碌々産業(株)『工作機械ひとすじ100年の歴史 : 小さな技術集団碌々産業(株)』(2003.06)

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目次項目 ページ
「感謝」 碌々産業株式会社取締役社長 野田謙一 NP
1. 後進日本へ先進の工作機械 p1
明治の時代の国際人、野田正一 p1
機械商・碌々商店創業への助走 p1
穴あけ加工にこだわる起点 p1
工作機械市場に大戦景気の追い風 p1
2. 恐慌・軍拡・強まる国家統制 p11
国産機レベルアップ、輸入機後退 p11
苦節・苦行に耐え、株式会社に改組 p11
震災不況、工作機械産業は振り出しへ p11
工作機械製造事業法、S型工作機械 p11
工作機械製造事業所数、約2000件 p11
過去の経験が化石になっていないか p11
工作機械は生産の手段、目的ではない p11
連合軍へ宣戦布告、国内は軍事一色 p11
3. 敗戦ショックの中の産業復興 p28
非軍事化へ相次ぎGHQの荒療治 p28
心機一転、日本が変わる、碌々も変わる p28
仮死状態の産業界に朝鮮動乱の特需 p28
4. 国際化先駆企業が立ち上がった p36
生産能力回復へ相次ぐ政策レベルの支援 p36
固定観念を捨てよ、良いものは良い p36
輸入気に頼る市場、創業時代もそうだった p36
日仏親善で野田精一にシュバリエ勲章 p36
老舗の輸入機械商が輸出へ動いた p36
5. 加工現場を洗うNC化の大波 p50
「機械設備はNC機に置き換わる」 p50
数値制御方式テープコントロール自動ボール盤 p50
プリント基板穴あけ加工の効率化 p50
6. PCB加工機で続々と新鋭機 p59
激戦のプリント基板市場で着々技術蓄積 p59
エア軸受、自動化などRPD形で実績 p59
スパコン用大型多層基板用9軸機に挑戦 p59
休日、夜間も働きつづける無人化セル誕生 p59
7. 続々とNCボール盤の実力機 p73
実質第1号機RNDシリーズの大ヒット p73
NCボール盤メーカーの得手、不得手 p73
初の3軸制御機、MC開発へ近づいた p73
8. 穴加工プロ集団のMC参入 p84
工具15本、ATC付き、独創的な立形機 p84
加工域広い強剛性門形シリーズが完成 p84
小径穴加工専用機で見せた“碌々魂” p84
9. 産業界揺るがす「円」と「オイル」 p93
ドル・ショックからオイル・ショックへ p93
上昇一途のGNPも初のマイナス成長 p93
なりふり構わずヒト・モノ・カネの減量 p93
石油危機と円高を追い風にするしたたかさ p93
10. 石油危機後の市場構造の変容 p103
機械加工と基板加工の両方を満たす企業 p103
米市場にも受け入れられる強剛性MCを p103
ラム形フライス盤ベースに5面加工MCへ p103
地に下りてきた高嶺の花・NC機 p103
11. バブル体質の破壊と再構築 p115
「金余り」急進、高度成長期級の拡大投資 p115
トリプル安と円高急襲、バブルが破裂 p115
増益と減益、営業報告書にも苦闘の跡 p115
ニッチな市場も大型不況の前に沈黙 p115
「シリコン・サイクル」も谷間で低迷 p115
96年に黒字復帰、IT化市場拡大の追い風 p115
12. ニッチ市場に特化した技術 p130
碌々のポスト・バブルの恵まれた環境 p130
MEGA完成、超精密微細加工に突破口 p130
金属加工と基板加工の相互乗り入れ p130
高い信頼、機械のプロが作った外形加工機 p130
加工ニーズの変化にも柔軟に対応 p130
機械と合わせて加工ノウハウも提供 p130
エンドユーザーの仕事量を増やす特殊機械 p130
伝統継承のベテラン、固定概念打破の若手 p130
13. これからの碌々産業●社内若手の意見交換会から p152
テーマ1/ニッチな機械の、グローバルな営業...営業情報を工場でも共有できるシステムを p153
テーマ2/オーダーメイド機械のための設計...経験だけでなく根っこの部分で革新が必要 p159
テーマ3/精度と生産効率、仕上げ・組み立て技術の継承=伝承...キサゲは究極精度出しには必要不可欠 p163
テーマ4/超精密加工とニッチな加工、その使い分け...世界トップの専門知識をどう習得するか p167
テーマ5/グローバルな市場で求められるアフターサービス p172
テーマ6/即戦力が求められる時代、自己研鑽をどうするか p173
テーマ7/碌々産業が作る工作機械とは? p176
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