藤倉電線(株)『フジクラ100年の歩み : 1885-1985』(1987.12)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
100年史刊行に当たって 取締役社長 加賀谷誠一 NP
沿革編 p1
第1章 1世紀へのスタート p1
1. 幕開き p1
わが国電線事業の夜明け p1
藤倉善八、絹・綿巻線を製造 p1
好調なスタート p1
ゴム被覆線の開発 p1
2. 事業の拡大 p5
藤倉電線護謨合名会社の発足 p5
わが国最初の逓信省指定工場 p5
第2章 基礎確立から震災まで p9
1. 着実な成長の足どり p9
藤倉電線株式会社の設立 p9
販売拠点づくり p9
2. 深川工場の建設と関東大震災 p12
第1次世界大戦後の業界 p12
深川に本社・新工場を建設 p12
マグニチュード7.9の衝撃 p12
第3章 第1次技術時代から終戦まで p16
1. 技術時代への指向 p16
復興はしたけれど p16
藤倉技術への信頼 p16
初の搬送式無装荷ケーブル p16
2. 戦前最高の技術開発 p20
同軸ケーブルの開発 p20
企業躍進の足跡 p20
松本留吉社長の死去 p20
松本新太社長の就任 p20
3. 太平洋戦争下の歩み p25
厳しさを増す生産体制 p25
富士工場の開設 p25
戦災でふたたびゼロへ p25
再建途上で終戦を迎える p25
第4章 混乱のなかから立ち上がる p30
1. 焦土のなかから p30
戦後再建始まる p30
ガス封入電話ケーブルのガス保守 p30
石橋五郎社長の就任 p30
OFケーブルの生産を再開 p30
2. 特需ブームでトンネルを抜ける p34
日本経済の復興と動乱景気 p34
技術開発の新展開 p34
わが国初の66kV3心OFケーブル p34
3. 地固めへの努力 p36
自立への険しい道 p36
275kV大導体ACSRの開発 p36
沼津工場の建設 p36
超高圧実験室の開設 p36
第5章 技術革新と高度成長 p41
1. 技術革新に向けて p41
生産・研究設備の充実 p41
初の9.5mm同軸ケーブル納入 p41
WE社へ市内紙鉛被ケーブル輸出 p41
通信ケーブルのプラスチック化 p41
わが国初の154kVOFケーブル p41
さまざまな新技術の成果 p41
社内体制の改革 p41
沼津熔銅株式会社の設立 p41
2. 高度成長のもとに p48
岩戸景気と兵藤社長の就任 p48
大型化する電力ケーブル p48
深川・沼津工場の拡充 p48
東京オリンピックに向けて p48
アラビアの海に p48
新製品の開発 p48
関連会社の充実 p48
3. SZ撚りの開発 p56
景気の後退と“VA”の推進 p56
通信ケーブル製造方式の革命 p56
日米合弁企業の設立 p56
第6章 経営規模の拡大 p61
1. 積極経営を推進 p61
大型景気の到来 p61
佐倉工場の建設 p61
栗山社長の就任とTQCの推進 p61
研究本館の完成 p61
本社事務所、霞が関ビルへ p61
さらに発展する技術開発 p61
2. 相次ぐ設備拡大 p67
電力・通信・巻線の3事業部に p67
鈴鹿工場の建設 p67
下総電力試験場の開設 p67
電力工事用機器の開発 p67
深川に機器研究棟完成 p67
東京電力に500kVPOFケーブル試験線を納入 p67
海外に向けて p67
3. 通信ケーブル納入70周年を迎える p73
CATV施設納入 p73
わが国初のパイプ式プレハブジャンパ p73
札幌冬季オリンピックに向けて p73
関連会社さらに充実 p73
通信ケーブル納入70周年記念パーティ p73
第7章 激動と試練の時代 p78
1. 石油危機の波紋と対応 p78
石油危機と電線需要の低迷 p78
木野社長の就任と非常事態への対応 p78
不況さらに深刻化 p78
2. 既存事業の強化と光ファイバの開発 p81
設備強化と関連会社群の整備 p81
海外事業で次代へ布石 p81
光ファイバの開発本格化 p81
木野社長の急逝 p81
