(株)東京機械製作所『東京機械製作所百拾年史』(1983.09)

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目次項目 ページ
ごあいさつ 代表取締役会長 芝周平 NP
発刊によせて 代表取締役社長 芝康平 NP
現役員および首脳部 〔1-〕6
口絵(現況) 〔1-〕10
第一線で活躍する当社製機器 〔1-〕18
沿革編 p1
新聞と輪転機 東京機械製作所社史に寄せて 小西作太郎 p1
前史 官営工場三田製作所時代 p11
第1章 輪転機製作への道 p14
1. 東京機械製造株式会社の発足 p14
2. 明治時代の新聞印刷 p17
3. 石川式輪転機の誕生 p22
第2章 マリノニ時代と高速度輪転機の開発 p26
1. 輪転機製作に最重点 p26
2. 大正時代の輪転機生産 p31
3. 富岡・皆川時代の経営 p36
4. 高速度輪転機時代の幕開け p40
第3章 進む新技術と戦時統制の壁 p45
1. 芝義太郎の登場 p45
2. “仕事ハ忙シイガ利益ハ尠イ” p51
3. 戦時中の工作機械製造 p56
4. 終戦と輪転機復活への胎動 p63
第4章 輪転機への想い実る p73
1. “戦後1日の休業なし” p73
執念と努力と運で迎えた終戦直後 p73
読売輪転機の修理に取り組む p74
輪転機修理にいとまなし p76
2. 社長交代と波乱の経営 p79
芝周平、社長に就任 p79
制限会社と賠償 p79
インフレの進行と労組誕生 p80
早くも戦後納入第1号 p82
3. 戦後の文化復興と印刷機 p83
雑誌文化と新興新聞 p83
再開第1号機を公開試運転 p84
書籍輪転機も復活 p86
モノタイプの開発めざす p87
4. 実を結ぶモノタイプ p88
生気とり戻した新聞と“夕刊旋風” p88
増資と株式上場 p89
モノタイプ開発の足どり p91
第5章 堰を切る新型・基本機種 p93
1. 高速・カラー化の要請に応えて p93
急速な復興、生活にカラーを p93
名乗り出た高速多色刷機 p94
ついにユニバーサル機が登場 p95
多目的用のUMS機完成と西浜常務の死去 p97
エピソード2題 p99
2. 導入急がれる高性能機 p100
新聞界大いに動く p100
新鋭機導入の波 p101
TK型モノタイプがベストセラーに p103
3. 80周年と工場増設 p106
順風の経営 p106
資産再評価と増資 p107
新社屋、玉川新工場の建設 p108
4. もつれる労使と不況の風 p110
66日間の工場閉鎖 p110
火災事故の修復へ全面協力 p111
29年の不況を経て p112
第6章 業容拡大へ進む p114
1. 技術革新への対応と全自動モノタイプの開発 p114
まず自社技術を中心に p114
外国機に対抗・CFC機登場 p116
全自動モノタイプと6台連結輪転機 p116
玉川工場に生産機能を集中 p121
2. 工作機械の生産を再開 p122
乗用車国産化を背景に p122
再開はTF-7型機から p123
HGS-18型とその後 p124
3. 書籍輪転機に新たな展開 p127
“週刊誌ブーム”とマスコミ文化 p127
B350型シリーズ誕生 p128
オートプレスとグラビア輪転機 p129
4. 業績拡大へテンポ速まる p130
不況にめげず業績伸ばす p130
ソ連へ モノタイプ輸出 p132
芝義太郎会長の死去 p134
第7章 技術地固めとユニバーサル機の展開 p137
1. 工作機械導入へ重点投資 p137
性能・品質向上の要請 p137
設備・機械の更新 p138
人材採用と組織づくり p140
2. 高精度と標準化図った6型機 p141
6型機の誕生 p141
朝日新聞社の選択 p143
決定版・8型機、9型機 p144
3. 理想追う10型機とカウンタースタッカーの登場 p147
大いなる意欲と構想 p147
10型機のねらいと骨組み p148
改良・新型の時代へ p149
カウンタースタッカーの幕あけ p151
第8章 オリンピック需要の経験 p153
1. 受注に急激なヤマ p153
高度成長と“オリンピック・フィーバー” p153
重装備時代に入った新聞社 p154
空前の受注増 p154
大阪営業所開設、社内報創刊 p156
2. 増設・増産・増資 p157
相次ぐ設備の増強 p157
連年、2度の増資 p159
熱気はらむ生産現場 p161
