凸版印刷(株)『TOPPAN1985 : 凸版印刷株式会社史』(1985.05)

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目次項目 ページ
ごあいさつ 取締役社長 鈴木和夫 NP
口絵 巻頭
創業前史 p1
序章 近代印刷術の発展 p1
第1節 高級印刷術の導入 p1
1. 銅版彫刻と紙幣印刷 p1
2. エルヘート凸版法 p4
3. 石版印刷の渡来 p5
第2節 活版印刷の系譜 p7
1. 江戸時代の活版印刷 p7
2. 明治初期の活版印刷 p9
第3節 写真応用の主な印刷術 p13
1. コロタイプ印刷 p13
2. 亜鉛凸版と写真網版 p15
3. 3色版印刷 p16
4. フォトグラビア印刷 p18
第4節 印刷業界の動向 p19
1. 印刷団体の歩み p19
2. 当時の主な印刷会社 p20
第1編 明治期 p23
第1章 凸版印刷合資会社の時代 p23
第1節 凸版印刷合資資会社の創立 p23
1. 設立の趣旨とエルヘート凸版法 p23
2. エドアルド・キヨソネと門下生たち p29
3. 創業者たちの出会いと二長町近辺 p34
4. 工場の建設と民営煙草包紙の受注 p39
第2節 専売局の煙草包紙の受注 p46
1. 工場の増築と設備の増強 p46
2. 民営煙草から煙草専売制へ p49
3. 専売局の煙草包紙の受注 p54
第3節 合資会社時代の業況 p60
1. 有価証券印刷の開始 p60
2. 商業美術印刷物の受注 p66
3. 散粉式フォトグラピア印刷と合資会社の成長 p71
4. 凸版刷印公司崇文閣 p80
第2章 凸版印刷株式会社の発足 p85
第1節 株式会社に組織を改める p85
1. 内外印刷株式会社の経営不振 p85
2. 株式会社の設立と内外印刷の合併 p89
第2節 株式会社初期の業況 p95
1. 本所分工場の整備 p95
2. 国定教科書、湖南銀行券などの受注 p99
3. 経営危機を切り抜ける p105
第2編 大正期 p109
第1章 オフセット印刷時代を拓く p109
第1節 オフセット印刷術の発祥と渡来 p109
1. オフセット印刷術の発祥 p109
2. オフセット印刷術の渡来 p113
第2節 オフセット印刷合名会社 p118
1. オフセット印刷合名会社の設立 p118
2. 最新鋭輸入機の威力 p124
3. オフセット印刷合名会社の買収 p128
第3節 HB製版法の特許権取得 p132
1. 第1次世界大戦の影響 p132
2. HB製版法の特許権取得 p137
3. 日本ヱッチ、ビー特許製版株式会社 p141
第2章 関東大震災と大正期の業況 p147
第1節 経営者の交代と本社新工場の建設 p147
1. 経営環境の変化 p147
2. 創業社長の勇退と経営陣の刷新 p153
3. 本社新工場の建設 p157
第2節 関東大震災による災禍と復旧 p166
1. 工場の被害と臨機の措置 p166
2. 罹災工場の復旧 p176
3. 震災損失金の処理と社債の発行 p182
第3節 東京紙器株式会社の合併と大正期の営業活動 p186
1. 東京紙器株式会社の系譜とその合併 p186
2. 有価証券印刷の需要拡大 p193
3. 出版印刷物の開拓 p197
4. 商業印刷物の漸増とトッパン・ラインのこと p204
第3編 昭和前期(終戦まで) p209
第1章 昭和初期の印刷界と当社の概況 p209
第1節 経済恐慌下の印刷界 p209
1. 経済恐慌の到来 p209
2. 円本ブームとその後の不況対策 p211
3. 東京印刷工業組合の設立 p217
第2節 昭和初頭の当社の概況 p222
1. 大阪に拠点を設置 p222
2. 昭和初頭の業況 p229
3. 営業活動の概況 p236
第3節 新構想による板橋工場の建設 p242
1. 建設計画と井上社長の外遊 p242
2. 板橋工場の竣工と新鋭機械の設置 p245
3. 特殊印刷技術の導入 p253
第4節 研究部の新設と下谷工場の設備増強 p260
1. 研究部の新設とその後の変遷 p260
2. 下谷工場の設備増強 p267
第2章 戦時体制下の当社と印刷界 p274
第1節 営業政策の転換と産業報国 p274
