(株)明治屋『明治屋百年史』(1987.12)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
百年史刊行に当って 取締役会長 磯野謙蔵 NP
刊行のことば 取締役社長 磯野計一 NP
百年の歩み p1
口絵 p1
第一章 創業の時代 明治十八年(一八八五年)~三十六年(一九〇三年) p1
はじめに p1
一、 横浜と明治屋 p1
二、 明治屋創業前後の日本の政治・経済情勢 p3
三、 明治初期における企業家の三つの型 p7
第一節 磯野計の事業の原点と創業者精神 p9
一、 事業の原点―津山とロンドン p9
(一)津山 p9
(二)ロンドン p9
二、 創業者精神 p20
三、 創業者の弁護士ならびに教育活動 p24
第二節 明治屋創業とその事業 p28
一、 創業のいきさつ p28
二、 船舶納入業・輸入業ならびに卸小売業 p35
三、 キリンビールの一手販売 p42
(一)トーマス・ブレーク・グラバーとの出会 p42
(二)ジャパン・ブルワリーの歴史 p42
(三)明治屋、総代理店に p42
(四)明治屋の販売活動 p42
四、 明治屋と宮内省御用達 p51
五、 宣伝活動―特にキリンビールの宣伝普及を重点に p52
第三節 創業者の先駆的な多角的事業の経営 p57
一、 輸入商社「磯野商会」の設立 p57
二、 その他の事業 p62
(一)製糖業の振興 p62
(二)天然鉱泉三ツ矢平野水の製造販売 p62
(三)損害保険代理店の経営 p62
(四)ゴム事業の開発 p62
(五)麦芽製造工場の設立計画 p62
第四節 創業者の逝去と米井源治郎の社長就任 p66
一、 創業者の急逝 p66
二、 法学士商人の人間像 p69
三、 米井源治郎の社長就任 p74
第二章 会社組織確立の時代 明治三十六年(一九〇三年)~大正八年(一九一九年) p75
まえがき p75
一、 一般情勢 p75
二、 業界動向 p76
第一節 合名会社の設立とその後の進展 p78
一、 合名会社の設立 p78
二、 その後の進展 p80
三、 明治末期における主な取扱商品 p82
(一)食品 p82
(二)酒類 p82
四、 『嗜好』の発刊 p85
第二節 明治屋と麒麟麦酒株式会社 p87
一、 麒麟麦酒株式会社の設立 p87
二、 キリンビールの広報活動 p90
(一)先駆的な媒体利用 p90
(二)ナンバーワン自動車 p90
第三節 株式会社への改組とその後の進展 p95
一、 株式会社への改組 p95
二、 その後の進展 p97
(一)営業活動の進展 p97
(二)広報活動の進展 p97
(三)「小売要項」の作成 p97
第四節 第一次世界大戦下の経営 p102
一、 輸入品の推移 p102
二、 国内優良品の取扱拡大 p106
第五節 清酒特製「名誉月桂冠」壜詰の一手販売 p107
一、 大倉恒吉商店との提携 p107
二、 特製「名誉月桂冠」壜詰の販売強化と広報活動 p110
第六節 レストラン事業の経営 p113
一、 中央亭の創業―偉大なる料理人渡辺鎌吉 p114
二、 明治屋の直営 p117
第七節 ホテル事業への進出 p119
一、 鎌倉海浜ホテルの経営 p119
二、 三笠ホテルの経営 p123
第三章 第一次世界大戦後の経営時代 大正八年(一九一九年)~昭和十四年(一九三九年) p125
まえがき p125
一、 一般情勢 p125
二、 業界動向 p126
第一節 米井社長の逝去と磯野長蔵副社長の社長就任 p129
一、 米井社長の逝去 p129
二、 磯野長蔵社長の就任 p129
第二節 大戦後の発展 p130
一、 輸入品の活況 p130
二、 取扱商品の拡大 p132
(一)アメリカ製コカ・コーラ初輸入 p132
(二)自社印製品の拡充 p132
(三)雪印北海道バターの拡売[充] p132
三、 営業拠点の拡張 p137
(一)新規営業拠点の設置 p137
(二)夏季臨時店舗の開設 p137
(三)社屋ビルの新築 p137
四、 キリンビール、月桂冠の宣伝強化 p142
第三節 関東大震災による被災 p144
一、 関東大震災の発生 p144
二、 被災と復興 p145
第四節 カフェーキリンの経営 p147
第五節 キリンビール一手販売権の返還 p150
一、 大震災後のキリン横浜新工場の建設 p150
二、 一手販売契約解除のいきさつ p151
