富士重工業(株)『六連星はかがやく : 富士重工業50年史 : 1953-2003 : Six stars shining briliantly』(2004.07)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
ごあいさつ 取締役社長兼CEO 竹中恭二 NP
前史 夢は大空を翔ける 1917年―1953年 p4
1 中島飛行機の誕生 p4
蚕糸小屋で上がった産声 p4
“官にまかせていてはダメだ” p5
本格的な生産を始める p6
川西との決別 p7
確固たる地位を築く p8
東京工場の建設とエンジンの開発 p9
「栄」と「誉」 p11
航空機工業の競争時代に突入 p11
知久平の政界進出と株式会社化 p12
太田工場の誕生 p13
2 戦時下での拡大 p14
命令融資を受けて設備増強へ p14
太田製作所の拡張 p14
武蔵野製作所の「大量生産方式」 p16
小泉製作所と多摩製作所の建設 p18
戦火の拡大と強まる国家統制 p18
重点爆撃の目標となる p20
軍需工廠指定と終戦 p20
名機の残像 p22
3 戦後の分割と再スタート p24
富士産業株式会社の発足と財閥解体の試練 p24
中島知久平の死去 p26
第二会社の苦闘 p27
第1章 富士重工業の誕生 1953年―1963年 p34
1 航空機生産を旗印に―「富士重工業株式会社」発足 p34
大合同の機運が生まれる p34
航空機か、自動車か p34
航空機生産の窓口を p35
富士重工業の誕生 p36
6社合同でスタートを切る p36
北謙治社長の急逝と吉田孝雄の社長就任 p38
2 多角的事業の基盤づくり p40
当社の柱となったラビットスクーター p40
バスボディ生産の基礎を確立 p42
鉄道車両メーカーとして独自の展開を図る p42
ロビンエンジンと耕運機を柱に p43
3 念願の航空機生産を開始 p44
メンター量産で航空機生産の基礎を築く p44
航空史上に金字塔を打ち立てたT-1 p46
4 自動車事業を将来の柱に―スバル360の誕生 p50
胎動しはじめた戦後の自動車産業 p50
P-1でゼロから学ぶ p51
「すばる」誕生 p52
“国民車構想”を追い風に「軽」に挑む p52
軽四輪乗用車計画に乗り出す p53
軽量化と乗り心地を追求 p54
苦難を越えて発表へ p55
群馬製作所本工場の建設 p56
特約店網を拡大 p58
第2章 自動車メーカーとしての基盤を築く 1963年―1973年 p62
1 新体制で熾烈な競争へ挑む p62
自動車産業をめぐる“2つの渦” p62
横田新体制の発足 p63
積極・堅実経営路線へ p63
自動車メーカーとしての飛躍を期す p65
スバル1000発売 p66
2 生き残りをかけて提携へ p68
資本自由化で再編成の幕が開く p68
いすゞ自動車との提携と解消 p69
日産自動車との業務提携 p69
日産車の受託生産を開始 p70
3 試練のなかで新たな発展を模索 p72
社内体制の整備 p72
スバル360をモデルチェンジ p73
大原栄一の社長就任 p75
停滞が続く国内販売 p75
レオーネの登場 p76
スバル4WDの誕生 p77
矢島工場の建設 p78
米国向け輸出のスタートで光明が見えはじめる p78
4 多角経営への発展を担う4事業部門 p80
ヘリコプター事業の基盤を確立 p80
航空機技術開発力の強化 p80
軽飛行機「エアロスバル」で民需を拡大 p81
農機部門を分離して産業機械へ特化 p82
対米輸出の拡大 p83
国鉄向け車両、コンテナの拡大 p84
新分野へ挑戦するバスボディ部門 p86
第3章 輸出企業として成長 1973年―1983年 p90
1 石油ショックと排ガス規制を克服 p90
戦後初めてマイナス成長を記録 p90
総力を挙げて合理化を実施 p91
業績の回復 p91
排ガス規制への対応を迫られる p91
SEEC-Tの開発に取り組む p93
厳しい排ガス規制下で販売を支える p94
軽枠拡大に迅速に対応 p95
2 輸出の拡大と量産体制の確立 p96
佐々木定道を社長に迎える p96
日本車ブームで輸出拡大へ p97
米国で確固たる地位を築く p97
輸出自主規制で新たな課題が浮上 p99
矢島工場の増強と設備の自動化 p99
生産管理の新たな展開 p100
MG計画の始動 p100
パワーユニット生産部門を群馬に統合 p102
3 低成長下に新たな需要を喚起 p104
個性化・多様化時代を迎える p104
ワイドバリエーションを展開 p105
ツーリングワゴンの登場 p105
低価格指向が強まる軽自動車市場への対応 p106
リッターカーの発売 p107
4WDのフルライン化へ p108
積極的に先端技術を導入 p109
国内販売強化策を展開 p110
地上に舞い降りたスバルの星、「アルシオーネ」 p112
4 国際化を進める4事業部門 p114
汎用エンジンシリーズを拡大 p114
新型レールバスを開発 p115
バス事業の積極展開 p115
