※(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。
年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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明治3年(1870) | - | 【渋沢栄一】大蔵少丞となる。官営富岡製糸場設置に向けて、事務主任となる。〔30歳〕 | 渋沢関係略年譜 |
8月24日 | 特例弁務使一行、オリエンタル銀行を訪問し、委任事項の受諾を要請(9月16日受諾) | 主要事項 | |
8月29日 | 伊達大蔵卿・大隈大蔵大輔・伊藤大蔵少輔、連名でイギリスのオリエンタル銀行あてに書簡を送りそのさい枕木は国内産木材を用いることを希望 | 主要事項 | |
8月 | 民部省、大阪・神戸両停車場の位置決定に伴い周辺の居住者に対し立退手当を公告 | 主要事項 | |
8月 | 浜離宮付近の兵部省用地の引渡しを受ける | 主要事項 | |
9月27日 | オリエンタル銀行頭取C.G.F.スチュアート、解約に関してレーとの間に示談交渉を進め、閏10月14日解約の示談成立 | 主要事項 | |
10月5日 | 新橋・横浜間東海寺裏第11号橋梁工事に着手(翌4年11月4日完成) | 主要事項 | |
10月7日 | 尼崎藩、鉄道用地のための潰地の補償額提示方を太政官あて上申11月13日太政官から尼崎藩はじめ諸藩に対し関係民へ相当の補償を行なう旨通達 | 主要事項 | |
10月10日 | 新橋・横浜間六郷川橋梁(本橋)工事着工(翌4年7月5日完成、避溢橋は明治4年4月8日着工同年10月15日完成、本橋・避溢橋合わせて全長343間〔623.6m〕本橋部63間〔114.5m〕には径間55フィート〔16.5m〕のヒノキ製ラチス形構桁7連を架設) | 主要事項 | |
10月10日 | 神奈川台の切取工事に着工(明治5年5月20日完成) | 主要事項 | |
10月20日 | 品川の八ツ山および御殿山の切取工事に着工(明治5年5月4日完成) | 主要事項 | |
10月20日 | (閏10月)工部省設置吉井友実続いて同省所属鉄道掛を総理 | 主要事項 | |
10月24日 | (閏10月)大阪・神戸間石屋川トンネルの掘削に着手(翌4年7月完成、長さ200フィート〔61m〕、単線断面に円形、わが国鉄道最初の天井川トンネル) | 主要事項 | |
10月 | 高輪海岸の築堤工事に着手 | 主要事項 | |
10月 | 横浜停車場構内の「第一番石庫」(器械線路などを格納する倉庫)工事に着工(翌4年1月21日完成、京浜間の建物中最初の着工) | 主要事項 | |
10月 | 鉄道用1フィートを1尺4厘と定める | 主要事項 | |
11月 | 新橋・横浜間軌条の敷設に着手(5年7月完成、軌条はイギリスから輸入 長さ24フィート〔7.3m〕重さ1ヤードにつき60ポンド〔27.2kg〕の鍛鉄製双頭軌条、単線で軌道の延長1万7018間〔31km〕余、国産枕木を使用) | 主要事項 | |
11月 | 太政官布告で洋式制服の雛形を示す | 主要事項 | |
11月 | 大阪・神戸間建設工事着工(直轄方法による) | 主要事項 | |
11月 | 大阪・神戸間の十三川橋梁・武庫川橋梁・神崎川橋梁着工(いずれも鉄道橋で明治7年1月・2月・5月にそれぞれ完成、十三川橋梁はわが国最初の鉄道鉄橋) | 主要事項 | |
12月2日 | 工部省提旗は白布に赤く「工」の字を書くことと定める | 主要事項 |