日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和50年(1975) - 【竜門社】栃波支部開設。 渋沢関係略年譜
2月 2/3インチサチコンを用いたNHK I形ハンディーカメラ7台完成、近畿を除く各地方本部に配備 *技研・NHK(技術研究所)
3月1日 (豪)オーストラリア放送委員会(ABC)と商業テレビ局、PAL方式によるカラー本放送開始 国内・国外
3月6日 郵政省、多重放送の明確な需要見通しは困難で、利用法などさらに検討が必要と「多重放送調査研究会議」の審議状況を発表 *国内・国外(技術研究所)
3月10日 国鉄新幹線、岡山-博多間開業(東京-博多間1069km、6時間56分) 国内・国外
3月20日 放送開始50周年記念式典(NHKホール) 天皇・皇后両陛下ご臨席、高品位テレビジョン・放電形パネルディスプレイ・放送衛星のモデルおよび衛星放送用受信機を展示 *技研・NHK(技術研究所)
3月28日 SHF帯における都市内伝搬特性、混信条件等を検討するため、NHKきぬた移動実験局を新設 *技研・NHK(技術研究所)
3月31日 TBS-毎日放送、NET-朝日放送の東京・大阪間の新ネット体制発足 国内・国外
3月 研究用などの光源として応用の広い色素レーザー用高性能波長選択素子を開発 *技研・NHK(技術研究所)
3月 携帯形録画カラーカメラシステム10式完成 *技研・NHK(技術研究所)
4月30日 (ベトナム)サイゴン陥落、南ベトナム軍、解放戦線軍に無条件降伏 30年にわたるベトナム戦争終わる 国内・国外
4月 視覚の色度空間周波数特性を解明(空間周波数が高くなると(1)まず黄-青が見えなくなる(2)赤-緑は最も高い周波数まで見える(3)その他の色の組合せは周波数がある値以上になると急激に赤-緑に見え、ついで色が見えなくなる 技研・NHK
4月 (英・西独)イギリスの「オラクル」と「シーファックス」の両方式を統一した文字多重放送「テレテキスト」方式の静止画放送実験が、西ドイツのバイエルン放送協会で公開 国内・国外
4月 ソニー、ベータマックス方式ホームビデオ(60分)発表 国内・国外
5月24日 宇宙開発事業団開発の静止気象衛星、実験用中容量静止通信衛星などの打ち上げ(52年度目標)協力で、日米が書簡を交換 国内・国外
5月 高品位テレビ動画像の「好ましい画面サイズ」は視距離2.5mにおいて0.9×0.4m~1.3×0.6m程度 *技研・NHK(技術研究所)
5月 2チャンネルステレオのサウンドステージ拡大法を開発 *技研・NHK(技術研究所)
6月6日 テレビ用ADコンバーター(8bit、10.7MHz)公開 *技研・NHK(技術研究所)
6月6日 静止画放送の番組編集送出装置を試作(画像総枚数約600、音声の長さ合計約100分、送出チャンネル数16) *技研・NHK(技術研究所)
6月13日 『仏法僧~コノハズク(山梨県精進湖畔で録画)』放送超高感度テレビカメラ(SIT)で初めて姿をとらえる 技研・NHK
6月 潜水マスク用接話マイクロホン(ムービング形)開発 *技研・NHK(技術研究所)
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