新日本製鉄(株)名古屋製鉄所『躍進 : 銑鋼一貫20年史. 総合史』(1984.09)

目次は見出しの階層(編・章・節・項…など)ごとに絞り込んで見ることができます。

… 資料編に詳細な情報があります。

目次項目 ページ
発刊にあたって NP
発刊を祝う NP
口絵 巻頭
プロローグ p3
1. 新日鉄における当所 p3
2. 「鋼板《いた》」の名古屋 p4
3. 生い立ち p5
4. 今日の姿 p6
第1編 中部の期待を担って―東海製鉄の誕生 p11
序章 昭和30年代の日本 p11
1. “戦後は終わった” p11
2. 重化学工業発展の芽生え p12
3. 所得倍増計画と日本経済 p14
4. 中部圏の動き p15
第1章 製鉄所の誘致と東海製鉄の設立 p19
第1節 中経連による誘致活動 p19
第2節 富士製鉄、中部進出を決定 p23
第3節 別会社として設立 p25
第2章 工場建設に向けて p31
第1節 建設の基本方針と設備計画 p31
I. 建設の基本方針 p31
II. 設備計画 p32
III. 高能率を目指した工場レイアウト p36
第2節 立地の決定と誘致協定の締結 p38
第3節 官民あげての建設 p45
I. 漁業補償と埋め立て p45
II. 工業用水 p47
III. 電力 p50
第4節 冷延工場の建設と操業開始 p50
第3章 銑鋼一貫製鉄所の完成に向けて p53
第1節 新しい諸制度の導入と労働組合の芽生え p53
I. ライン・スタッフ制度の導入 p54
II. 資格制度と職能給制度の導入 p55
III. ハンドル交代制の実施 p56
IV. 完全連続操業の実施 p56
V. 生産労務懇談会と労働組合 p57
第2節 「37年不況」と建設工事の一時中断 p58
第3節 工事再開と釜石からの大量転勤 p60
I. 工事再開 p60
II. 釜石からの転出受け入れ p61
第4節 待望の銑鋼一貫体制が確立 p63
第5節 主要設備などの特色 p68
I. 工場全体の特色 p68
II. 主要設備の特色 p69
III. その他の特色 p72
第2編 GNPの飛躍とともに―700万t製鉄所の建設 p77
序章 昭和40年代前半の経済情勢 p77
1. 経済大国への歩み p77
2. 国際競争力の強化 p77
3. 需要業界の動向と鉄鋼業 p78
第1章 700万トン製鉄所への歩み p81
第1節 銑鋼一貫製鉄所の門出 p81
第2節 40年不況と当所の対応 p82
第3節 GNPの飛躍と当所の対応 p85
第4節 700万トン体制の確立 p88
I. 400万トン体制の完成 p88
II. 700万トン体制の完成 p89
第2章 量産と品種拡大要請にこたえて p91
第1節 「3C」時代への対応 p91
第2節 自動車の急増と第2冷延設備の稼働 p92
I. 製鋼部門 p92
II. 連続熱延工場の量産と品種拡大対策 p92
III. 第2冷延設備 p93
第3節 シルバーアロイの開発と錆びない洗濯機 p94
第4節 ドリンクブームとキャンスーパーの生産 p95
第5節 大型タンカー時代と厚板工場の稼働 p96
第6節 鋼管部門へ進出 p98
第3章 国際競争力の向上に向けて p101
第1節 鉄鋼業界の動向と当所の変遷 p101
I. 鉄鋼業界の動き p101
II. 当所の変遷 p102
第2節 東海・富士の合併 p103
I. 合併の背景 p103
II. 合併の経緯 p104
III. 合併にあたっての永野会長の挨拶 p107
第3節 新日鉄としての新たな旅立ち p108
第4節 コンピュータの導入 p111
第4章 所内体制の拡充整備 p115
第1節 生産規模の拡大とともに p115
第2節 従業員の急増と一体感の醸成 p116
第3節 福利厚生施設の拡充 p119
第4節 教育部の発足と社員教育 p121
第5節 ZD運動のスタート p123
第5章 名古屋南部臨海工業地帯の発展 p127
第1節 コンビナートと関連会社の設立など p127
I. 理想的な重化学コンビナート p127
II. 協力会社の集結 p129
第2節 鉄のまち東海市の誕生 p130
第3節 躍進めざましい臨海部の都市 p133
第3編 激動する社会環境の中で―自立製鉄所への歩み p141
序章 高度成長の終焉 p141
1. これまでの繁栄の要因 p141
2. 高度成長の制約要因の顕在化 p142
3. ニクソンショックとオイルショック p144
4. 社会情勢の変化 p146
5. 需要業界の動向 p146
第1章 量の時代から質の時代へ p149
第1節 激動する企業環境 p149
I. 当所の概況 p149
II. 鉄鋼需要構造の変化 p149
第2節 体質強化運動の展開 p152
I. 「ダッシュ1500」運動 p152
II. ダッシュからトータルアップへ p155
第3節 生産管理体制の強化 p158
I. 空見工場の休止 p158
II. 技術管理体制の強化 p158
第4節 高級品を中心とする品種の多様化 p160
I. 極厚大単重鋼板分野への進出と粗圧延機の設置 p160
II. 機械構造用鋼管への進出 p161
第2章 公害防止対策の経緯 p163
