ヤンマーディーゼル(株)『燃料報国 : ヤンマー70年のあゆみ』(1983.06)

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目次項目 ページ
口絵 〈大地と海とヤンマーと〉 巻頭
70年史発刊に当たって 取締役社長 山岡淳男 NP
沿革編 p1
序章 農業省力化への試走 p1
1. 山岡発動機工作所の創設 p1
ガス発動機で事業開眼 p1
中古発動機の修理販売に東奔西走 p1
大戦ブーム到来 p1
反動不況の波 p1
2. 石油発動機の製造へ p4
石油発動機を製造 p4
商標をヤンマーと決定 p4
大旱魃の救世主 p4
3. 発動機の第一人者 p8
相次ぐ製品開発 p8
海外市場の開拓 p8
小形ディーゼルエンジン開発の動機 p8
長期ストの発生 p8
第1章 世界初の小形ディーゼルエンジンの誕生 p13
1. パイオニアの苦難を乗り越えて p13
ライプチヒ・メッセの出会い p13
小形ディーゼルエンジン開発を決意 p13
HB形ついに完成 p13
「燃料報国」に燃えて p13
山岡内燃機株式会社を設立 p13
石油発動機の生産中止を決断 p13
2. 戦時体制への移行 p22
日華事変の勃発 p22
農用エンジンへの意地 p22
陸海軍の監理工場となる p22
山岡内燃機と山岡発動機の合併 p22
3. 多事多難の戦争末期 p26
長浜工場の建設 p26
軍需会社の指定と住吉鋳工所の買収 p26
山岡康人副社長に就任 p26
工場の被爆相次ぐ p26
第2章 戦後の苦難期を越えて p31
1. 急ピッチの再建 p31
生産の再開 p31
企業再建整備計画 p31
復興景気にうるおう p31
関連企業の増強 p31
2. 輸出ブーム p35
輸出の再開とインド・ブーム p35
インド貿易の途絶で窮地に p35
3. 漁船市場への進出 p37
小形漁船用主機の開発 p37
ベストセラーLD形シリーズの完成 p37
中・小形エンジンに業界初の減速ギヤ付逆転機を装備 p37
4. 農村工業を興す p40
永原農村精密工場の完成と天皇陛下の行幸 p40
石道・菅浦農村家庭工業を建設 p40
第3章 ディーゼル時代本格化へ p43
1. K形時代 p43
軽量小形ディーゼルエンジンで業績回復 p43
世界最小の横形水冷ディーゼルエンジンK1形の誕生 p43
ディーゼル時代を拓いたヘリコプター大作戦 p43
2. ディーゼル博士への讃歌 p47
山岡孫吉社長、ディーゼル金賞牌を受賞 p47
日独文化交流への貢献とドイツ大功労十字章の受章 p47
ディーゼル記念石庭苑の寄贈 p47
3. 山岡孫吉社長逝く p51
偉大な足跡 p51
第4章 経営近代化の波濤 p53
1. 経営近代化の推進 p53
副社長山岡康人、第2代社長に就任 p53
経営近代化の幕開け p53
市場別営業部制の採用 p53
2. 積極的な事業展開 p56
小形ディーゼルエンジン、農村市場を席巻 p56
舶用市場にヤンマー旋風 p56
拡大する陸用市場と大形エンジンの開発 p56
創業50周年記念式典を挙行 p56
3. 内部体制の充実 p62
コンピュータの導入 p62
大森農村精密工場を建設 p62
4. 新分野への進出 p63
日本船舶機器株式会社を設立 p63
ヤンマーポニー車の販売 p63
ロータリーエンジンの試作機完成 p63
八重洲地下街づくりへの貢献 p63
滋賀観光株式会社の設立 p63
5. 戦後を支えた経営者 p67
山岡康人社長の急逝 p67
第5章 農業機械市場へ進出 p69
1. ヤンマー農機株式会社の設立 p69
農業機械市場への進出に踏み切る p69
ヤンマー農機の発足 p69
2. 農業機械の積極販売へ p72
積極的な販路拡大 p72
ヤンマー学院の開設 p72
販売会社の設立 p72
トラクタの発売とサービス体制の確立 p72
第6章 新経営時代の幕開け p77
1. 山岡淳男、社長に就任 p77
新社長の決意 p77
山岡淳男社長、全国特販店を視察 p77
2. 第1次農業機械ブームの到来 p80
稲作一貫体系シリーズの完成 p80
農機ブームに沸く p80
3. 社是の改定とYQMの展開 p81
社是の改定 p81
総合的品質管理に取り組む p81
業界初のデミング賞を受賞 p81
営業オンライン・システムの稼働 p81
海外販売会社を設立 p81
4. 舶用市場の拡大 p86
舶用小形ディーゼルエンジンの積極販売 p86
ヤンマー舶用ローンの発足 p86
5. トラクタの生産 p87
木之本工場を建設 p87
山本工場を建設 p87
第7章 環境変化に即応する体質強化へ p89
1. 舶用市場 p89
エンジン高速化への対応 p89
FRP船に進出 p89
ヤンマー造船株式会社の設立 p89
