日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和49年(1974) - 【竜門社】西園寺実が理事長に就任。 渋沢関係略年譜
5月24日 2インチリターンビーム形サチコンを開発、これを用いた走査線2,000本の高品位テレビ白黒画像を公開 *技研・NHK(技術研究所)
5月24日 フィルム電子ビーム録画方式によるPCM音声つきカラー画像公開 *技研・NHK(技術研究所)
5月24日 放電形パネルによるカラーテレビ表示に成功(画面寸法160×127mm2、画素5080) *技研・NHK(技術研究所)
5月30日 (米)NASA、応用技術衛星ATS-Fを打ち上げ(ロッキー山脈地方などを対象とする教育テレビ番組伝送実験) 国内・国外
5月 放送用VTRの高密度記録(高抗磁力テープを用いた1/4トラック幅方式)実験を公開 *技研・NHK(技術研究所)
5月 組み合わせた時定数により「シャクリ現象」を大幅改善した中波用制限増幅器を開発 *技研・NHK(技術研究所)
6月6日 財団法人・生活映像情報システム開発協会(理事長曽山克己)、郵政省から委託されたCCIS(同軸ケーブルによる情報システム)による「生活情報システム開発」の実験調査終了、良好な結果を報告 国内・国外
6月21日 富士写真フイルム、暗所撮影対象の超高感度(ASA400)のテレビ用カラーフィルム発売 国内・国外
7月2日 電電公社、東京-名古屋-大阪間で大容量同軸ケーブル(電話1万800回線・テレビ9チャンネル分を同時に伝送)の実用化成効[成功]を発表 国内・国外
7月6日 参院選開票速報(7.7~7.9)に技研で開発のカラー図形出力装置電子グラフで激戦選挙区の予想得票分析表示 *技研・NHK(技術研究所)
7月9日 郵政省、「多重放送に関する調査研究会議」設置(座長伊藤正己東大教授)、テレビ・FM放送の電波を利用した音声多重・静止画・字幕およびファクシミリ放送の需要動向と既存の放送制度に与える影響などを検討 国内・国外
7月15日 (国際)第13回CCIR総会(ジュネーブ、~7.26) *国内・国外(技術研究所)
7月19日 14代所長伊藤岩夫就任 *技研・NHK(技術研究所)
7月25日 コグニトロン発表「自己組織機能をもつ多層回路“Cognitron”」 *技研・NHK(技術研究所)
7月29日 (ソ)静止通信衛星(モルニア1-S)をインド洋上に打ち上げ 国内・国外
8月6日 郵政省、外国電波による中波の混信状況調査結果を発表、全国476局のうち300局(63%)がソ連・韓国・北朝鮮・中国などの電波で混信(昭49.3.31現在) 国内・国外
8月10日 郵政省電波研、NASAと静止衛星の運用管制などに関する共同実験開始(~50.6末) 国内・国外
8月 カラーテレビにおけるゴーストデータの再検討と主観評価試験実施 (1)白黒に比しカラーの方が検知、許容限ともに4~6dB厳しい(2)遅延時間の大きいときは動くゴースト画像が目立つなど *技研・NHK(技術研究所)
9月2日 日本、ロムビア、日立製作所との共同研究で新4チャンネルステレオUD-4を開発 国内・国外
9月21日 (米)セントルイスのKMOX-TV、初めてニュース取材を全面的にENG化 国内・国外
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