東亜建設工業(株)『東亜建設工業百年史』(2008.03)

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目次項目 ページ
発刊にあたって 代表取締役社長 鈴木 行雄 巻頭
口絵 巻頭
歴代社長 巻頭
本社移転の歴史 巻頭
第1部 東京湾埋立に賭した壮大な夢 巻頭
第2部 戦後復興・高度経済成長と埋立ブーム 巻頭
第3部 総合建設業へ、東亜建設工業の新世紀 巻頭
最近10年の施工実績 巻頭
沿革編 p3
第1部 東京湾埋立に賭した壮大な夢 p3
プロローグ p4
第1章 浅野総一郎と東京湾埋立構想 p6
1. 明治が生んだ大実業家浅野総一郎 p6
・変革期に巡り合って p6
・水売りから石炭商へ p7
・躍進の端緒となった廃物コークス p8
・渋沢栄一の知遇を得て p9
・セメント工場の払い下げを受ける p10
2. 欧米港湾の視察 p11
・浅野回漕店の発足 p12
・東洋汽船株式会社の設立 p13
・太平洋航路を開く p14
・港湾施設の彼我の差に愕然 p16
3. 独創的な埋立構想 p18
・浅野の東京湾築港構想 p18
・鶴見・川崎地先海面埋立計画 p19
・安田善次郎のバックアップ p22
第2章 埋立事業の創始、工業地帯の出現 p24
1. 鶴見埋築株式会社の発足 p24
・大川、白石が専務に就任 p24
・埋立工事の開始 p25
・ポンプ船の改造 p27
2. 造成地に大企業が陸続と進出 p29
・浅野セメントの新工場 p30
・日本鋼管株式会社の誕生 p32
・第1号、旭硝子株式会社の進出 p34
3. 株式会社浅野造船所の設立 p35
・造船への熱い思い p35
・一気呵成の海面埋立、造船所建設 p36
・株式会社浅野製鉄所の発足 p38
・電力事業の開始 p39
第3章 関東大震災と京浜工業地帯の発展 p41
1. 東京湾埋立株式会社の発足 p41
・鶴見・川崎から東京湾を視野に p41
・浅野系企業に打撃 p44
・安田善次郎の死 p46
2. 大震災の災厄を乗り切って p47
・順調に進む埋立事業 p47
・埋立の請負工事に進出 p48
・未曾有の災厄、関東大震災 p50
・埋立造成地に高い評価 p52
3. 埋立工事の絶頂期を迎える p55
・浅野総一郎の銅像除幕式 p55
・埋立工事のピークを迎える p57
・往時滄海漁村ノ地一変シテ一大商工業地トナリ p58
・鶴見臨港鉄道の開業 p61
・埋立地の私設水道事業 p63
第4章 浅野総一郎の死と昭和恐慌 p65
1. 昭和恐慌下での創業者の死 p65
・金融恐慌から金解禁へ p65
・創業者の死 p66
・浅野財閥の苦境 p68
2. 大阪出張所の活躍 p70
・直営工事と大阪出張所の開設 p70
・大阪出張所の業績 p72
・住友グループの新居浜埋立 p74
3. 港湾工業株式会社の分離独立 p75
・東京湾埋立(株)の経営危機 p76
・港湾工業(株)の発足 p77
第5章 東京湾埋立(株)の変貌 p79
1. 港湾工業(株)の展開 p79
・東京湾埋立(株)の苦境 p79
・瀬戸内人絹工場の用地造成 p80
・西日本各地で施工 p83
・関東地区の請負工事 p84
2. フォードへの土地売却と復配 p86
・フォードの対日戦略 p86
・土地売却に踏み切る p87
・復配にこぎつける p89
・日本鋼管(株)の増設工事 p89
3. 京浜運河計画 p91
・京浜運河計画の推移 p91
・内務省の計画 p93
・民営埋立事業の終焉 p93
・行政訴訟を起こす p95
第6章 戦時下、全国各地で造成事業 p97
1. 各地の工業地造成 p97
・室蘭市輪西地区 p97
・長府の沿岸埋立 p99
・千葉臨海工業地帯の埋立 p100
2. 海外進出など港湾工業(株)の活躍 p103
・軍需への傾斜と業績の拡大 p103
