日本鋪道(株)『日本鋪道五十年史』(1985.12)

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目次項目 ページ
ごあいさつ NP
口絵 巻頭
序章 21世紀への道標 p1
第1章 前史 p3
第1節 アスファルトの発見と舗装の発祥 p3
1. アスファルト利用の起源 p3
古代文明とアスファルト p3
道路舗装の開祖は、バビロン王国か p3
2. 日本におけるアスファルトの発見 p4
「燃ゆる水」と「燃ゆる土」 p4
アスファルト利用の先駆者・黒沢利八 p4
3. 明治時代のアスファルト利用 p6
近代アスファルト舗装の発祥 p6
由利公正の先見 p6
アスファルト舗装第1号は「神田昌平橋」 p6
石坂周造と黒沢家の紛争 p6
ドイツ人技師の“置みやげ” p6
「土瀝青」はじめて鉱業法に編入 p6
第2節 中外アスファルト時代 p12
1. 中外アスファルト株式会社の誕生 p12
中外アスファルト設立の背景 p12
中外アスファルト株式会社の創立 p12
天然アスファルトの採掘と製錬 p12
2. 中外アスファルトの事業 p15
馬房舗床の成功で需要急増 p15
同業者の林立で市場競争激化 p15
高桑藤代吉欧米のアスファルト舗装を視察 p15
英国製スチームローラの導入 p15
石油採掘に挑む p15
社名を中外石油アスファルトに改称 p15
石油アスファルト時代へ p15
3. 高桑藤代吉の功績 p21
第3節 宝田石油時代 p22
1. アスファルト道路舗装の夜明け p22
2. 宝田石油に合併 p23
3. アスファルト工事係を新設して舗装事業を継承 p24
第4節 日本石油道路部時代 p26
1. 日本石油(株)の誕生 p26
2. 宝田石油と日本石油の大合併 p26
3. 舗道事業兼営に対する建言 p26
4. 幹線道路の舗装本格化 p29
京浜国道改築工事 p29
関東大震災の突発 p29
震災復興と道路舗装機械化への動き p29
第5節 ワービット工法の導入 p31
森豊吉技師の渡米とワーレン社との提携 p31
最初のワービット舗装工事 p31
明治神宮外苑舗装工事の施工 p31
阪神国道舗装工事の施工 p31
宮城外苑広場内舗装工事 p31
第2章 設立から終戦まで p61
第1節 日本鋪道株式会社の誕生 p61
1. 昭和時代の開幕 p61
昭和恐慌の発生 p61
満州事変の勃発と軍需景気の台頭 p61
2. 日本鋪道株式会社の設立 p62
社名の由来と社章の制定 p62
浅利三朗、初代社長に就任 p62
道路会社の設立あいつぐ p62
設立から昭和18年までの業績 p62
第2節 外地への事業展開 p71
1. 台湾における事業 p71
日本石油道路部時代 p71
日本鋪道時代への移行 p71
戦争中の舗装工事 p71
2. 満州における事業 p75
満鉄から最初の受注 p75
不穏な日々 p75
新京の都市づくりに参加 p75
満州鋪道株式会社の設立 p75
3. 朝鮮における事業 p78
釜山で初のワービット舗装 p78
人工アスファルトに活路 p78
現地人従業員の友情 p78
4. 北支における事業 p80
北京出張所の開設 p80
北支から蒙古まで p80
5. 樺太における事業 p82
零下25度で工事 p82
第3節 戦争の終結 p84
1. 資材しだいに逼迫 p84
2. 終戦直前の状況 p84
3. 本社事務所全焼す p85
4. 外地の全資産を失う p85
第3章 経営再開と体制整備 p87
第1節 道路復興と事業再建への歩み p87
1. 戦後への道路事情 p87
戦後と当時の世相 p87
道路の荒廃と再建への動き p87
2. 関係団体あいついで生まれる p89
日本道路建設業協会の設立 p89
日本道路協会の発足 p89
第2節 新しい出発 p91
1. 廃墟から立ち上がる p91
終戦時における当社の状況 p91
“旱天に慈雨”の100万円 p91
