(株)ニコン『光とミクロと共に : ニコン75年史. [本編]』(1993.06)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
発刊にあたって 取締役会長 福岡成忠 取締役社長 荘孝次 NP
プロローグ NP
第1章 光学機械国産化への結集 大正6年~昭和7年 p8
1 創立以前の日本の光学機械技術 p8
[1] 光学機械の国産化 p8
[2] 第1次世界大戦と光学兵器国産化の加速 p11
2 日本光学工業株式会社の創立 p14
[1] 光学会社設立要請と岩崎小彌太の決断 p14
[2] 創業時代の事業 p17
3 経営の新展開 p24
[1] 営業不振と経営立直し p24
[2] 従業員融和に向けて p29
4 自主技術の向上 p32
[1] 光学兵器の開発 p32
[2] 写真レンズ「ニッコール」の誕生 p40
[3] 光学ガラス自製への挑戦 p44
第2章 大軍需会社へ 昭和8年~昭和20年 p50
1 増産要請への対応 p50
[1] 大井工場の拡充 p50
[2] 生産拠点の拡大 p52
[3] 人員の増強と技能の養成 p60
[4] 資金調達力の増大 p66
2 戦時下の技術集団 p70
[1] 機械式コンピュータの開発―指揮装置 p70
[2] 大型光学兵器の開発 p74
[3] 数々の軍用光学機械 p77
[4] 自由な研究風土 p82
[5] 光学ガラスの増産 p89
3 敗色濃いなかで p90
[1] 戦局の悪化と生産の確保 p90
[2] 終戦直前の会社概況 p93
第3章 民需品での復興 昭和20年~昭和29年 p98
1 復興への苦難の道 p98
[1] 事業縮小を断行 p98
[2] 民需転換 p100
[3] 大井・塩尻両工場の生産再開 p104
[4] 占領下での再建整備 p106
[5] 経営危機のふちで p110
2 光学機器の新たな出発 p114
[1] 技術の継承と発展 p114
[2] 市場ニーズへの対応 p121
[3] よみがえる溶解炉の火 p125
3 ニコンカメラの誕生 p128
[1] カメラの生産に着手 p128
[2] ニコンカメラの発売 p131
[3] 厳しい検査の眼 p134
[4] 脚光を浴びるニコンとニッコール p137
[5] ニコンS2へと発展 p139
4 新しい日本光学へ p144
[1] 販路づくりと「ニッコールクラブ」の結成 p144
[2] エーレンライヒとの固い握手 p146
[3] 業績の急回復 p151
第4章 企業近代化への対応 昭和30年~昭和40年 p158
1 品質第一のもとに p158
[1] 最高級カメラ「ニコンSP」の発売 p158
[2] 総合光学機械メーカーとして p162
[3] 品質管理の推進 p169
[4] 業績低迷の打開へ p169
2 一眼レフカメラ「ニコンF」の登場 p174
[1] ニコンFシステムの思想 p174
[2] ニコンF発売とFシステムの展開 p177
[3] システムを支えるニッコールレンズ p179
3 世界のニコンへ p182
[1] 市場のすそ野を広く―カメラ p182
[2] 東京オリンピックとニコン p189
[3] 製品と販路の布石―光学機器・眼鏡 p192
[4] 海外販売網の伸展 p196
4 経営組織の近代化 p198
[1] 業績の急伸 p198
[2] 事業部制の採用 p201
[3] 研究体制の強化 p204
[4] 生産の近代化 p205
[5] 新人事制度へ p208
5 技術の蓄積と開花 p212
[1] 超高解像力レンズ「ウルトラマイクロ・ニッコール」の開発 p212
[2] 光学・精密機械技術の成果 p215
[3] 新種光学ガラスの時代へ p219
第5章 高度成長と企業内容の充実 昭和41年~昭和48年 p224
1 事業の躍進 p224
[1] 売上げ好調な一眼レフカメラ「ニコマート」と交換レンズ p224
[2] 生産拠点の拡充 p227
[3] 生産方式の高度化 p234
2 揺るぎないニコンに p236
[1] ニコンFの全盛とニコンF2への発展 p236
[2] 高い信頼に応えて p243
[3] ニーズに対応する機器製品 p246
[4] 「メガネもニコン」を掲げて p250
[5] ヨーロッパセンターの設立 p255
3 経営基盤の強化 p260
[1] 資本関係の充実 p260
[2] 初期の電算システム p263
[3] 労使協議と従業員福祉 p265
[4] ニコンイメージの展開 p268
[5] 公害防止への対応 p271
4 科学の眼 p272
[1] レンズの高性能化 p272
[2] オプトエレクトロニクス技術の発展 p274
[3] マクロのなかのミクロ技術 p279
[4] 光技術の結実 p281
第6章 減速経済下の事業体質強化 昭和48年~昭和55年 p286
1 石油危機後の不況と経営努力 p286
[1] 全社目標のもとに p286
[2] 機器事業部の分割 p291
[3] 日本光学グループの長期経営構想 p294
[4] 新人事制度の導入―課長からマネジャーへ p296
[5] 全員参加の効率化(コストダウン) p299
2 マーケティング志向の推進 p302
[1] カメラ電子化の進展とニコンF3 p302
[2] 苦境を乗り切る光機営業 p310
[3] 総合眼鏡メーカーへ p312
[4] 営業を支援するサービスと物流 p317
[5] 円高と闘う海外部門 p320
3 技術開発への情熱 p324
[1] 顕微鏡光学系の革新「CFシステム」 p324