連数字鋳植機で“手拾い”に終止符 p162
3. 経営基盤の強化と迫る暗雲 p164
経営規模の拡大と体質強化 p164
環境悪化と受注減 p166
第9章 40年以降の経営戦略 p167
1. 一時期を画した昭和40年 p167
システムメーカーをめざす p168
多様化した印刷機種 p168
NPCでシステムメーカーの第一歩を実現 p169
プリプレス分野にも新展開 p170
経営効率化を進める p170
対米輸出で経営基盤強化 p170
第10章 東京オリンピック後の苦難期 p172
1. 東京オリンピック後の経営状況 p172
青木専務の死去 p173
金田機械製作所の経営に協力 p174
資本金10億円となる p174
2. オフセット輪転機へ進出 p175
オフ化の関心高まるアメリカを視察 p175
急を要したオフセット開発 p176
ベーカー・パーキンス社を選択 p176
3. 各種印刷機に取り組む p177
枚葉オフセット機を試作 p178
マリノニ社から両面刷枚葉機の技術を導入 p178
A-350型書籍輪転機を開発 p179
プリンター・スロッター p180
第11章 印刷機種の多様化進める p181
1. いざなぎ景気で業績急回復 p181
2. オフセット輪転機製造に着手 p182
ベーカー・パーキンス社と技術援助契約締結 p182
友好的だったベーカー・パーキンス p183
オフセット輪転機第1号完成 p184
1号機公開試運転 p185
凸版印刷のノウハウ生かす p185
新聞オフ輪1号機、公開試運転 p187
3. ハイブリッド方式の開発 p187
ハイブリッド試作機完成 p188
静岡新聞がハイブリッド1号 p189
北日本新聞には全幅機を納入 p190
4. 画期的な200型凸版輪転機 p191
最高水準の凸輪 p192
省力化、自動化が特長 p193
リモートコントロールのT-300R p193
相次いで各社に納入 p194
200型の自動化装置 p194
江田常務の死去 p197
5. 意を用いた公害対策 p197
200型で取り組む p198
6. 一般印刷でも新機種開発 p199
ロングラン商品のTBシリーズ p199
各部の協力が生んだTB-5 p200
さらに高速化機種を開発 p201
TBシリーズの販売状況 p201
ビジネスフォーム印刷機 p202
RP型でも新機種開発 p203
B-B型の小型オフ輪を製作 p203
第12章 システムメーカーの体制整う p205
1. 新聞印刷・発送自動化システム(NPC)の開発 p205
困難な発送部門の自動化 p205
機振協の採用決まる p206
協力会社との関係 p206
日経の計画と連係 p207
NPCの概要 p207
NPCの効果 p209
内外の反響をよぶ p210
2. 40年代のカウンタースタッカー開発 p211
プログラム制御の道開いたC型 p211
ICを採用 p212
続々と周辺機器を開発 p213
機構改革で発送機器部門強化 p213
3. モノタイプ市場を制覇 p214
一般印刷業界の需要増える p214
小宮山印刷の熱意実る p215
新聞社向け新機種も開発 p216
FAM型完全自動化装置を完成 p217
4. 写植機から電算写植システムへ p218
フォトンとの提携 p218
日綿実業と協定 p219
日刊工業と連数字写植機を開発 p219
テープ校正システムを開発 p220
5. 製版関係にも手を染める p220
APR製版機 p221
DPS―ダイアミド製版システム p222
第13章 経営合理化を推進 p223
1. 見込み生産方式の導入 p223
2. 経営効率化運動の展開 p224
MITのスタート p224
盛り上った効率化意識 p225
3. GT方式の採用 p226
GTグループを編成 p227
実情に即したGT制めざす p227
4. 電算機を軸に機械化進める p228
まず事務処理から p228
計算管理部発足 p229
営業部にビリングマシン導入 p229
5. 盛んな設備投資 p230
工場拡張 p232
二部工場も p232
機械設備の増強進む p233
6. 5億円を増資、資本金15億円となる p234
7. 労使関係が安定へ p234
芝社長話し合いをよびかける p234
初のストなし春闘 p235
職場の安全対策に本腰 p236
厚生施設を拡充 p237
恒例になったレクリエーション開催 p238
8. 創業100周年と芝社長の叙勲 p238