第1節 公害防止対策の経緯 p163
I. 公害防止への取り組み p163
II. 発生源対策 p165
第2節 緑の森の製鉄所づくり p167
第3節 地域コミュニティーの推進 p169
I. 共存共栄への道 p169
II. 知多ライフの発刊 p171
III. 製鉄公園まつり p172
第3章 最高水準の製鉄所を求めて p175
第1節 システム化への対応 p175
I. バッチシステムからオンライン化へ p175
II. 個別システムから総合システムへ p176
第2節 品質保証体制の整備 p178
I. 原子炉用鋼板の審査に合格 p178
II. 日本品質管理賞の受賞 p179
III. 世界の最先端を目指して p180
第3節 新製品・新技術の開発 p181
I. 技術開発の経緯 p181
II. 各部門の技術動向 p182
第4節 銑鋼一貫10年と石油ショック p184
I. 中核製鉄所への躍進 p184
II. 石油ショックで迎えた銑鋼一貫10年 p185
第4章 第1次石油ショック下の模索と対応 p187
第1節 省エネルギーへの挑戦 p187
I. 第1次省エネルギー計画の推進 p187
II. 操業努力による改善の大きな成果 p188
第2節 不況の長期化 p190
I. 激減した鉄鋼生産 p190
II. 不況対策本部の設置 p191
III. 緊急避難対策から恒常的対策へ p192
IV. 景気浮揚政策 p194
V. 厳しさを増す輸出環境 p195
第3節 低成長時代への模索と対応 p196
I. 体質強化の強力な展開 p197
II. 低成長時代への課題 p198
III. 減産措置の強化 p200
第4節 長期不況からの脱皮を目指して p200
I. 企業体質の抜本的、構造的改善へ p201
II. 新技術の開発を基盤に p202
第4編 80年代への対応―高技術商品を低コストで p211
序章 転機に立つ日本経済 p211
1. 第2次石油ショックの到来 p211
2. 内外の難問に直面する日本 p212
第1章 低成長時代を生きる道 p215
第1節 全社合理化計画の策定 p216
I. 70%操業でも採算のとれる企業を目指して p216
II. 中期生産構造の策定 p217
第2節 大幅減産下の所運営 p219
I. 余剰人員対策 p219
II. ブレイク・スルー!!運動の展開 p220
第3節 55年中期計画の策定 p221
I. 当所中期計画の背景 p221
II. 中期計画の実行 p223
第4節 銑鋼部門の近代化 p224
I. 新1号高炉の完成 p224
II. 連続鋳造の増強と新設 p225
III. 関連設備の体質強化 p226
第5節 コンピュータシステムの拡充強化 p227
第2章 80年代の幕開け p229
第1節 第2次石油ショックと新日鉄10年目の旅立ち p229
I. 第2次石油ショックの発生と影響 p229
II. 新日鉄発足10年とイノベーションへの挑戦 p230
第2節 当所80年代の進路 p231
I. 比重を増す当所の役割 p231
II. ポスト55計画の策定 p232
第3節 製品系列部門の体質強化 p233
I. 薄板系列の強化 p233
II. 厚板系列の強化 p236
III. 鋼管系列の強化 p237
第4節 生産プロセスの直行化 p238
I. 2号連鋳機の稼働 p238
II. CHCR生産体制のスタート p239
III. C.A.P.L.の稼働 p240
第5節 新時代への脱皮 p242
I. もう一つの近代化 p242
II. オイルレス高炉の実現など p243
第3章 世界同時不況と経済の構造的変化 p245
第1節 鉄鋼寡消費型経済の進行 p245
I. 新たな構造的不況に陥った鉄鋼業 p245
II. 60%操業への対応 p247
第2節 当所の実情と緊急措置 p248
I. 軽薄短小化と歩留りの向上 p248
II. 緊急収益向上対策の推進 p249
第3節 コストミニマムへの挑戦 p250
I. 直行率の向上 p250
II. 既存設備の体質強化 p251
III. 省エネルギーの推進 p252
第4節 万全な商品対応を目指して p254
I. エクセライトとDPハイテン p254
II. 海洋構造物とトリスタン p257
III. 耐サワーパイプと複合二重管 p259
第4章 一層の躍進を期して p261
第1節 鉄を核にした総合素材産業を目指して p261
第2節 中期体質改善へ向けて p263
第3節 20年の体質強化の成果をバネにして p265
I. 充実した生産体質 p265
II. 安全・防災の基盤も強化 p267
III. 生きがいと充実した生活を求めて p269
おわりに p271
東海製鉄役員・歴代三役 p282
資料 p282
A 組織人事関係 p282
B 従業員関係 p286
C 生産販売関係 p287
D 設備関係 p292
E 技術関係 p294
F 環境管理関係 p297
G 地域関係 p299
H 協力会社関係 p301
I その他 p303
年表 p310
東海製鉄年表 p310
名古屋製鉄所年表 p318
索引リスト
PAGE TOP