業績回復のきざし p81
第8章 国際化への対応 p87
1. 海外と電線周辺事業の充実をめざす p87
河村社長の就任と不況脱出 p87
「機器電材」「海外」2事業部の新設 p87
本社事務所、五反田に移転 p87
不況脱出と初の連結決算 p87
53年度経常利益過去最高を記録 p87
2. ふたたび起こる石油危機のなかで p91
第2次石油危機と日本経済 p91
環境変化に対応した企業体質を p91
実質赤字決算となる p91
3. 輸出の増大と内部体制の充実 p94
輸出比率20%へ p94
研究開発・生産設備の強化 p94
沼津熔銅金谷工場のSCR導入 p94
福利厚生の充実 p94
好採算で収益回復 p94
第9章 創業100年、新しい時代に向けて p99
1. 経営基盤の確立をいそぐ p99
加賀谷社長の就任 p99
設備増強と西日本電線への経営参加 p99
営業オンラインシステムの完成 p99
資本金100億円突破 p99
2. 海外大型プロジェクトに挑む p103
輸出が経営の柱に成長 p103
“送電から配電まで”の強みを発揮 p103
世界著名メーカーに打ち勝つ p103
一番札を受く p103
光・電力複合でも先駆 p103
3. 時代のニーズをとらえる p107
高度情報化時代と光ファイバ p107
融着接続装置で独走態勢 p107
光システムの開発 p107
太平洋横断海底ケーブル p107
佐倉工場無災害記録700万時間達成 p107
ワンベスト運動 p107
エレクトロニクス分野に力点 p107
4. 新たな躍進への足固め p113
厳しい時代に突入 p113
海外事業に新しい展開 p113
発展への足固めの組織改正 p113
業務革新運動とTQCの推進 p113
業績の推移(昭和57~59年度) p113
5. 創業100周年を迎えて p118
ハイライト編 p121
〔I〕 21世紀の素材“光”に挑む p121
1. “光”―その序幕 p121
1970年―光ファイバ通信元年 p121
カオとホッカムの予言 p121
京都国際ガラス会議の衝撃 p121
2. 光開発へのスタート p123
ミリ波導波管から光ファイバへ p123
ゼロからのスタート p123
ベル研の数値を目標に...... p123
3. トップレベルの努力 p125
実績を携えて共同研究にのぞむ p125
理論的限界に近づく p125
シリコン緩衝層つき光ファイバの開発 p125
技術の本質を見極めよ! p125
VAD法による特性の競争 p125
ピアノ線入りユニット形ケーブルの開発 p125
4. 光通信・実用化のプロセス p128
藤倉型への統一 p128
融着接続装置の開発 p128
SM型の現場試験 p128
INS実験への協力 p128
5. 光システム化と関連機器の開発 p131
光システム化のプロセス p131
トータルシステムの構築へ p131
21世紀へ向けて p131
〔II〕 送配電近代化への貢献 p135
1. 大容量送電化へ p135
電力大容量化の背景 p135
50万ボルト送電時代 p135
下総電力試験場の新設 p135
機器類の開発 p135
UHV送電線の研究開始 p135
電力ケーブルも大容量化へ p135
研究開発の成果 p135
素線絶縁の実用化 p135
2. 電力ケーブルの多様化 p140
北海道・本州連系直流海底ケーブル p140
プロジェクトの特徴 p140
難工事の成功 p140
OFケーブルからCVケーブルへ p140
FZCV方式の開発 p140
光ファイバ複合架空地線の開発 p140
OPGWの急速な事業展開 p140
3. 原子力分野への展開 p145
原子力発電の重要性 p145
原子力用ケーブルの開発 p145
超耐放射線性・可撓性ケーブルの開発 p145
耐放射線性光ファイバの開発 p145
核融合炉への対応 p145
電線周辺分野―塗膜剥離除染システム p145
4. 配電近代化への取り組み p147
配電線アルミ化に貢献 p147
社会的ニーズへの対応 p147