相次ぐ大形エンジンの開発 p89
全漁連との取引き開始 p89
系列販売網の充実 p89
2. 陸用市場 p94
汎用商品の開発 p94
小形建設機械市場の創造 p94
3. 農業市場 p96
第1次減反――農政の転換 p96
三種の神器ブーム起こる p96
システム化農業への対応 p96
系列販売網の充実 p96
米国ディア社と提携 p96
4. 社会環境の変化に対応 p101
新生産体制の実施 p101
鋳造部門の充実 p101
福利厚生の充実 p101
第8章 国際化の'80年代に挑戦 p107
1. 花ひらく新商品 p107
石油危機の波紋 p107
技術研究所の建設 p107
農業市場拡大と流通センターの開設 p107
省エネ・低コストエンジンの開発 p107
建設機械シリーズ化を完成 p107
2. 貿易の伸長 p114
海外合弁会社の設立 p114
国際化時代へ p114
ドルショックを乗り越えて p114
3. コストダウンへの挑戦 p118
尼崎工場PCPシステム稼働 p118
滋賀生産事業所で新生産方式を採用 p118
ムダ排除運動の展開 p118
VA運動の強化 p118
全社提案制度の発足 p118
YSMシステムのスタート p118
4. 転換期を迎えた農業機械市場 p123
新・セイレイ工業株式会社の誕生 p123
V‐100日作戦で販売体制を強化 p123
農業政策、新たな転機に p123
5. 創業70周年を迎えて p126
Y70作戦発進 p126
5M作戦の展開 p126
夢の商品づくり p126
ガスタービンと小形空冷ディーゼルエンジン p126
創業70周年記念式典を挙行 p126
新たな発展へ p126
口絵 p126
部門編 p167
口絵 p167
I 経営管理 p167
1. 社長室 p167
社長室の誕生 p167
社長方針の具体化と体制づくり p167
中期経営計画 p167
関連企業の体質強化 p167
2. 人事・労務 p170
人事・労務管理の推移 p170
人事・労務諸制度の推移 p170
労使関係 p170
定年延長 p170
時間短縮と週休2日制 p170
人材の育成 p170
提案制度 p170
3. 福利厚生 p176
持ち家の推進 p176
文体活動とサッカー部の活躍 p176
健康保険組合と厚生年金基金の設立 p176
ヤンマーOB会の発足 p176
4. 経理・財務 p177
予算制度の確立 p177
財務体質の改善 p177
資金調達の推移 p177
監査制度の変遷 p177
5. 情報システム p182
事務機械化の時代 p182
部門分散システム時代 p182
トータルシステムへの展開 p182
今後の方向と課題 p182
6. YSM p184
YSM推進室の設置 p184
YSMの概要と効果 p184
7. 総務・広報 p187
総務部の組織と役割 p187
広報の役割 p187
8. 施設 p188
施設部の役割 p188
9. 宣伝 p189
「愛用者の利益のために」を実践 p189
マスコミ時代への対応 p189
テレビ時代への展開 p189
映画・機関誌・VTR p189
海外における広告・宣伝活動 p189
CIの推進 p189
II 研究と開発 p195
1. 技術部門の変遷 p195
小形横形水冷ディーゼルエンジンの誕生 p195
高度な技術の導入 p195
「研究所」の発足 p195
研究開発体制の強化 p195
2. 商品開発 p199
軍需で機種の拡充 p199
漁船市場への進出と小形横形水冷ディーゼルエンジンの変遷 p199
高性能・高品質の追求 p199
陸用・商工船市場へ進出 p199
防爆ロコ用エンジンと非磁性エンジンの開発 p199
内火艇主機関の開発 p199
特殊装置の開発 p199
小形建設機械シリーズの開発 p199
トラクタ開発の推移 p199
小形ガソリンエンジンの開発 p199
FIE(燃料噴射装置)の開発 p199
3. 研究の推移 p209
小形横形水冷エンジンの研究 p209
空冷ディーゼルエンジンの研究 p209
ロータリーエンジンとスターリングエンジンの研究 p209
公害関連の研究 p209
4. 特許活動 p213
III 生産 p215
1. 生産体制 p215
工場および製品 p215
エンジン生産実績 p215
農用トラクタ、建設機械およびFRP船の生産 p215
2. 生産管理 p219
近代的生産体制への始動 p219
号機追番管理制度の採用 p219
QC・IEの導入 p219
YQMとデミング賞の受賞 p219
コンピュータの導入 p219
設備の自動化 p219
新生産方式「きっぷ方式」のスタート p219
3. 品質保証 p224
品質保証の目的 p224
品質保証体制 p224
