ダイキン工業(株)『世界企業への道 : ダイキン工業80年史』(2006.06)

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目次項目 ページ
発刊にあたって 代表取締役会長兼CEO 井上礼之 NP
第1章 ダイキンの礎―町工場から大企業への躍進(一九二四~四五年) p3
1 山田晁とダイキンの創業 p3
原点―大阪砲兵工廠 p3
縁―松井常三郎との出会い p5
独立創業―合資会社大阪金属工業所の誕生 p8
精密機械国産化への挑戦 p10
技術力の証明―軍指定工場へ p12
2 事業拡大への道 p14
株式会社設立と住友伸銅鋼管 p14
新事業への着手―冷媒フロンと冷凍機の開発 p17
新鋭工場の構想―堺工場 p22
戦時下の大拡大―航空機部品の増産から全組み立てへ p24
3 技術のダイキンの礎―戦前の経験がもたらしたもの p27
第2章 事業再建から経営管理体制の構築へ(一九四五~七二年) p33
1 敗戦と大阪金属工業 p33
2 会社再建への苦闘 p35
機械生産の再開 p35
化学部門の再建 p37
人材の確保と労働組合の結成 p38
第一次企業整備と越年資金闘争 p41
フロン特需の停止と第二次企業整備 p43
ドッジ不況下での第三次企業整備 p46
曙光―冷媒フロン受注と“ミフジレーター”エアコン p47
3 新たな発展へ p50
起死回生―砲弾特需 p50
住友金属工業との提携復活 p52
民需転換と経営管理の導入 p54
4 中核部門の確立 p56
基礎の確立―パッケージ型エアコンの開発と伸長 p56
製品の多様化・大型化 p59
再挑戦―住宅用空調機への参入 p62
フロン需要の多様化と拡大 p65
開発の苦闘―フッ素樹脂事業へのチャレンジ p67
油機と特機―バイプレーヤーの確立 p71
5 高度成長下の経営改革 p74
社是制定と社名の変更、社長交代 p74
不採算事業の整理 p76
新たな労使関係への模索 p80
6 海外業務の開始 p83
輸出業務の開始からノックダウン輸出へ p83
マルタからベルギーへ―ヨーロッパでの事業展開 p84
7 二つの創業―創業者・山田晁の築いたもの p87
第3章 石油危機から経営改革・技術革新へ(一九七二~八七年) p91
1 危機への対応と経営革新 p91
山田稔の第三代社長就任 p91
石油危機の波及から緊急声明へ p92
緊急プロジェクトの推進と大量配転 p95
戦略経営計画の策定 p96
2 労務・人事制度の改革と地域社会 p98
ダイキン工業労働組合の成立 p98
人事の時代―人事制度改革への取り組み p101
地域社会との関係構築 p104
3 技術力強化への新たな取り組み p107
研究開発体制の構築 p107
電子技術センターから電子技術研究所へ p109
ダイキン電子大学 p110
4 事業の再構築 p111
石油危機と空調部門 p111
「大冷夏」と全天候型経営体質の確立へ p113
販売網の自立化―販売会社の設立と展開 p115
生産システムの革新―PDSの導入と展開 p119
画期的製品開発の成功 p122
化学事業の発展 p126
鹿島新工場の建設 p129
油機部門の成長―重機から産機・建機へ p131
特機部門の技術開発 p133
5 海外事業の強化 p135
輸出拡大と海外拠点の拡充 p135
ダイキンヨーロッパ社の苦闘 p137
アメリカ市場への参入と挫折 p139
海外戦略の再編成―重点主義へ p141
6 理念の形成―経営における「人」 p142
第4章 バブル経済とその崩壊・試練(一九八七~九四年) p147
1 化学事業の「三重苦」と積極的対応 p147
フッ素樹脂のダンピング提訴 p147
地球環境問題とフロン規制 p149
ココム違反事件 p152
「三重苦」への対応と井上礼之常務の化学事業部担当役員への就任 p155
アメリカへの進出 p156
スリーエム社との提携 p157
アメリカでの工場建設 p160
アメリカでの現地生産 p162
代替フロンの開発と供給体制 p164
「中期展開計画」の開始 p166
2 ビジョン計画の総括 p169
「ビジョン95」の策定 p169
バブル経済の崩壊 p170
「経営理念」の明文化 p173
3 空調部門の展開 p174
経済のグローバル化とグローバル競争の展開 p174
タイでの現地生産 p176
ヨーロッパ事業の拡張 p178
ダイキンフランス社の設立 p180
