日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和38年(1963) - 【渋沢敬三】昭和37年度「朝日賞」文化賞受賞、贈呈式に出席。10/25死去。その直前に勲一等瑞宝章を授与さる。 渋沢関係略年譜
6月27日 電波技術審議会、わが国で採用すべきステレオ放送の漂準方式としてAM-FM方式(パイロット・トーン方式-SCAチャンネルのないZenith-GE方式)を妥当として郵政大臣に答申 *国内・国外(技術研究所)
6月 (米)IBM研究所J.B.Gunn、半導体(GaAs)の高周波発振現象(ガン効果)を発表 国内・国外
7月7日 KDD、テルスター2号の追尾実験成功 国内・国外
7月15日 東京放送会館第2新館の増築工事完成 技研・NHK
7月26日 富士フィルム・TDK等と技術協力しビデオテープの国産化に成功(11.16放送に初使用) *技研・NHK(技術研究所)
7月26日 (米)静止形適信衛星シンコム2号打ち上げ、試験送信中継に成功 国内・国外
7月 技研開発のUHF管スタクトロンを唐津中継局で実用 *技研・NHK(技術研究所)
8月19日 NHK-6形カメラ(61カメラ)完成(TKO-6形、およびMTKO-6形) *技研・NHK(技術研究所)
8月20日 (英)BBC、テレビの新方式変換装置を完成(電子式405本→625本変換) 国内・国外
8月30日 (西独)FMステレオの本放送始まる 国内・国外
9月1日 報道用小型テレビ中継車使用開始(9.12初出動) 技研・NHK
9月9日 第14回URSI総会、東京で開催(~9.20) 国内・国外
9月13日 (仏)RTF、SECAM方式によるカラーテレビ遠距離送信の公開実験に成功 国内・国外
9月 4ヘッド形トランジスター式VTR装置の試作機完成 *技研・NHK(技術研究所)
9月 単一指向性ムービングマイクロホンの試作品を完成 *技研・NHK(技術研究所)
10月1日 民放初のUHF実験局(大分玖珠局)開局 国内・国外
10月7日 (国際)ITU宇宙通信関係臨時無線通信主管庁会議開催(ジュネーブ)、宇宙通信用の周波数帯の配分などを決定 国内・国外
10月11日 R T 東京国際スポーツ大会を中継(~10.16、OOCほかと共催)、スローモーションVTR(技術開発)初使用、マラソン全コース生中継でヘリコプター用アンテナ自動追尾装置を使用(10.15) *技研・NHK(技術研究所)
10月16日 UHF4極送信管の陽極構造に関する実用新案出願(太田晃、岩本幸雄、昭41.2.4取得) *技研・NHK(技術研究所)
10月25日 郵政省、「超短波放送の実用化試験局免許方針」決定、NHKに既設9局のほかに17局の設置を認める 11.8 NHKの実用化試験局26局(モノホニック放送)および既設実験局9局のほか、実験局17局(ステレオ放送)に予備免許 国内・国外
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