三井不動産(株)『三井不動産四十年史』(1985.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
延宝元年(1673) 8月 三井高利、江戸本町一丁目に呉服店「越後屋」を創業 三井家関係事項(不動産中心)
天和3年(1683) 5月 三井高利、越後屋を駿河町(現三越本店の一角)に移転、隣接地に両替店も開業 三井家関係事項(不動産中心)
元禄4年(1691) 2月 三井高利、幕府の公用為替を引受けるため、担保用物件として江戸、大阪、京都で不動産を取得 三井家関係事項(不動産中心)
2月 三井高利、幕府為替御用を引受く 三井家関係事項(不動産中心)
宝永7年(1710) 1月 三井家、家制と経営を一元的に統轄するため、京都に大元方を設置。家産のうち不動産の管理運用のため大元方に家方を設置 三井家関係事項(不動産中心)
明治元年(1868) - 【渋沢栄一】明治維新によりフランスより帰国、駿河国駿府(現在の静岡県静岡市)で慶喜に面会。〔28歳〕 渋沢関係略年譜
7月17日 江戸を東京と改称 業界・一般動向
- 「不動産」という言葉が文献に使われ始める(明治20年頃から一般化) 業界・一般動向
明治2年(1869) - 【渋沢栄一】駿府藩(後に静岡藩)に「商法会所」設立。上京。明治政府に仕え、民部省租税正となる。民部省改正掛掛長を兼ねる。湯島天神中坂下(現在の東京都文京区湯島)に居を構える。〔29歳〕 渋沢関係略年譜
3月23日 東京遷都 業界・一般動向
明治4年(1871) - 【渋沢栄一】大蔵省紙幣頭となる。神田小川町裏神保小路(現在の東京都千代田区神田神保町)に転居。『立会略則』刊行。〔31歳〕 渋沢関係略年譜
6月 三井組、新貨幣兌換業務の独占指名を受く 三井家関係事項(不動産中心)
10月 京都の三井大元方、三井組東京大元方に継承さる 三井家関係事項(不動産中心)
明治5年(1872) - 【渋沢栄一】大蔵少輔事務取扱。抄紙会社設立出願。〔32歳〕 渋沢関係略年譜
3月25日 太政官、土地永代売買禁止の解除を布告 業界・一般動向
3月 呉服業を表面上三井家から切り離し、三越家名義の経営とする 三井家関係事項(不動産中心)
4月1日 大蔵省、地所売買譲渡につき地券渡方規則を通達 業界・一般動向
6月 日本橋海運橋に洋風の三井組ハウス竣工 三井家関係事項(不動産中心)
9月21日 三井組ハウスを第一国立銀行に譲渡 三井家関係事項(不動産中心)
明治6年(1873) - 【渋沢栄一】抄紙会社創立(後に王子製紙株式会社取締役会長)。大蔵省を辞める。海運橋兜町(現在の東京都中央区日本橋兜町)に転居。第一国立銀行創立・総監役。〔33歳〕 渋沢関係略年譜
5月 三井組東京大元方に家方懸、地所懸を設置 三井家関係事項(不動産中心)
7月28日 太政官、地租改正を布告(土地所有者に各土地ごとに地価を記載した地券を交付、この地価が地租課税の標準となる) 業界・一般動向
明治7年(1874) - 【渋沢栄一】東京府知事より東京会議所共有金取締を嘱託される(後に東京会議所会頭)。〔34歳〕 渋沢関係略年譜
2月11日 駿河町(現室町)に為換バンク三井組の洋風建物竣工 三井家関係事項(不動産中心)
明治9年(1876) - 【渋沢栄一】東京府瓦斯局事務長。養育院事務長。深川福住町(現在の東京都江東区永代)に転居。〔36歳〕 渋沢関係略年譜
7月1日 旧為換バンク三井組、三井銀行と改称 三井家関係事項(不動産中心)
7月1日 三井物産会社設立 三井家関係事項(不動産中心)
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