三、 一手販売権返還に伴う措置 p152
四、 一手販売権返還後の当社 p154
第六節 チェーンストア「日本屋」の展開 p156
(一)株式会社日本屋の設立 p156
(二)わが国初の食品チェーンストアの開店 p156
(三)営業形態と取扱商品 p156
(四)新しいシステムの採用 p156
(五)大戦による事業の解消 p156
第七節 製造部門への進出と農園事業の経営 p161
一、 製菓部門の開設 p161
(一)関東地区の沿革 p161
(二)関西地区の沿革 p161
二、 食品製造の進展 p164
(一)沿革と背景 p164
(二)イチゴジャム・シロップなどの製造 p164
(三)明治食料株式会社の設立 p164
(四)明治缶詰株式会社の設立 p164
三、 農園事業の経営 p167
第四章 第二次世界大戦下の経営時代 昭和十四年(一九三九年)~二十年(一九四五年) p169
まえがき p169
一、 一般情勢 p169
二、 業界動向 p171
第一節 大戦下の明治屋 p173
一、 経済統制への対応 p173
(一)統制団体への積極的参加 p173
(二)統制外商品の獲得 p173
(三)軍需工場への徴用 p173
二、 営業拠点の整備 p177
三、 外地での営業活動 p177
第二節 関東・関西明治屋商事株式会社の設立 p179
一、 酒類配給機構の改革 p179
二、 関東・関西明治屋商事株式会社の設立 p180
(一)設立のいきさつ p180
(二)その後の変遷 p180
第三節 大戦による被災 p182
一、 一般被災状況 p182
二、 当社の被災状況 p182
(一)各支店の被害概況 p182
(二)野々下留蔵の殉職 p182
第五章 第二次世界大戦後の経営時代 昭和二十年(一九四五年)~三十三年(一九五八年) p191
まえがき p191
一、 一般情勢 p191
二、 業界動向 p192
第一節 廃墟からの再出発 p195
一、 戦後統制下の苦難 p195
二、 外国貿易の再開 p196
三、 外人特別配給と終戦連絡納入業務 p197
四、 傍系会社の吸収合併 p198
五、 社屋ビル接収の回避 p199
第二節 O・S・S・事業の経営 p199
一、 経営受託に至るいきさつ p199
二、 事業の開始 p201
三、 事業の拡大 p202
(一)外国船シップチャンドラーの再開 p202
(二)各支店O・S・S・ストアの開設 p202
(三)委託経営から明治屋直営へ p202
(四)O・S・S・事業、明治屋以外へ開放 p202
四、 事業の解消 p207
第三節 製造部門の拡充と自社製品の整備 p208
一、 食品工場の復興―中津から鷺洲へ p208
二、 株式会社明治屋食品工場の設立 p208
三、 シロップ、濃縮オレンジジュース、その他自社製品の製造販売 p209
第四節 営業拠点の拡充と社内体制の整備 p210
一、 営業拠点の拡充 p210
(一)新規支店の開設 p210
(二)出張所の支店昇格 p210
(三)新規出張所の開設 p210
(四)支店、出張所の名称変更 p210
二、 社内体制の整備 p211
(一)定款の主な変更 p211
(二)増資 p211
(三)「組織」「職制(職名)」「身分呼称」変更 p211
(四)その他の制度の新設 p211
(五)広報関係の拡充 p211
第五節 ボードシステムの採用 p215
一、 採用のいきさつ p215
二、 マコーミック社の多数経営制度の特徴と当社のシステム p217
三、 当社のローカル・ボードとジュニア・ボードの活動 p218
四、 ボードシステムの果たした役割 p220
第六節 創業七三周年記念行事の実施 p220
一、 記念行事大綱の決定 p220
二、 物故者合同法要の執行 p221
三、 記念祝賀会の開催 p222
四、 各地記念行事の開催 p224
五、 『明治屋七十三年史』の発行 p225
第六章 経営近代化の時代 昭和三十三年(一九五八年)~四十一年(一九六六年) p227
まえがき p227
一、 一般情勢 p227
二、 業界動向 p228
第一節 磯野長蔵会長、磯野計蔵社長の就任 p229
第二節 経営近代化の進展 p230
一、 第一次三カ年計画の発足 p230
二、 コンピュータの導入 p233
第三節 生産拠点の確立と取扱商品の拡大 p235
一、 食品工場の新築移転 p235
二、 自社製品の拡大と生産委託品目の増加 p239