芝社長、勲三等瑞宝章受章 p239
第14章 オイル・ショックを克服 p242
1. 石油危機による苦境期 p242
2. 独自設計による高速オフ輪完成 p244
3. 新生面を開いたDIPPS機 p245
アメリカでダイリソ大流行 p245
日経と共同で開発 p246
水装置に一工夫 p246
DIPPS完成 p246
DIPPS専用輪転機 p247
熊本日日でカラー印刷をテスト p249
アメリカでも関心集める p249
4. 独自構想のレターオフセット p250
常識を破ったアイデア p250
大きかった信毎の協力 p251
5. 超高速度RP-23型(四六半裁)を開発 p252
第15章 飛躍の年代 p254
1. 記録的な業績伸長 p254
国際評価を得た技術開発力 p254
システムメーカーの地歩固まる p255
設備の近代化進む p255
生方、都並両監査役の死去 p256
2. 15万部高速度オフ輪を実現 p256
静新のカラー化で開発に拍車 p257
経営苦境の中での開発 p258
朝日納入の経緯 p258
300R型の技術を生かす p259
試作機完成 p260
オフ輪メーカーとしての評価固まる p260
3. ヒットしたBHK型オフ輪 p261
海外からも受注 p262
4. 軽量輪転機に先鞭 p263
ANPA、軽量化を提唱 p264
直ちに軽量輪転機の開発に取り組む p265
1号機に高い評価 p266
ANPA展に色刷機出品 p267
プロダクト・デモンストレーション特別賞受賞 p267
第1回TKSユーザー会開催 p268
読売がキイレスインキング装置を採用 p269
インキメーカーとも連係 p270
軽量オフ輪の開発にも着手 p270
軽量DIPPS機を開発 p271
分散印刷に適した軽量輪転機 p272
第16章 輸出で企業体質強化 p273
1. 海外市場開拓に力を入れる p273
40年代以前の輸出 p273
海外展示会に積極参加 p274
海外からの見学団しきり p275
2. 40年代の輸出 p278
アジア諸国、ソ連への輸出が盛ん p278
多様化した輸出品目 p280
輸出貢献企業に認定される p280
3. アメリカ市場に進出 p281
当時のアメリカ新聞事情 p281
タフト社と総代理店契約 p283
初のオフ輪対米輸出 p285
ダウ・ジョーンズ社との大口成約 p286
ワシントン・ポスト社にも輸出 p287
ダラス・モーニングニュース社から大口受注 p289
4. 欧州市場にも拠点をつくる p291
5. 輸出に対する基本方針 p292
第17章 トータルシステムメーカーとして p293
1. 発送機器の性能、一段と向上 p293
日経大阪のCOMPASSに発展 p293
発送自動化システムの販売実績 p293
北国新聞の設備近代化に一役 p294
2. カウンタースタッカーに新機種 p295
III型カウンタースタッカーを開発 p295
軽量カウンタースタッカーが誕生 p297
3. 写植機CAPPSを開発 p298
フォトン写植機の難点 p298
NACシステムを開発 p299
CAPPSの誕生 p300
MU鑚孔機開発 p301
写植周辺機器の展開 p301
4. SYSTEM3000‐シリーズに発展 p302
オンライン電算編集システムに結実 p302
秋田魁のニーズに応える p303
集配信システムに特長 p303
評価された技術陣の努力 p304
3300選択の理由 p305
秋田魁採用のもつ意義 p306
システムの概要 p306
第3世代システムを開発 p306
コンピューター・ツー・プレートに挑戦 p306
5. エレクトロニクス時代に対応 p308
最初の大規模コンピューター制御システム p308
校正システムにも適用 p309
感熱式宛名印刷機を開発 p310
第18章 経営合理化第2段階に入る p311
1. コンピューター化を拡大 p311
EDP化に取り組む p311
本社―工場をオンライン p313
輸出増に対応 p313
2. 大幅な機構改革 p314
製造一・二部の統合 p314
3. 生産合理化の新展開 p315
GT制の再編成 p315
CAEシステムの導入 p316
59年までにCAE化を基礎固め p316
4. 新増設と新機種導入相次ぐ p318
マンモス工場の延長工事 p319
NC機導入 p320
急ピッチな新鋭機導入 p321
MCの導入 p321
最近の生産設備など p323