国際化のための人材育成 p182
空調の販売、“Air Tech” p184
物流改革、サービス体制の改革 p186
バブル期の人手不足と自動化の展開 p189
4 国内事業の改革 p191
電子事業 p191
油機事業 p193
ME(Medical Equipment)事業への進出 p194
MEC研究所 p196
人事労務制度の改革 p198
5 社会貢献活動と業績 p199
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントの開催 p199
ダイキンサンライズ摂津設立 p203
「地球環境保全に関する行動原則」 p206
“ダイキンオー・ド・シエル蓼科” p207
関西財界活動 p209
業績 p210
第5章 改革に次ぐ改革(一九九四~二〇〇〇年) p215
1 井上礼之の社長就任と「フラット&スピード経営」 p215
バブル経済の崩壊と日本経済の混迷 p215
井上礼之専務の社長就任 p217
「フラット&スピード経営」と「人を基軸にした経営」 p219
創業七十周年と山田稔会長の死去 p221
2 国内空調事業の立て直し―空調三本柱戦略への転換 p223
国内空調事業の不振と競争環境の変化 p223
第一次空調事業改革 p225
グローバル展開をめざした三本柱戦略 p227
三本柱戦略の推進を図る機構・組織改革 p228
量販店ルートの再構築とシステム販社への再編 p230
ダイキン空調連邦と「トータルサービス力ナンバーワン」 p232
3 新戦略経営計画「フュージョン21」の策定 p235
新しい経営戦略づくり p235
「フュージョン21」の発表 p237
「フュージョン21」がめざすもの p239
メガコンペティションの時代と「ダイキン・ウェイ」 p243
「フュージョン21ダッシュ」 p245
ITの推進―ダイキン情報システム株式会社の設立 p247
4 「フュージョン21」の展開と「創造型企業」づくり p249
業務革新計画と機構改革 p249
SBU(商品事業単位)で改革戦略を推進 p251
トータルコストダウンの推進と不採算事業の撲滅 p253
不採算事業からの撤退 p255
商品開発の推進体制 p256
抜本的経営体質改革計画の策定と実施 p259
社長表彰制度の改革 p261
経営諮問委員制度の導入 p263
5 空調事業、中国市場への本格的進出 p264
中国の空調市場の成長と日本企業の進出 p264
上海大金協昌空調有限公司の設立 p265
西安大金慶安圧縮機有限公司と恵州大金三石空調有限公司の設立 p268
中国市場戦略と「勇気ある一年」 p270
中国事業推進体制の確立 p274
6 空調グローバル戦略の新展開 p277
グローバル戦略本部の新設 p277
競争の新段階とグローバル八極戦略 p279
拡大するヨーロッパ市場と積極戦略 p281
ヨーロッパでの販売会社の設立 p282
シェアトップへの飛躍―ダイキンエアコンディショニングフランス社 p285
グローバル生産提携―松下電器産業との包括提携 p286
7 国内空調事業の抜本的改革 p289
再度の業績悪化 p289
「タスクフォースK903」 p291
第二次空調事業改革 p293
ロジスティクス改革とサプライ・チェーン・マネジメント p296
サービス体制の強化―二十四時間三六五日サービス体制の確立 p299
ヒット商品の開発―“スーパーインバータ”60、“うるるとさらら” p301
グローバル展開を狙ったGMSの開発 p304
“うるるとさらら”のネーミングと“ぴちょんくん” p306
新冷媒を採用したビル用マルチエアコンの開発 p308
起死回生のルームエアコン p310
生産方式の改革―「ハイサイクル生産方式」 p312
8 化学事業のグローバル展開の推進 p315
「中期展開計画」の実行とグローバル四極展開 p315
「新中期展開計画」と階段的成長 p317
デュポン社との新冷媒特許クロスライセンス契約 p319
欧米での展開 p322
中国における重点戦略 p324
9 業績 p326
第6章 真の一流企業をめざして(二〇〇〇~二〇〇四年) p333
1 人・資本・情報をひきつける魅力ある企業の実現をめざす p333
「フュージョン21」から「フュージョン05」へ p333
「フュージョン05」でめざすダイキンの姿 p336
「フュージョン05」の展開 p338
2 ヨーロッパ空調事業の展開とアメリカへの再進出 p340