[2] エンジニアリングプラスチック(EP)技術の確立 p326
[3] 生産技術の進歩 p327
4 半導体製造装置「ステッパー」の開発 p332
[1] 「ステッパー」への足取り p332
[2] 1号機の開発成功 p334
[3] 量産機の発表 p337
第7章 新しい柱の樹立 昭和56年~昭和62年 p342
1 ステッパー事業への傾注 p342
[1] 半導体関連機器の充実 p342
[2] ステッパー専用工場の建設 p348
2 シリコンサイクル下の経営 p352
[1] 半導体不況・円高不況の直撃 p352
[2] カメラ事業部の体質改善 p357
[3] グループ経営の視点 p359
[4] 人材への投資 p361
3 販売体制と製品の充実 p366
[1] 「ピカイチ」の市場投入と一眼レフカメラのオートフォーカス化 p366
[2] 電子画像事業の育成 p372
[3] 光機製品群の強化と販売体制 p374
[4] 眼鏡製品の先端素材活用とオンラインシステム販売 p381
[5] 海外拠点の拡充と円高対応 p387
4 先進技術の事業化への努力 p390
[1] 固有技術を基盤にした特注機器 p390
[2] 先進技術を駆使した製品開発 p393
[3] 製品ソフト化の展開 p395
5 コンピュータの高度利用 p398
[1] 情報システムの構築 p398
[2] CAD/CAMシステムの導入 p399
6 新しい企業理念を求めて p404
[1] ニコンCI活動の開始 p404
[2] 企業理念の体現に向けて p406
第8章 変革と躍進 21世紀に向かって 昭和63年~平成4年 p410
1 新生ニコン p410
[1] 開かれた組織風土づくり p410
[2] 拠点構想の推進とリストラクチャリング p415
[3] 新規事業の育成 p416
2 耐久消費財関連事業の強化 p420
[1] 相つぐカメラの新製品投入 p420
[2] カメラの販売体制の強化 p427
[3] 眼鏡事業の新展開 p427
3 先端技術を追求する生産財関連事業 p436
[1] 半導体関連事業の展開 p436
[2] 多機能化するステッパー p437
[3] 精密機器の充実 p441
[4] 光機事業の伸展 p444
4 21世紀に向かって p452
[1] 収益体質の強化 p452
[2] 革新運動の全社的展開 p454
[3] 事業活動を支えて p456
[4] 研究開発の推進 p460
[5] 社会企業として p463
[6] 75周年を迎えて p466
索引 p469
主要参考文献 p481
あとがき p484
コラム p21
ドイツ人技術者の社宅と生活 p21
日本光学時代の社旗と社歌 p31
テント村の移り変わり p65
「一番美しく」と戸塚製作所 p91
ニッコールクラブの活動 p147
カメラの価格と月給の関係 p185
従業員・家族慰安会のあゆみ p267
大井製作所の変遷 p319
光友のあゆみ p365
図書室 p13
光学ガラス p13
光学機械 p23
測距儀の原理 p34
望遠鏡の原理と性能 p38
写真レンズの用語とレンズタイプ p41
顕微鏡の原理 p44
光学ガラスの製造工程(るつぼ溶解) p46
指揮装置の操作手順 p71
レンズの加工工程 p83
レンズの収差 p116
測量機の概念と種類 p118
偏光顕微鏡の原理 p122
メガネレンズ p124
反射防止膜の原理 p133
フォーカルプレーンシャッターの原理 p140
位相差顕微鏡の原理 p164
レンズの理論解像力 p212
天文機器の概念 p215
光の干渉を利用した測長 p219
連続溶解方式の工程 p233
電子シャッターの原理 p240
光電顕微鏡 p245
度器技術の概念 p276
NSRの基本動作 p344
オートフォーカス(AF)の原理 p370
口絵写真 p1
「1992.7.24の太陽・コロナ」//太陽観測衛星「ようこう」に搭載の軟エックス線望遠鏡により撮影(1992.7.24 10:35:32)//文部省宇宙科学研究所提供 p1
「スペースシャトル『ディスカバリー号』の船尾と地球」//ニコンF3(NASA仕様)により撮影//NASA(アメリカ航空宇宙局)提供 p2
「Tunnel of Light」//ニコンフォトコンテストインターナショナル1990/91入賞作品//撮影者 David.M.Payne(U.S.A.) p4
「Fisher Towers Moonrise」//ニコンフォトコンテストインターナショナル1990/91入賞作品//撮影者 Allen Karsh(U.S.A.) p5
「連続溶解装置のノズルから出る熔融状の光学ガラス」 p6
「レンズのコーティング」 p8
「偏光顕微鏡写真」//アミノピリン(解熱鎮痛剤)//使用顕微鏡 ニコン偏光顕微鏡、撮影倍率100×//撮影者 秋山実 p10
「縮小投影型露光装置NSRのウェハステージ」//ランニングテスト中をスピードライトにより多重露光 p12
「ウェハステージの組立て作業」 p14
「ニコンコスモゾーンによる立体再構築画像」//モルモットの内耳//顕微鏡写真をデジタイザでトレースし、当社三次元画像解析システム「コスモゾーン」にて立体的に再構築//制作者 佐藤喜一 p16
「サングラス・ウインタースポーツ」 p18
「コンパクトカメラのデザインの検討」 p20
「レーザー光線による光学系の研究(非線形特性の測定実験)」 p22
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