第19章 “世界のTKS”へ p324
1. 最高を記録した56年度の業績 p324
2. 資本金20億円となる p325
3. 芝康平、社長に就任 p325
4. 創業110年を祝う p326
5. 展望と課題 p327
製品編 p331
●新聞輪転印刷機 p332
マリノニ型輪転機 p332
Z型高速度輪転機 p333
特許壱号高速度輪転機 p334
TKS型・特高型・横型・低式十五万型高速度輪転機 p335
電光竪型高速度輪転機 p337
ユニバーサル1型高速度輪転機 p338
UMS型高速度輪転機 p339
ユニバーサル6型高速度輪転機 p340
ユニバーサル8型高速度輪転機 p341
ユニバーサル9型高速度輪転機 p342
ユニバーサル10型高速度輪転機 p343
200型超高速度輪転機 p344
VBW型超高速度オフセット輪転機 p345
VB型(ジェミニ型)オフセット輪転機 p347
VBH型(マーキュリー型)オフセット輪転機 p348
サターンサテライト型ユニット p349
BHK-24型オフセット輪転機 p350
TO-400R型超高速度オフセット輪転機 p351
200-D型超高速度輪転機 p352
レターオフセット p353
LW型軽量凸版輪転機 p354
●新聞輪転印刷機用付属装置 p356
オートリールローダー(ARL) p356
ELスキャナー p357
●一般印刷輪転機 p358
A-I型A倍判書籍輪転機 p358
A-II型A倍判書籍輪転機 p359
TA-4型A倍判高速度書籍輪転機 p360
B-1型B判書籍輪転機 p361
TB-1~3型B判高速度書籍輪転機 p362
TB-4~7型B判高速度書籍輪転機 p363
TB-8型B判高速度書籍輪転機 p364
SBH型オフセット輪転機 p365
HBH型オフセット輪転機 p366
VAW型オフセット輪転機 p367
HBM-4型オフセット輪転機 p368
SB型(TGS型)オフセット輪転機 p369
RGB型グラビア輪転機 p370
VW型グラビア輪転機 p371
●凸版輪転機用付属機械 p372
運搬車、ローリング機、紙型乾燥機 p372
鉛溶解釜、鉛版鋳造機 p373
鉛版仕上機、オートミラ p374
●枚葉印刷機 p375
RP型両面枚葉凸版輪転機 p375
オートプレス p377
●枚葉印刷機・付属機器 p378
RP関係付属機器 p378
●新聞発送機器 p381
新聞発送自動システム p381
III型、V型、VI型カウンタースタッカー p383
ポリ包装機、バインドラッパー p386
十字掛結束機TS-2-20型 p388
端数処理スタッカー p389
巻取紙下敷供給装置、八折付宛名札読取添付装置 p390
テンキー端数入力装置 p391
●一般印刷発送機器 p392
T-600型スタックバンドラー p392
KT型スタックバンドラー p393
ST型スタッカー p394
●鋳植機 p395
AT型手動モノタイプ、見出し行活宇鋳造機 p395
TK-2型手動式モノタイプ p396
FAM型全自動モノタイプ鋳植機 p397
FAM型全自動鑚孔機(300MS型) p398
FLT型連数字鋳植機 p399
600U型漢字鍵盤鑚孔機 p400
FAM型鋳植機完全自動化装置 p401
●写植機器 p402
TKS電算写植システムS-3000シリーズ p402
●工作機械 p406
R型工具旋盤、W-2A型ターレット旋盤 p406
TF-7型高速度歯車形削盤 p407
TF-64型歯車形削盤 p408
HGS-18型高速度歯車形削盤 p409
GS-185S型、GS-550S型高速度歯車形削盤 p410
GH-800型汎用ホブ盤 p413
資料編 p413
原始定款 p413
現行定款 p415
歴代役員任期一覧表 p418
組織図 p422
資本金の推移 p423
財務諸表の推移 p424
大株主の推移 p426
株価の推移 p427
玉川製造所配置図 p428
主要生産設備の推移 p429
機種別販売台数の推移 p430
機種別売上高の推移 p432
当社技術が関与した新聞協会賞一覧 p433
特許・実用新案 p433
社員と福利 p438
関連会社 p440
納入先一覧 p442
コンピューター応用システムの実績 p461
事業所所在地一覧 p464
年表 p465
編集後記 p480
索引リスト
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