三、 輸入代理店商品の拡大 p242
(一)ホルステン ビール p242
(二)アーモンド・ロカ p242
(三)バランタイン スコッチウイスキー p242
第四節 販売体制の整備強化 p246
一、 販売機構の拡充と物流体制の整備 p246
二、 販売促進活動の組織化 p248
三、 貿易部門の強化 p248
第五節 ベビーフード市場への進出 p250
一、 アメリカ・ガーバー社との技術提携 p250
二、 ガーバー・ベビーフードの発売 p252
第六節 伸展する小売部門 p255
一、 小売部門の強化 p255
二、 六本木ストアーの開店 p256
三、 セルフサービス店の展開 p258
第七節 宣伝活動の積極化と株式会社スタジオ・シーエーの設立 p262
一、 積極的宣伝活動の展開 p262
二、 テレビ宣伝の開始 p264
(一) 民放テレビ時代の幕開け p264
(二) 当社テレビ宣伝の開始 p264
(三) コマーシャル・ソングの誕生 p264
三、 広告宣伝部門の独立―株式会社スタジオ・シーエーの設立 p267
第八節 コカ・コーラボトリング事業、クッキングスクールヘの進出 p268
一、 富士コカ・コーラボトリング株式会社の設立 p268
二、明治屋クッキングスクールの開校 p269
第七章 経営強化発展の時代 昭和四十一年(一九六六年)~五十一年(一九七六年) p271
まえがき p271
一、 一般情勢 p271
二、 業界動向 p272
第一節 磯野計蔵社長の逝去と磯野謙蔵社長の就任 p273
一、 磯野計蔵社長の逝去 p273
二、 磯野謙蔵社長の就任 p274
第二節 磯野長蔵会長の逝去 p275
第三節 セールスネットワークの拡充と物流の合理化 p276
一、 営業拠点の増設と既存拠点の拡充 p276
(一)北海道地区 p276
(二)東北地区 p276
(三)関東甲信越静地区 p276
(四)中京地区および北陸地区 p276
(五)関西地区および瀬戸内地区 p276
(六)九州地区 p276
二、 関係会社の全国展開による卸機能の整備 p280
三、 物流の合理化 p282
第四節 得意先卸店との業務提携 p285
第五節 レインボーキャンペーンの実施 p286
一、 新しい流通業への脱皮―「新たなる問屋像」の追求 p286
二、 レインボーキャンペーンの開始 p288
三、 教育、情報の提供―海外流通セミナーとフレンドリーコミュニケーション誌の発行 p290
(一)海外流通セミナーの展開 p290
(二)フレンドリーコミュニケーション誌の発行 p290
四、 店舗活性化の支援―アイドマパックなどの採用 p293
五、 食文化への貢献を目指して―きのうより心がかよう食卓へ p295
第六節 小売部門の発展と本格的レストランの出店 p298
一、 玉川ストアーの出店、銀座ストアーの新装開店 p298
二、 アメリカン・フェスティバル、英国フェアその他への参加 p301
(一)アメリカン・フェスティバルでスーパーマーケットの経営 p301
(二)英国フェアその他への参加 p301
三、 レストランモルチェ銀座店の出店 p303
第七節 海外拠点の展開 p304
一、 台北駐在員事務所の設置 p304
二、 ロッテルダム出張所の開設 p306
三、 初の海外ストア、アムステルダムに出店 p307
第八節 取扱商品の多品種化と品質管理の徹底 p310
一、 飲料製品の開発 p310
(一)マイジュースの改称 p310
(二)一〇〇%ジュースの開発 p310
(三) シロップの全糖一本化 p310
(四)缶入り飲料の拡充 p310
二、 冷凍食品と調理缶詰の発売 p314
(一)冷凍食品 p314
(二)調理缶詰 p314
三、 進物用詰合せの拡充 p317
(一)明治屋ミートセット p317
(二)明治屋フルーツセット p317
(三)明治屋ファミリーセット p317
四、 チェスタートン製品の販売権取得 p318
五、 品質管理の徹底 p319
第九節 多角経営の推進 p321
一、 株式会社メデイの設立による外食産業への進出 p321
二、株式会社エムワイの発足と保険代理店事業の開始 p323
第十節 磯野不動産株式会社の発足と事業の進展 p325
一、 磯野不動産株式会社の発足 p325
二、 事業の進展 p327
第十一節 労使関係の安定と社内体制の強化 p330