ボーイング旅客機の生産分担に参画 p115
FA-300の国際共同開発 p116
MTXの生産分担 p116
第4章 時代に向かって積極経営を展開 1983年―1990年 p122
1 輸出規制下の決断 p122
自動車産業界の“地殻変動” p122
米国進出を見据えた事前調査 p125
田島敏弘の社長就任 p126
急激な円高で「米国進出」が一気に加速 p126
3つの選択肢 p127
合併による米国現地生産へ p128
いすゞ自動車との合併を発表 p128
インディアナ州に決定 p129
SIA発足 p129
SIA立ち上げの苦闘 p132
2 企業革新への挑戦 p134
飛躍を期して風土改革に取り組む p134
確かさをアイデンティティーに p135
全社的「BIG BANG」運動へ発展 p135
閉塞感を取り払ったトップのメッセージ p135
3 次代への賭け p136
円高緊急対策を打ち出す p136
「1兆円企業」に夢を託す p137
次々と積極策を展開する p137
4事業部門の事業戦略 p140
追い風のなかでの資金調達 p140
スバル研究実験センター高速周回路の完成 p142
スバル研究所の設立から再編まで p144
4 レガシィ誕生 p146
先行開発にぶつけられた技術者たちの熱い想い p146
「理想のクルマ」とは p147
クラス・ナンバーワンを目指す p148
若い技術者の提案を積極的に採用 p148
「気持ちのよい走り」を求めて p149
世界速度記録への挑戦 p151
いよいよ市場導入へ p153
初代レガシィのラインオフ p154
今も破られない偉大な世界記録―レガシィ10万キロ世界速度記録 p156
5 経営危機に直面 p158
急激に変化した自動車市場 p158
全需の波に乗れない国内販売 p159
米国販売の落ち込み p159
米国でのつまづき p160
SOAを買収 p161
予想を上回る原価高 p161
創業以来の大幅赤字を計上 p161
事業史 p163
航空宇宙事業 p163
・システム・インテグレータへの成長と事業の拡大 p163
産業機器事業 p168
・全ロビンエンジン生産累計1000万台達成 p168
車両・エコテクノロジー事業 p171
・LE-Carの開発と軽快気動車への発展 p171
・フジマイティーシリーズの拡大 p173
バス・ハウス事業 p174
・連節バスとアステローペ p174
・ミニハウスの誕生とハウス事業の成長 p176
第5章 経営再建への苦闘 1990年―1996年 p180
1 再建計画のスタート p180
川合勇の社長就任 p180
Factsは何か、自ら汗を流して動く p181
「経営は心」を実践した対話集会 p182
ディーラーはお客様 p182
自分たちの手で再建を p182
再建の道筋は示された p183
2 徹底した品質とコストの意識革命 p184
“悪魔の循環”を断ち切れ p184
品質が経営に及ぼす影響を全従業員が考える p184
不可能と思われたコスト低減を実現 p185
SPS、MCIを展開 p186
「しっかり、しつこく、最後まで」がキーワード p187
部品センター機能を集約 p188
3 勢いを増す国内販売 p190
再建計画とその実行 p190
初めて管理職を販売の第一線に投入 p190
再建の牽引車になったレガシィ p191
「レガシィ研修会」で共有化を図る p191
レガシィ月販1万台への挑戦 p192
小型車の本格的2車系販売がスタート p193
2代目レガシィで再建に拍車がかかる p194
WRCでの活躍がもたらしたもの p197
コンパクトボディに走りと品質が凝縮された、中間車「インプレッサ」 p198
4 米国での苦闘 p200
スバル、米国から撤退か p200
試行錯誤が続く p201
痛みを覚悟した決断へ向かう p201
SIAの減産に踏み切る p202
スバル発の「AWD」戦略が成功 p202
スバル再建の柱となったアウトバック p204
5 経営再建を達成 p206
90年代初めの自動車産業 p206
再建・復配に確かな手応え p206
試練を乗り越えて6期ぶりに復配を達成 p207
Close up p208
スバルに関わるすべての人に夢を―WRCチャレンジ p208
事業史 p210
航空宇宙事業 p210
・開発事業の拡大―ヘリコプター、固定翼、無人機、海外ビジネス、シミュレータ p210
産業機器事業 p214
・グローバル体制の構築 p214
車両・エコテクノロジー事業 p217
・新型電気作業車群の開発と振子気動車の開発 p217
・フジマイティーシリーズの商品力の向上 p218
バス・ハウス事業 p220
・ハイブリッドバス・CNGバスの開発 p220
・ハウス事業は好況から不況へ p221
第6章 世界的再編時代へ突入 1996年―2001年 p226
1 新世紀へ向けて再出発 p226
田中毅の社長就任 p226
TQF21で21世紀の会社像を描く p228
「存在感と魅力ある企業」を目指す p229