4. 滋賀生産事業所 p226
概要 p226
長浜工場――中小形エンジン専門工場 p226
永原工場――燃料噴射弁専門工場 p226
大森工場――燃料噴射ポンプ専門工場 p226
山本工場――ダイキャスト・ガソリンエンジン工場 p226
木之本工場――トラクタ専門工場 p226
5. 阪神生産事業所 p232
尼崎工場――大形エンジン専門工場 p232
布施工場 p232
IV 資材 p237
1. 資材取引きの近代化 p237
購買組織の変遷 p237
協力会組織と購買政策の変遷 p237
資材取引きの近代化―『取引基本契約書』の締結 p237
〓[○+S](マルエス)作戦の展開 p237
2. コスト低減への挑戦 p239
QCサークルとしての“不良かんばん” p239
VA・VEと6S大運動 p239
『資材事務研究』の発行 p239
新しい歩み p239
V 商品と販売 p243
1. 国内市場 p243
1) 販売組織 p243
販売組織とその特色 p243
ヤンマー会と販売協同組合の結成 p243
販売網の拡充と経営指導 p243
2) 農用市場 p245
3) 舶用市場 p245
沿岸漁船のディーゼル化 p245
販売サービス網の拡充 p245
FRP船に進出 p245
軽量高速化への対応 p245
販売戦略の展開 p245
大形舶用エンジンの展開――外航船 p245
内航船 p245
作業船・小形輸出船 p245
大形漁船 p245
4) 陸用市場 p255
小形建設機械 p255
防災設備 p255
OEM p255
5) サービス体制 p260
部品サービス体制の確立 p260
技術サービス体制の確立 p260
2. 海外市場 p265
貿易のあゆみ p265
海外活動の再開とインド貿易 p265
独立諸国の農工業振興と市場の偏重 p265
欧米諸国に市場を拡大 p265
戦略設定と急成長 p265
国際化への対応 p265
技術提携と新市場の開拓 p265
VI ヤンマー農機株式会社 p275
1. 設立以前 p275
市場別営業組織への改革 p275
販売網の拡充と資金力の強化 p275
長浜工場招待とディーゼルスクール p275
下取交換と貸付販売 p275
連鎖販売と愛用者登録運動 p275
2. ヤンマー農機株式会社の設立 p278
設立の動機 p278
新会社発足 p278
3. 躍進の足どり p279
農業機械化への対応 p279
ヤンマー学院の開設 p279
中央技術研究所の発足 p279
販売会社の設立 p279
流通センターの建設 p279
系統販売の拡大に努力 p279
大規模農業施設の建設 p279
農業機械業界のリーダーに成長 p279
VII 関係会社 p285
ヤンマーとともにあゆむ企業群 p285
1. 生産系列 p285
2. 販売系列 p289
3. その他の企業 p290
VIII 財団法人山岡育英会 p293
山岡育英会の設立 p293
基金の拡充と孫翁塾の完成 p293
同窓会と卒業生の活躍 p293
私は生きている――新・山岡孫吉伝 p303
口絵 p303
はじめに p303
1. 湖北からの出発 p305
青雲を望んで p305
母くにの助力 p305
2. ヤンマー誕生 p313
大阪の夢 p313
“販売”とは何か p313
生産者への足がかり p313
山岡発動機 p313
工作所を創設 p313
“ヤンマー”起つ! p313
3. 運根鈍の時代 p335
宣伝の思想 p335
不況、なにするものぞ! p335
嵐のなかで p335
ディーゼルエンジンを求めて p335
4. 燃料報国 p357
ディーゼルエンジン、スタート! p357
“燃料報国”およびヤンマー船 p357
戦時下を生き抜く p357
5. “K形”新時代 p371
新商品への取組み p371
“K形”作戦 p371
6. 魂は永遠《とわ》に p379
農村工場の夢 p379
アウグスブルクの秋 p379
私は生きている p379
〔参考文献〕 p389
資料編 p391
原始定款 p391
現行定款 p394
理事 p397
ヤンマーディーゼル歴代役員任期一覧 p398
ヤンマー農機歴代役員任期一覧 p401
売上高の推移(ヤンマーディーゼル、ヤンマー農機) p402
在籍人員の推移(ヤンマーディーゼル、ヤンマー農機) p403
ヤンマーディーゼル組織図 p404
ヤンマー農機組織図 p405
事業所 p406
ヤンマーディーゼル事業所所在地 p414
ヤンマー農機事業所所在地 p415
海外事業所所在地 p416
関係会社 p417
主要商品 p418
商品のあゆみ p424
年表 p435
編集後記 巻末
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