・大阪北港の修築 p104
・台湾の港湾整備 p106
・国内では軍関係工事に傾斜 p108
3. 東亜港湾工業株式会社の発足、終戦 p109
・東亜港湾工業(株)の発足 p110
・空爆に耐えて p111
・ポンプ船の動向 p113
第2部 戦後復興・高度経済成長と埋立ブーム p117
プロローグ p118
第1章 戦後復興と臨海部への企業進出 p120
1. 羽田空港に始まる復興工事 p120
・終戦時の状況 p120
・羽田空港復旧工事 p122
・大型復興工事を受注 p125
・労働組合の誕生 p127
2. 超緊縮予算と朝鮮特需の波 p128
・ドッジラインによる深刻なデフレ p129
・川鉄千葉の大型工事で業績安定 p130
・武蔵丸の売却 p131
第2章 第1次埋立ブームの到来 p134
1. 高度成長と重化学工業の波 p134
・臨海部の需要急増 p134
・横浜臨海工業地帯の開発 p135
・川崎地区の埋立 p137
・所得倍増計画と港湾整備計画 p139
2. 埋立ブームと新鋭船の建造 p141
・新規業者の参入と建造ブーム p142
・次々と大型、新鋭船を建造 p143
・長府乾ドックの建設、発電船の建造 p145
・業績の続伸、資本増強、本社ビルの建設 p147
・体制の強化、制度の充実 p148
・昭和30年代の代表的工事例 p150
第3章 全国に拡大する埋立造成事業 p154
1. 第2次埋立ブーム p154
・旧全総と新産都市 p154
・水島、福山への進出 p155
・鹿島港建設工事 p158
・当社のめざましい活躍 p160
・砂上ケーソンの製作 p161
2. 臨海工業用地造成の更なる展開 p163
・扇町桟橋建設工事の受注 p163
・東播磨港加古川地区埋立 p165
・日本石油(株)喜入基地建設工事 p167
第4章 体質の強化と計画経営 p169
1. 海洋土木の新時代を迎えて p169
・好業績を維持 p169
・高性能化と大型化 p171
・業態の変化に対応すべく p172
・企画室の発足と長期計画 p174
・技術開発の本格的第一歩 p175
2. 壮大な新扇島埋立工事 p176
・扇島への移転計画 p177
・浅間山の土砂採取 p179
・プッシャーバージ船団 p181
・経営を支えた歴史的大工事の完成 p183
3. 自社埋立事業継続への取り組み p185
第5章 陸上部門へ進出、総合土木を目指す p188
1. 陸上部門への進出 p188
・外部環境の変化 p188
・積極的な資本増強、設備投資 p189
・総合土木色が明瞭に p192
第3部 総合建設業へ、東亜建設工業の新世紀 p195
プロローグ p196
第1章 社名変更と陸上土木・建築部門への進出 p198
1. 東亜建設工業株式会社の発足 p198
・変革への胎動 p198
・(株)留岡組との提携、営業権譲受 p200
・新たな企業イメージの創造 p202
2. 新体制の発足と経営合理化 p203
・石油危機への対応 p204
・経営布陣の一新と機構改革 p205
・人事制度の改正 p207
・支店の再編成 p207
・船舶機械の合理化 p209
・体質改善への苦悩 p210
3. 建築部門の育成、土木技術開発の成果 p213
・本社建築部の発足 p213
・京浜建築部の発足 p216
・陸上土木の進展 p217
・技術開発の成果 p219
第2章 海外工事の隆盛と蹉跌 p222
1. 東南アジアへの進出 p222
・東南アジア各地で受注 p222
・インドネシアに進出 p224
・チャンギー国際空港プロジェクトの入札 p226
・東南アジア最大の工事を受注 p227
2. 中東地区への進出 p228
・中東進出の橋頭堡、バンダル・シャプール港浚渫工事 p229
・IJPC関連工事から p230
・イラクへの進出 p233