1. 営業政策の転換 p274
2. 産業報国会の結成と青年学校の創立 p278
3. 戦時下の経営 p281
第2節 国内諸工場の概況 p289
1. 疎開工場の概況 p289
2. 在京工場の概況 p292
3. 罹災工場対策 p300
4. 富士工場の開設 p303
5. 精版印刷株式会社の合併と大阪支社の開設 p306
第3節 大陸進出と南方事情 p313
1. 新大陸印刷株式会社と満州支社 p313
2. ジャワ・コルフ印刷工場の経営受託 p318
第4節 戦時統制下の印刷業界 p328
1. 日本印刷文化協会の設立 p328
2. 企業整備と日本印刷産業綜合統制組合 p331
第4編 戦後復興期 p337
第1章 荒廃から復興へ p337
第1節 終戦直後の印刷需要 p337
1. 日本銀行券の受注 p337
2. 出版印刷需要の回復 p347
3. その他の印刷需要 p354
第2節 戦後混乱期の経営 p363
1. 本社および各工場の復興 p363
2. 戦後の経済整備諸法規とその対応 p370
3. 終戦直後の労務事情 p378
4. 紙幣印刷の打ち切りと富士工場の閉鎖 p385
5. 中興の祖井上社長の引退 p393
第2章 海外技術導入による新展開 p401
第1節 経済自立と受注動向の変化 p401
1. 朝鮮特需・講和条約締結の影響 p401
2. 教育制度の改革と教科書の受注 p406
3. 受注動向の変化 p410
第2節 研究開発の推進と海外技術の導入 p414
1. 研究体制の整備 p414
2. 海外技術の導入 p418
3. ミルプリント社からの技術導入 p425
第3節 当社の概況と印刷業界の動向 p429
1. 当社の概況 p429
2. 印刷業界の動向 p433
第5編 高度成長期 p439
第1章 高度成長期の経営概況 p439
第1節 新しい経営組織の確立 p439
1. 高度成長の展望 p439
2. 経営5ヵ年計画から事業部制へ p442
3. 経営信条の制定とイメージメントの推進 p450
4. 当社の業況 p455
第2節 新本社ビルの建設と営業・生産拠点の拡充 p463
1. デザイン企画部門の統合と新本社ビルの建設 p463
2. 営業と生産の拠点の拡充 p467
3. 山田社長の逝去と沢村社長の就任 p471
第3節 国際化のなかの印刷技術 p479
1. 技術研究所と中央研究所の開設 p479
2. 海外技術の導入とその展開 p485
3. 合弁会社による新技術の企業化 p494
4. 海外における営業と生産活動 p500
第2章 情報化社会と印刷 p507
第1節 出版ブームと大量生産体制の整備 p507
1. 情報化社会の外観 p507
2. 大量生産体制の整備 p510
3. 電子製版機の導入 p518
4. コンピュータ組版システムの開発 p523
第2節 大量消費時代と商業印刷物 p529
1. 商業印刷物の総合受注活動 p529
2. 新しい印刷技術による商業印刷物 p538
第3節 証券および事務用印刷物の新展開 p549
1. 証券印刷技術の発展 p549
2. 磁気印刷物の開発 p554
3. ビジネスフォーム印刷へ進出 p559
第3章 新分野の成長 p565
第1節 流通革命と包材印刷 p565
1. 軟包装材とプラスチック容器の開発 p565
2. 紙器製造技術の変遷と量産体制 p572
第2節 建装材と布地印刷分野への進出 p578
1. 建装材印刷技術の開発 p578
2. 布地印刷技術の進展 p585
第3節 精密電子部品の製造 p589
1. トランジスタ・IC・LSI用マスクの製造 p589
2. フォトエッチング製品その他 p595
第6編 転換期と業際企業への挑戦 p603
第1章 転換期を迎えて p603
第1節 国際通貨危機から低成長時代へ p603
1. ドルショックと石油危機への対応 p603
2. 印刷業界の動向 p611
第2節 当社の概況 p619
1. 重点施策5項目と営業の概況 p619
2. 環境保全対策とSR委員会 p624
3. 沢村社長の急逝と鈴木社長の就任 p628
第2章 技術開発の推進と成果 p635
第1節 印刷技術の国際交流 p635