PD工事で道路の復旧はじまる p91
米軍関連工事に活路 p91
2. 機械・資材の不足を乗り切る p96
設備資金の導入と機材の整備 p96
代替資材の開発、功を奏す p96
3. 代用資材のあらまし p98
土瀝青 p98
人工アスファルト p98
人工アスファルトの生成 p98
国産ロックアスファルト p98
第3節 経営復興軌道に乗る p103
1. 社内体制の整備進む p103
川久保社長のプロフィル p103
自己資本充実に刻苦 p103
浅野物産(株)の当社株主からの撤退 p103
資本金一躍3,000万円に達す p103
東京株式市場への上場をはたす p103
建設業法の施行と建設業登録 p103
名須川常務、欧米の道路舗装を視察 p103
2. 受注全国におよぶ p107
手持受注高、年間7億円に達す p107
米軍大型工事を大量受注 p107
第4節 試練、再起 p108
1. 米軍工事の蹉跌 p108
ドッジラインの強行とデフレ不況 p108
朝鮮動乱の勃発とその影響 p108
試練 p108
日本石油の支援により危機を脱す p108
米第5空軍に対しクレームを提起 p108
2. 起死回生の2つの工事 p112
<その1> 千葉弾丸道路の完成 p112
<その2> 日光いろは坂の改修 p112
第4章 道路整備体制確立と高速道路時代 p117
第1節 道路財源の確立と道路整備5箇年計画 p117
1. マッカーサー覚書 p117
2. 新道路法制定と有料道路制度の創設 p117
3. 道路整備5箇年計画の推進 p118
第2節 コンクリート舗装とアスファルト舗装 p120
1. わが社のコンクリート舗装 p120
日本石油道路部時代から終戦まで p120
昭和20年代の工事 p120
昭和30年代の技術 p120
昭和40年代の技術進展 p120
2. セメントコンクリート舗装の後退 p123
第3節 高速道路時代への歩み p127
1. 高度成長時代の開幕 p127
もはや戦後ではない p127
2. 各国のハイウェー事情 p127
3. 道路公団の設立 p129
日本道路公団の誕生 p129
高速道路の建設はじまる p129
第4節 高速道路工事に挑戦 p132
1. 社内体制の強化 p132
2. 試金石となった雲仙・島原工事 p133
雲仙道路工事 p133
島原道路工事 p133
3. 名神高速道路工事 p136
「京都山科工区」試験工事 p136
試験工区の走行テスト p136
高槻~東伏見間舗装工事 p136
4. 高速道路工事の受注全国に及ぶ p145
施工体制の整備 p145
白い高速道路の出現 p145
高速道路の施工実績 p145
第5章 道路事情の発展と社業の飛躍 p153
第1節 経営新体制の発足 p153
1. 高度成長続く p153
2. 名須川秀二社長の就任 p153
新社長の横顔 p153
3. 社業飛躍的に伸展す p154
受注高、100億円を突破 p154
4. 本社新社屋の完成 p155
本社ビルの増改修 p155
第2節 技術近代化への対応 p157
1. 機械化施工体制の確立 p157
(1) 機械整備計画の策定と実施 p157
発足からの10年 p157
新型機械の導入と開発 p157
工事消化能力との関連 p157
整備計画着実に進む p157
(2) 機械管理体制の整備 p162
組織の変遷 p162
機械使用料制度の制定 p162
機械管理施設の整備 p162
(3) 機械要員の計画的育成 p164
人材の自社育成に着手 p164
オペレータの採用と育成 p164
機械・電気技術要員の採用 p164
2. 技術開発体制の整備 p166
(1) 技術管理組織の変遷 p166
(2) 技術研究所の歩み p168
体制整備の成果 p168
第3節 経営体制の強化 p173
1. 40年不況と“いざなぎ景気”の台頭 p173
2. 営業体制の整備 p174