3. コール・アル・ズベールの大工事 p235
・KAZPROのスタート p235
・コール・アル・ズベール第1期工事(KAZ-A) p237
・クウェート、サウジアラビア、エジプト p239
・海外体制の拡充 p244
4. イラン革命からイ・イ戦争へ p247
・革命で工事中断に追い込まれる p247
・難航したアバス桟橋工事の再開 p249
・コール・アル・ズベールQ16工事の苦闘 p250
・難題が次々と出来、対策委員会の発足 p252
・コール・アル・ズベール、スリーバース建設工事(Q23)の受注 p253
・イラクの工事中断、国外脱出 p254
・イランからの脱出 p256
第3章 全社あげて経営再建に立ち向かう p260
1. 資本金を上回る欠損を計上、無配に転落 p260
・国内市場の縮小、海外に活路を p260
・全社員に危機を訴える p262
・保有土地の売却 p263
・新経営体制の発足 p264
2. 再建経営計画に全社あげて挑戦 p266
・「活」三ヶ年計画の推進 p266
・海外工事の再開 p267
・イラン工事の再開、完成 p269
・復配を果たす p270
・電力・エネルギー分野への進出 p272
3. 利益を闘いとる「闘」三ヶ年計画 p275
・厳しい環境下で「闘」計画がスタート p275
・受注の拡大に向かって p277
・技術専門委員会の発足 p278
・業務の効率化、OA化の進展 p280
第4章 内需拡大の波、大型プロジェクトに参画 p282
1. 再建からV経営計画へ p282
・円高不況から長期成長過程へ p282
・V経営計画の策定 p284
・計画推進に実効ある対策を実施 p285
・本社組織、人事制度の改訂 p286
2. 大型プロジェクトの波 p287
・ビッグプロジェクトの時代 p288
・羽田空港沖合展開事業 p289
・軟弱地盤改良工事 p292
3. 世紀の大プロジェクト、関西国際空港建設 p293
・空港島造成と山砂の海上輸送 p294
・人工島の造成に新技術 p297
・長大架橋 p299
・沈埋トンネル、海底トンネル p302
・受注額2,000億円を突破 p304
第5章 平成不況の嵐に耐えて100周年を迎える p307
1. バブル経済下で長期ビジョンを策定 p307
・創立75周年と21世紀ビジョン p307
・中長期経営戦略と具体化施策 p309
・自立決算元年 p310
2. 事業活動の多面化、深化 p312
・不況のなかでも伸張続く当社業績 p312
・企画提案型案件の増加、ウォーターフロント p316
・海外工事の復権 p319
3. 環境の変化に適応した経営基盤の確立を目指して p321
・業績を支えてきた海上土木、官需 p321
・収縮する建設市場 p323
・21世紀ビジョンから2010年ビジョンへ p325
・部門別戦略大綱の目指すところ p328
・安藤建設(株)と業務提携 p332
・創業100周年に向かって p333
資料編 p338
社是・三則・五訓 p338
東亜建設工業グループ「企業行動規範 p339
定款 p340
社章 p345
役員任期一覧 p346
組織図 p352
資本金の推移 p354
売上高の推移 p356
受注高の推移 p358
経常利益・当期利益の推移 p360
浚渫土量の推移 p362
期末従業員数の推移 p364
各期業績推移表 p366
特許権・実用新案権 p368
主要技術論文 p371
主要工事実績 p373
年表 p386
参考文献 p405
コラム NP
・浚渫と環境汚染 p212
・山口県大島の停電事故 p274
・東亜建設工業ヨット部の設立と戦果 p306
・阪神・淡路大震災復旧工事 p314
・海上空港の建設 p326
索引リスト
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