 国内4工場体制へ p126
3. 国内出先の動向 p128
第2章 プラグ関連事業の展開 p130
第1節 プラグ事業部 p130
1. 自動車摩擦とその影響 p130
1) ボランタリープランと米国製NGKプラグの納入拡大 p130
2) 米加自由貿易協定と米国製プラグ輸出 p130
2. 海外拠点の拡大と現地化の推進 p131
1) ヨーロッパ特殊陶業の設立 p131
2) 友進工業の設立 p131
3) 中国事業室の設置 p131
4) 東南アジア・オセアニアにおける展開 p131
インドネシアNGKプラグ p131
マレーシアNGKプラグ p131
オーストラリアNGKプラグ p131
5) ブラジル産業界に根付いた伯陶 p131
3. 国内生産体制の強化 p135
1) 本社工場 p135
2) 小牧工場 p135
3) 宮之城工場 p135
4) 神岡セラミック p135
4. ヨーロッパにおける新車組付け品の拡大 p137
1) 欧州テクニカルセンターの設立 p137
2) 多極プラグの開発 p137
5. 進化するプラグ技術 p138
1) 絶縁体材質の変更 p138
2) 電波雑音防止と抵抗入りプラグ p138
3) 白金プラグと長寿命化 p138
4) グロープラグの採用拡大 p138
5) 航空機用イグナイタプラグ p138
6. 市販ルートの活性化と新商品プロジェクト p141
第2節 センサー事業部 p142
1. 北米排気ガス規制と酸素センサの開花 p142
1) 理論空燃比型酸素センサ p142
ジルコニア酸素センサ p142
チタニア酸素センサ p142
2) 全領域酸素センサ(UEGO) p142
2. セラミックセンサの設立 p145
3. 米国センサーの設立 p147
4. 欧州市場への酸素センサビジネスの展開 p149
5. 排気ガス対策と各種センサ p149
1) 温度センサ p149
2) ノックセンサ p149
3) QGS・QHS p149
4) 失火検知装置 p149
第3章 セラミック事業の展開 p153
第1節 半導体セラミック事業部 p156
1. 伸長するラミネートICパッケージ p153
2. サーディップ型ICパッケージの動き p154
3. 各種セラミック基板の変遷 p155
1) 厚膜用および薄膜用セラミック基板 p155
2) 超大型グレーズ基板 p155
4. 客先対応の迅速化 p156
1) 米国デザインセンター設立 p156
2) NEXT21プロジェクトの発足 p156
5. 事業部を支えるセラミックパッケージの新製品 p157
1) キャパシタ内蔵高機能パッケージの開発 p157
2) 水晶振動子用チップキャリア p157
6. 生産体制の強化と系列会社の動向 p159
1) 小牧第12工場新設 p159
2) 中津川セラミック設立 p159
3) 飯島セラミック p159
4) 可児セラミック p159
5) 武並セラミック p159
7. 品質保証体制の強化 p161
1) 外観検査自動化への取り組み p161
2) ISO9002認証取得 p161
第2節 応用セラミック事業部 p163
1. エンジニアリングセラミックの変遷 p163
1) セラミックターボチャージャーローター p163
2) セラミックタペット p1639
2. バイオセラミック p166
1) 骨補填材「セラタイト」 p166
2) ジルコニア製人工骨頭「セラヘッド-Z」 p166
3) アルミナ製人工骨頭「セラヘッド-A」 p166
3. 環境関連製品 p168
1) オゾナイザ p168
2) 湿度計 p168
4. 産業用セラミック製品の展開 p170
1) サイリスタ容器 p170
2) 真空スイッチ容器 p170
3) 半導体製造装置用部品 p170
第3節 機械工具事業部 p173
1. 相次ぐ素材開発と用途拡大 p173
1) セラミック工具 p173
2) サーメット工具 p173
3) 微粒子超硬コーティングチップ p173
4) NTKオリジナル商品の開発 p173
2. 海外市場の拡大と韓国NTK工具の設立 p176
3 生産体制の整備と新生産管理システムの導入 p177
第4節 圧電セラミックス事業部 p179
1. 移動体通信の発展とセラミックスフィルタの伸長 p179
1) ページャー(ポケットベル) p179
2) 自動車電話・携帯電話 p179
3) PHS・GSM p179
2. 誘導体共振器・誘導体フィルタの商品化 p182
1) 誘導体共振器 p182
2) 誘導体フィルタ p182