一、 労使関係の経緯とその安定 p330
二、 経営組織の改革 p331
三、 増資 p331
四、 教育研修体系の樹立 p331
五、 福利厚生の拡充 p332
第十二節 創業九〇周年記念行事の実施 p337
一、 記念式典の開催 p337
二、 永年勤続者欧州視察旅行の実施 p338
第八章 高密度経営の時代 昭和五十一年(一九七六年)~六十年(一九八五年) p341
まえがき p341
一、 一般情勢 p341
二、 業界動向 p342
第一節 磯野謙蔵社長常任監査役に、磯野計一副社長社長に就任 p343
一、 磯野謙蔵常任監査役の就任 p343
二、 磯野計一社長の就任 p344
三、 高密度経営の推進 p345
第二節 営業・物流拠点の継続拡大 p347
一、 営業網の拡充 p347
(一)北海道地区 p347
(二)東北地区 p347
(三)関東甲信越静地区 p347
(四)中京地区および北陸地区 p347
(五)関西地区および瀬戸内地区 p347
(六)九州地区 p347
二、 物流の合理化 p354
(一)CVS専用倉庫の開設 p354
(二)ユニットロードシステムの進展 p354
(三)共同配送の推進 p354
三、 新しいチルド流通の始動 p357
第三節 海外拠点の整備・進展 p359
一、 シンガポール駐在員事務所の設置と明治屋シンガポール有限公司の設立 p359
二、 豪州駐在員事務所の設置と豪州明治屋の設立 p360
三、 ニューヨーク出張所の開設 p362
第四節 小売部門の充実とレストラン部門の発展 p363
一、 ストア部門の拡充 p363
(一)広尾ストアーの開店 p363
(二)栄ストアーの改装 p363
(三)仙台ストアーの新装 p363
二、 デリベイク明治屋の新設 p366
三、 レストラン部門の発展 p368
(一)レストランモルチェ広尾店の出店 p368
(二)ガーデンレストラン・クルバジェの開店 p368
(三)『西洋料理事始』の発刊 p368
第五節 情報化時代への対応とレインボーキャンペーンの進展 p370
一、 情報システム本部の設置 p370
二、 レインボーシステムの開発 p373
(一)レインボーシステム・R p373
(二)レインボーシステム・W p373
(三)レインボーシステム・M p373
(四)マイ・スタッフ p373
三、 POSシステムの開発 p377
(一)広尾ストアーのPOSシステム導入 p377
(二)レインボーシステムヘの組み込み p377
第六節 自社製品の開発強化と和洋酒類の拡充 p380
一、 果実飲料類のラインアップ強化 p380
(一)五〇%果汁飲料の開発 p380
(二)果汁入り清涼飲料の新製品発売 p380
二、 ジャムシリーズの拡充 p382
(一)低甘味ジャムの発売 p382
(二)ベリージャムの新製品開発 p382
三、 一人用シリーズの誕生 p383
四、 特撰シリーズの開発 p385
五、 パスタ、パスタソースの拡充 p386
六、 コニャック「クルバジェ」の日本総代理店に p388
七、 国産酒類の拡充 p390
(一)清洒「自然郷」「自然郷さわやか」の発売元に p390
(二)焼酎「桜島」の一手販売 p390
第七節 明治屋食品工場三〇周年記念行事の実施 p392
第八節 磯野謙蔵会長の就任 p393
第九節 創業百周年記念行事の実施 p394
一、 創業百周年記念行事の決定 p394
二、 記念式典の開催と物故者慰霊法要の執行 p395
三、 創業百周年記念パーティーの開催 p397
第九章 むすび―創業二百年を目指して p401
現役員・現況 p405
資料 p429
一、 定款 p429
(一)原始定款 p429
(二)現行定款 p429
二、 歴代役員任期一覧表 p433
三、 歴代役付取締役(会長、社長ならびに現役員を除く) p443
四、 現組織図 p444
五、 業績の推移 p446
六、 従業員数の推移 p449
七、 関係会社一覧 p450
八、 取扱商品―明治末期と現在 p455
九、 セールスネットワーク p479
十、 事業所所在地一覧表 p480
十一、 業務提携店一覧表 p483
十二、 小売要項 p484
年表 p487
主要参考文献 p520
資料提供の主なところ p523
編集後記 p524
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