日本原子力文化振興財団『原子力開発三十年史』(1986.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和17年(1942) - 【渋沢敬三】日本銀行(以下、日銀)副総裁就任、これに伴い第一銀行など辞任。 渋沢関係略年譜
12月1日 アメリカ、プルトニウムの生産工場敷地、ハンフォードに決定 各論編 核燃料サイクル(下)海外
12月2日 フエルミ、アンダーソン氏らCP-1原子炉により持続的原子核連鎖反応に成功 各論編 研究開発と人材養成 海外
12月 プルトニウムの化学的性質、他の元素と同程度に判明 各論編 核燃料サイクル(下)海外
昭和18年(1943) - 【渋沢敬三】大東亜会議に来日のスバス・チャンドラ・ボース、約4週間綱町邸に逗留。 渋沢関係略年譜
1月 アメリカ・アルゴンヌ国立研(シカゴ郊外)建設される 各論編 研究開発と人材養成 海外
3月 アメリカ・ロスアラモスの原爆研究所長にオッペンハイマー氏就任 各論編 核兵器をめぐる動き 海外
5月 アメリカでプルトニウムの化学的分離工程として、蒸発法、吸収法、溶媒抽出法、沈殿法などが試験され、ハンフォード工場では沈殿法による設計が行わる 各論編 核燃料サイクル(下)海外
6月7日 アメリカ、ハンフォードのプルトニウム生産パイル第1号の建設工事に着手 各論編 核燃料サイクル(下)海外
11月4日 アメリカ、オークリッジ国立研のクリントンパイル(X-10、天然ウラン黒鉛減速型、500→800kW)の操作開始、9ヵ月で完成 各論編 研究開発と人材養成 海外
昭和19年(1944) - 【竜門社】機関誌『竜門雑誌』669号を発行、以後休刊する。岩波書店より『渋沢栄一伝記資料』第1巻が刊行される。【渋沢敬三】結城日銀総裁辞任につき、日銀総裁に就任。総裁時代一度も東京を離れず。 渋沢関係略年譜
5月15日 アメリカ・アルゴンヌ国立研のウラン重水減速実験炉(CP-3)、試験可能の段階に入る 各論編 研究開発と人材養成 海外
5月 アメリカ、ロスアラモスでウォーター・ボイラー型原子炉(LOPO)が完成 各論編 研究開発と人材養成 海外
7月4日 アメリカ・アルゴンヌ国立研のCP-3炉、190kWで動く 各論編 研究開発と人材養成 海外
9月27日 アメリカ、ハンフォード・パイル(プルトニウム生産用天然ウラン黒鉛減速型)の第1号臨界 各論編 核燃料サイクル(下)海外
昭和20年(1945) - 【竜門社】曖依村荘を政府に寄贈する。空襲により曖依村荘内の建物の多くを焼失する。【渋沢敬三】幣原喜重郎より組閣本部に招かる。新木、山際正道と相談、大蔵大臣受諾。親任。 渋沢関係略年譜
6月1日 アメリカの暫定委、“日本に原爆使用”を決定 各論編 核兵器をめぐる動き 海外
6月12日 アメリカのフランク委、日本への原爆投下に反対する報告書を提出 各論編 核兵器をめぐる動き 海外
7月12日 アメリカ、原爆の最終部分組み立てを開始 各論編 核兵器をめぐる動き 海外
7月15日 アメリカ、原爆の準備完了 各論編 核兵器をめぐる動き 海外
7月16日 アメリカ、ニューメキシコの砂漠で世界最初の原爆実験に成功 各論編 核兵器をめぐる動き 海外
8月6日 アメリカ、広島に原爆(ウラン235)を投下 各論編 核兵器をめぐる動き 国内
8月6日 アメリカのトルーマン大統領、原爆使用を公表 各論編 核兵器をめぐる動き 国内
8月9日 アメリカ、長崎に原爆(プルトニウム239)を投下 各論編 核兵器をめぐる動き 国内
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