二十一世紀とグローバル競争の激化 p340
DENV社創業三十周年とヨーロッパ市場の変化 p341
代理店の販社化の推進 p344
ヨーロッパ大拡販とチェコでの新生産拠点 p346
アメリカへの再進出 p349
3 中国空調事業の展開 p351
中国空調事業の発展 p351
大金(中国)投資有限公司の設立 p353
大金(中国)投資有限公司の発展と大中国戦略 p355
新生産拠点の設立 p358
サービス体制の強化 p361
中国事業の発展に向けて p363
4 化学事業のグローバル展開と苦悩 p366
中国での事業展開―大金フッ素化学(中国)有限公司の操業開始 p366
化学事業のグローバル展開の推進―欧米と台湾 p368
事故と安全対策 p370
化学事業部の体質改革 p372
5 グループ経営理念の策定 p374
グループ経営理念の策定と徹底 p374
グループ経営理念を世界へ p377
グループ経営会議の開催 p378
6 ダイキン独自のコーポレート・ガバナンスの高度化 p382
二十一世紀の企業の進む道 p382
ダイキンウェイ p384
コーポレート・ガバナンスが問われる時代 p386
ダイキン独自のコーポレート・ガバナンスの確立 p388
コーポレート・ガバナンスのさらなる発展 p391
透明性・健全性とスピード重視のガバナンスへ p393
井上礼之社長が会長兼CEOに、北井啓之専務が社長兼COOに p394
経営管理システムの革新 p396
7 人を基軸にした人事・処遇制度の改革 p398
新時代の人事・処遇制度 p398
人事・処遇制度の抜本的改革 p400
企業倫理委員会の新設 p402
北井啓之社長の退任、岡野幸義社長の就任 p404
8 技術力の圧倒的高度化策―「技術のダイキン宣言」 p405
技術の大革新を図る「技術のダイキン宣言」の策定 p405
空調部門「技術のダイキン宣言」の三つの革新施策 p407
研究部門の改革―三研究会社の設立 p410
9 空調事業の発展 p412
サプライ・チェーン・マネジメントと在庫削減 p412
国内からグローバルSCM改革へ p414
トヨタの指導とSCM改革の展開 p416
コンカレントエンジニアリング―四位一体開発体制の推進 p417
ハイサイクル生産方式の発展と技能伝承 p419
セントラル空調事業の改革 p422
トレーン社との提携 p424
“コンビニパック”の発売 p427
10 油機・特機・電子事業の展開 p429
油機事業の再構築 p429
PMC事業への変革と新商品開発―産機油圧事業分野の改革 p431
ザウアーダンフォス社との合弁会社設立―建機油圧事業分野の改革 p433
特機部門の新展開 p435
特機新工場の建設と新分野の商品開発 p437
電子システム事業 p438
11 環境経営とダイキン p440
企業市民としての貢献 p440
新たな課題への対応―廃棄物ゼロ化、フロン回収 p443
グループ環境基本方針の策定 p445
12 発展の底流と業績 p447
発展の十年の底流にある考え方 p447
新入社員合宿研修とその改革 p450
「ダイキン経営幹部塾」と「ダイキンビジネススクール」のスタート p453
業績 p456
大志《こころざし》―限りなき前進 p459
1 八十周年記念事業 p459
2 十年間の発展 p463
3 ダイキンへの評価の高まり p466
4 中国事業十周年 p468
5 「フュージョン10」の策定 p470
6 コーポレートガバナンスのさらなる強化 p474
7 グローバル化の新たな段階―大手空調メーカーの買収 p476
8 「Ever Onward...限りなき前進」 p481
資料編 p485
資料 p485
「年頭方針」の推移 p486
経営・財務 p493
連結売上高・経常利益の推移 p493
国内売上高・海外売上高の推移 p494
連結会社数と連結従業員数の推移 p495
連結貸借対照表 p496
連結損益計算書 p498
連結剰余金計算書 p498
連結キャシュフロー計算書 p500
連結経営指標 p502
役員任期一覧(1) p504
役員任期一覧(2) p508
関係会社一覧 p510
株価と外部評価 p524
連結経営機構図 p525
年表 p531
おもな参考文献・資料 p569
編集後記 p570
索引リスト
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