3. 伊勢工場新設と事業部の移転 p184
4. 用途広がる新製品 p184
1) 自動車用超音波センサ p184
2) スパークユニット p184
3) 超音波ホーン p184
5. 品質保証体制の推進 p186
1) ISO9000シリーズ認証取得 p186
2) フォードQ1賞受賞 p186
第4章 企業体質強化への諸施策 p188
第1節 研究体制の強化と新商品開発の促進 p188
1. 研究開発体制の強化 p188
1) 中央研究所(小牧・研究部) p188
2) 開発部 p188
3) 総合研究所 p188
2. 主要な研究課題の展開 p191
1) β-アルミナの開発 p191
2) 通産省・次世代産業基盤技術開発-ファインセラミックス研究開発プロジェクト p191
3) 通産省・サンシャイン計画-石炭ガス化技術研究開発プロジェクト p191
4) 通産省・300kW-CGT研究開発プロジェクト p191
5) 通産省・100kW-CGT研究開発プロジェクト p191
6) ANERI委託研究 p191
7) 高強度窒化ケイ素材料 p191
8) 情報通信分野の新商品 p191
3. 開発販売部 p197
第2節 グローバル化と特許戦略 p198
1. 知的財産管理の系譜 p198
2. 特許出願の傾向 p199
3. 特許の活用促進と情報システム化 p199
4. 商標権の管理 p199
第3節 品質保証体制の強化 p201
1. 事業部制と国際化への対応 p201
2. ISO9000シリーズの取得推進 p202
3. QCサークル活動からグループ活動へ p204
4. 検査工程の自動化と精度の向上 p205
第4節 生産技術の向上と設備投資の効率化 p206
1. 生産技術部の機能強化 p206
1) 設計の標準化 p206
2) CADの効率化 p206
3) 図面の5S化 p206
4) 設計効率の目標設定と管理 p206
5) IE手法を用いた改善 p206
2. 設備投資管理システムの強化 p208
3. 国内外への支援体制の強化 p208
4. 改善提案活動 p209
第5節 設備・環境管理の進展 p211
1. 工務部業務の展開 p211
2. TPM活動 p212
3. 環境保全活動 p213
第6節 資材システムの展開 p215
1. コスト低減と安定供給の強化 p215
2. 事業部購買と新資材管理システム p216
3. 資材調達のグローバル化と円高対策 p217
4. 外注管理施策と日特協力会 p217
第7節 情報化の進展 p220
1. オンラインネットワークの構築 p220
2. 生産部門の情報化 p221
第8節 人事施策の展開 p223
1. 労働諸条件の改定 p223
2. 人事考課制度の導入 p224
3. 研修制度を生かした人材開発 p225
4. 福利厚生施策の展開 p226
1) 施設の拡充 p226
2) 諸制度の改定 p226
3) 日特アルファサービス p226
5. 安全衛生の促進 p228
第9節 50周年を迎えた労働組合 p230
1. 労働組合の変遷 p230
2. 結成50周年祝賀会 p230
第5章 企業理念 p232
第1節 企業理念の策定 p232
1. 60周年を機に p232
2. ビジョナリー・カンパニーを目指して p233
第2節 創立60周年記念大会 p236
1. 船上での企業理念発表 p236
資料編 p240
本社・本社工場 p240
小牧工場 p242
宮之城工場・伊勢工場 p243
国内主要拠点 p244
海外主要拠点 p246
プラグ事業部 p2448
センサー事業部 p250
半導体セラミック事業部 p252
応用セラミック事業部 p254
機械工具事業部 p256
圧電セラミック事業部 p258
創立60周年記念式典・大会 p260
創業者 p262
歴代社長 p263
現役員 p264
原始定款 p266
現行定款 p268
役員任期一覧表 p271
資本金・株主数の推移 p272
株式の状況 p274
スパークプラグ生産実績 p275
スパークプラグ関連品売上高・輸出高の推移 p276
セラミック売上高・輸出高の推移 p277
総売上高・利益の推移 p278
財務諸表解題 p280
貸借対照表 p281
損益計算書 p298
主な子会社・関連会社 p309
従業員数の推移 p310
組織図 p311
労働組合歴代役員 p314
年表 p316
主要参考文献 p345
あとがき p346
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