無停電工法機材の開発 p147
地中配電機材の開発 p147
〔III〕 積極的に民需の拡大へ p149
1. プラント分野の多様化と拡大 p149
プラントエンジニアリング分野への進出 p149
“直接輸出”への積極的進出 p149
2. マーケットニーズをとらえる技術開発 p151
(1) ユーザーとの協調による技術開発 p151
平型エレベータケーブル p151
メタシールSPケーブル p151
(2) 社会の技術革新に対応する技術開発 p151
防災関連製品 p151
FTC(ファイヤータイトカバー) p151
アンダーカーペット配線システム(UCWS) p151
海洋開発関連製品 p151
ビル配電のシステム化と工法近代化 p151
光ファイバ・電力の複合化 p151
3. 電気機器の信頼性向上に貢献するマグネットワイヤ p158
大容量・大型機器用マグネットワイヤ p158
家庭電器機器用マグネットワイヤ p158
セラミック絶縁巻線の開発 p158
脚光浴びる極細エナメル線 p158
〔IV〕 新しい時代のニーズをとらえる p161
1. 新規事業への取り組み p161
まず“電線周辺”から p161
先駆した“新事業”ワイヤハーネス p161
最近10年余の事業展開 p161
2. 電線技術・材料の応用による関連製品の開発 p163
防食テープ・熱収縮スリーブ p163
クリーンバーブ・アルモネット p163
酸化銅 p163
Fヒータ p163
3. 成長市場をめざした技術開発 p165
プリント配線板 p165
E-FPCの特性と応用製品 p165
高耐熱ホーロー基板“フジメタックス” p165
OA関連製品 p165
FMコネクタ p165
ヒートパイプ p165
4. 特定需要家のニーズに応えた技術開発 p170
半導体圧力センサ p170
5. 新技術の芽生えの商品化 p171
潤滑アルマイト“フジマイト” p171
酸素センサ p171
次代を担う戦力に p171
〔V〕 めざましい発展の軌跡(海外活動) p173
1. 輸出拡大と社内体制の整備 p173
「輸出を伸ばせ」の大号令 p173
単体輸出からターンキーベースへ p173
社内体制も輸出即応へ p173
2. 活躍する海外プロジェクト p175
(1) 架空送電線プロジェクト p175
サウジ、クウェートで大型工事 p175
本格的架空線プロジェクト第1号(マレーシアNEB275kV架空送電線工事) p175
(2) 海底ケーブルプロジェクト p175
輸出時代の幕開き(ベネズエラCADAFEの115kV海底ケーブル工事) p175
難作業の補修工事(オーストラリア・ポートダーウィン66kV海底ケーブル工事) p175
浅瀬との闘い(マレーシアNEB132kV海底ケーブル工事) p175
(3) 地中送電線プロジェクト p175
本格的地中線プロジェクト第1号(サウジアラビアSCECO-WEST380kVOF地中線工事) p175
難作業を克服(クウェートMEWとUAE・アブダビWEDの地中送電線工事) p175
(4) 通信ケーブルプロジェクト p175
海外での工事込み受注(ナイジェリアMOCからの2件) p175
コンソーシアム・円クレジット付き(エジプトARENTOの2件) p175
(5) 光ファイバ関連プロジェクト p175
単体輸出はヨーロッパ中心 p175
初期のシステム輸出 p175
中東では光・電力複合 p175
3. 海外直接投資の展開 p182
第一ステップ=既存技術による事業展開 p182
第二ステップ=先端技術による戦略展開 p182
グローバル化で新世紀へ p182
資料編 p185
定款 p185
資本金の推移 p187
売上高の推移 p188
当期利益の推移 p189
従業員数の推移 p190
事務所・工場所在地 p191
組織図 p192
栄典・受賞記録 p194
関係会社一覧 p197
年表 p199
あとがき 巻末
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