1. 導入技術の概況 p635
超LSI用電子ビームレジストの処方とプロセスに関する技術 p635
液体を無菌充填する装置の製造に関する技術 p635
ラミネートチューブの製造に関する技術 p635
減圧昇華転写なっ染法に関する技術 p635
「クリクロックカートン」の製造に関する技術 p635
システム販売台に関する技術 p635
2. 提供技術の概況 p642
多層押し出し中空成形装置および成形品の製造に関する技術 p642
「トッパンTHグラビア・プロセス」に関する技術 p642
EOGで医療器材を包装滅菌する包材とそのインキの製造に関する技術 p642
製版システム「トッパンCP525」と「トッパンST525」の輸出 p642
第2節 印刷関連システムのエレクトロニクス化 p649
1. 製版工程のエレクトロニクス化 p649
版下作図機「トッパン-AC30」 p649
線画原稿作成機「マイクセンサーJP2500」 p649
版下画像電送システム「トッパンアドス‐ネット」 p649
「トッパン投影刷版システム」 p649
「トッパンビデオ製版システム」 p649
刷版トンボ自動描画装置「トッパンAR-1300」 p649
「汎用コンバーター」 p649
電子検版装置「トッパンFC-600」 p649
「トッパンスキャンノートシステム」 p649
「トッパン企画・編集システム」 p649
2. 印刷工程のエレクトロニクス化 p657
「一括給紙システム」 p657
刷版画像読取装置「トッパンLS1300」と「インキプリセットコンパージョンシステム」 p657
年賀はがき、宝くじ、磁気カードなどの検査システム p657
第3節 生活・産業関連の技術開発 p660
1. 包材、産業資材、精密電子部品 p660
「トッパンEP-PAK」などの液体紙容器 p660
カートニングマシン「トッパンSH-1000」 p660
可食フィルムの印刷 p660
アルミニューム真空蒸着の包材とラベル p660
ノンソルベント方式ラミネーション p660
コーエクストルージョンコーティング p660
ストレッチブロー成形塩ビボトル p660
「トッパン鮮度保持剤」 p660
キーボード、ビデオカセットテープケース、フロッピーディスクパッケージなど p660
精密成形品 p660
建装材 p660
CCD用カラーフィルターと無機フィルター p660
2. スペースデザイン、POPなど p669
スペースデザイン p669
「キャッシュレス食堂POSシステム」 p669
「ニューオパール印刷」 p669
ホログラム p669
第3章 “業際企業トッパン”の始動 p672
第1節 新たな躍進への布石 p672
1. 業際人に徹しよう p672
2. 財務体質の強化 p674
3. 組織の変更と活性化 p675
4. 営業面、生産面の強化 p676
第2節 需要創造型産業へ p680
1. コミュニケーションインダストリーをめざして p680
2. コンピュータ、エレクトロニクスによるトータルマネージメント化への対応 p684
印刷方式による固体型エレクトロ・クロミック・ディスプレイ(ECD) p684
ICチップインカード p684
コンピュータ・グラフィックス画像の直接製版システム p684
3. エレクトロニクス情報処理市場への新展開 p686
むすび 「第3の誕生」をめざして p690
付編 p693
当社の現況 p693
事業所等分布図 p694
工場 p696
海外主要事業所 p699
役員 p700
凸版印刷株式会社定款 p705
主要営業品目 p709
主要技術提携一覧 p710
事業所一覧 p711
関係会社一覧 p712
資料 p721
銅凸版及石版印刷所設立趣意書 p722
凸版印刷合資会社定款 p723
凸版印刷株式会社定款(明治41年) p724
資本の変遷 p727
社債発行一覧 p729
株価の推移 p730
業績一覧 p732
売上高・利益金の推移 p736
歴代役員任期一覧 p737
歴代社長 p741
物故役員の略歴 p742
年表 p747
社史の編纂を終って p826
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