4事業部門の苦境 p229
グローバリゼーションへの対応 p230
品質マネジメントシステム導入の歩み p231
2 相次ぐ試練とコンプライアンスへの取り組み強化 p232
再出発をかけて一気にリコールを実施 p232
厳しい処分を受ける p233
信頼回復に向け行動を開始 p233
贈賄事件の衝撃 p234
コンプライアンスの徹底 p235
3 快走を続ける自動車部門 p236
WRC3連覇!日本車初の快挙を達成 p236
新型車の投入で好調な国内販売 p236
4WD戦略を支える小型系3本柱 p239
特約店経営の健全化 p240
WRC効果とAWD戦略で販売を伸ばす欧州市場 p241
AWD戦略が根付いたオーストラリア p241
SOA、SIAが念願の累損一掃 p242
SIA10周年を盛大に祝う p242
道ある限りどこまでも、クロスオーバーSUV「フォレスター」 p244
ミニワゴン「プレオの開発」 p246
4 GMとの提携 p248
提携交渉のクライマックス p248
主体性を確保する p249
GMは戦略的パートナー p250
フィージビリティ・スタディが始まる p250
GMと包括提携を結ぶ p251
スズキと業務提携を結ぶ p252
成長のキーワードは「プレミアムブランド」の確立 p252
グループ経営体質の強化を目指して p253
退職給付積立て不足を一括償却 p254
グループの金融・不動産事業を再編 p254
グループ各社の経理業務を集約 p255
事業史 p256
航空宇宙事業 p256
・グローバル・パートナーへの成長・体質強化、無人機・宇宙分野の展開 p256
産業機器事業 p260
・グローバル化の推進と事業の拡大 p260
車両・エコテクノロジー事業 p262
・トレーラ事業の発展 p262
・ヒュー・ストンの実用化と清掃ロボットの開発 p263
バス・ハウス事業 p265
・ノンステップバスの開発 p265
・新商品・新事業への転換を進めるハウス事業 p266
第7章 さらなる独創をもとめて 2001年― p270
1 新しいステージ、新しい経営 p270
新たな挑戦のとき p270
竹中恭二の社長就任 p270
期待感と改革意欲が社内に広がる p272
新中期経営計画「FDR-1」を策定 p272
「感動性能」の実現を目指した4代目レガシィ p273
新たなグローバル戦略 p275
好調な販売を続けるカナダ、オーストラリア p276
全世界でプレミアムな販売活動を p279
2 4事業部門の軌跡と社内カンパニーのスタート p280
事業再編に踏み切る p280
時代の光と影を映してきたバス・鉄道車両事業 p280
飛躍を期す3カンパニー p282
新たな地平を切り拓くために p282
3 新しい価値創造への挑戦 p284
50周年を迎える p284
〓[○+フ]から「スバル」へ p284
六連星は輝く p285
事業史 p286
航空宇宙事業 p286
・新世紀の事業展開―2000億円への序章 p286
産業機器事業 p290
・新たな発展を目指して p290
車両・エコテクノロジー事業 p292
・鉄道車両事業からの撤退 p292
・環境関連事業の拡大 p293
バス・ハウス事業 p295
・終焉を迎えたバス生産 p295
・ハウス事業の分社化 p297
独創の系譜―スバルのクルマづくり、その思想と技術― p300
1 独創のスバルはいかにして生まれたか p300
動き出した中島飛行機の技術者たち p300
人間第一の思想とあくなき性能の追求と p300
「人」を出発点としたパッケージング p303
理想を追求する技術者としてのプライド p303
創意工夫を注ぎ込む p304
さらに理想のパッケージングを追求 p304
技術のための技術は本質を見失う p306
レガシィでコア技術として開花 p307
「人のために」を基本として機能を追及する p308
真正面から取り組んで生まれた独創性 p308
2 水平対向エンジンの進化 p310
ゼロからスタートした水平対向エンジン p310
合理設計の結晶 p311
“いいメカはシンプル”のSEEC-T p311
基本に立ち戻った新世代エンジン p312
スポーツユニットの基本を作ったDOHCターボ p315
パフォーマンス戦略を支える高性能エンジン p315
進化する4気筒エンジン p316
6気筒エンジンに挑戦 p317
新設計で生まれた3.0リッター6気筒エンジン p318
3 スバルAWDの進化 p320
技術革新が新しいニーズを生み出す p320
トラクション重視のセレクティブ4WD p320
モータースポーツで主役となった4WD p323
レガシィでさらに進化したスポーツ4WDコンセプト p324
北米市場で評価を得たクロスオーバー・コンセプト p325
Symmetrical AWDとして世界統一展開へ p327
索引 巻末
主要参考文献一覧 巻末
あとがき NP
索引リスト
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