受注競争の激化と営業部の設置 p174
受注大いに伸展す p174
3. アスファルト合材販売事業への進出 p175
合材販売事業成立の背景 p175
合材部の設置 p175
合材販売全国におよぶ p175
4. 事務管理体制の強化 p179
経理事務の合理化 p179
電子計算機の導入 p179
第4節 従業員対策の充実 p182
1. 人材育成の歩み p182
新入社員教育 p182
技術研究懇談会の開催 p182
研修所の創設と研修教育体系の整備 p182
2. 安全管理体制の整備 p184
3. 福利厚生 p187
日本鋪道健康保険組合の設立 p187
住宅の整備 p187
第6章 先進技術の吸収と周辺技術の開発 p191
第1節 海外先進技術の導入と展開 p191
1. グースアスファルト舗装工法 p191
2. ディックシール舗装工法 p195
第2節 水利アスファルト工法の実績 p196
1. 水利アスファルト工法の発祥 p196
2. アスファルトライニング工法 p197
3. アスファルトマスチック工法 p203
4. アスファルトマット工法 p204
第3節 傾斜曲面舗装に新機軸を開く p205
1. 自動車テストコースへの挑戦 p205
2. 急勾配の高速周回路をアスファルト舗装で施工 p205
3. 競輪場工事への適用 p209
第4節 土木工事の積極的受注 p210
第5節 災害復旧工事 p215
1. 災害復旧に敏速な対応 p215
2. ドラム缶工法 p216
第7章 高度成長時代の終焉と低成長時代への対応 p219
第1節 経営合理化対策の推進 p219
1. 亀卦川第4代社長の就任 p219
亀卦川社長のプロフィル p219
2. オイルショックと大不況の襲来 p220
3. 支店機構の整備 p220
4. 省資源時代への対応 p221
第2節 人事面新しい対応 p223
1. 労働組合の発足 p223
2. 人事部の創設 p224
「新人事・給与制度」の制定 p224
第3節 新分野への積極的進出 p226
1. 海外工事へ本格的に進出 p226
海外事業部の設置 p226
イラクへの進出 p226
インドネシアへの進出 p226
海外工事の教訓 p226
2. スポーツ施設工事を重点的に展開 p233
スポーツブームの到来 p233
全天候型テニスコートの開発 p233
陸上競技場工事への参入 p233
その他、関連分野への進出 p233
3. 製品の多様化を進める p241
舗装廃材の再生利用 p241
転炉スラグアスコンの開発 p241
二次製品の販売強化 p241
4. 技術開発と新工法の推進 p249
工事開発部の発足 p249
路上再生工法 p249
軟弱地盤の改良工法 p249
第4節 低成長下で業績拡大 p253
1. 変転する政局と市況 p253
2. 総売上高、1000億円の大台に乗る p253
3. 着実に業績拡大 p253
終章 終わりなき繁栄をめざして p255
資本金50億円となる p255
創立50周年を迎える p255
次なる半世紀へスタート p255
資料 p257
定款 p257
歴代役員任期表 p260
従業員の推移 p262
資本金の推移 p262
機構の変遷 p263
常設事業所一覧 p268
業績の推移 p270
株価の推移 p271
株式の分布 p271
貸借対照表 p272
損益計算書 p274
特許登録状況 p276
実用新案登録状況 p277
商標の現況 p277
アスファルト需給量の推移 p278
国内のアスファルト需要量と当社の使用量 p280
プラント製品売上高と工場数 p280
主要機械保有台数 p280
わが国のアスファルト舗装用機械の変遷 p281
おもな一般舗装工事 p284
関係会社一覧 p299
年表 p300
参考文献 p332
あとがき 巻末
索引リスト
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