東京瓦斯(株)『東京瓦斯九十年史. [本編]』(1976.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治2年(1869) - 【渋沢栄一】駿府藩(後に静岡藩)に「商法会所」設立。上京。明治政府に仕え、民部省租税正となる。民部省改正掛掛長を兼ねる。湯島天神中坂下(現在の東京都文京区湯島)に居を構える。〔29歳〕 渋沢関係略年譜
9月 フランス人技師アンリー・プレグラン(H. A. Pelegrin)「横浜瓦斯局図考」作成 序章年表
明治3年(1870) - 【渋沢栄一】大蔵少丞となる。官営富岡製糸場設置に向けて、事務主任となる。〔30歳〕 渋沢関係略年譜
8月12日 ドイツ商社シキルツ・ライス 横浜にガス灯建設を神奈川県に出願 序章年表
8月28日 英国人W・A・スミス横浜にガス灯建設を神奈川県に出願 序章年表
10月16日 高島嘉右衛門等九名横浜にガス灯建設を神奈川県に出願、許可の内示を受く 序章年表
11月11日 フランス人技師プレグラン高島嘉右衛門の招聘により上海より横浜に到着 序章年表
12月7日 高島嘉在衛門等神奈川県からガス灯建設許可さる 序章年表
明治4年(1871) - 【渋沢栄一】大蔵省紙幣頭となる。神田小川町裏神保小路(現在の東京都千代田区神田神保町)に転居。『立会略則』刊行。〔31歳〕 渋沢関係略年譜
3月 フランス人技師プレグラン横浜、東京のガス器械調達のため渡英。当時の東京府知事壬生基修(注、壬生知事の任期二年十月三日―四年七月二十三日) 序章年表
明治5年(1872) - 【渋沢栄一】大蔵少輔事務取扱。抄紙会社設立出願。〔32歳〕 渋沢関係略年譜
4月13日 横浜、東京のガス製造器械横浜港に到着 序章年表
6月26日 ●兵庫ガス商会居留地にガス灯建設を出願 序章年表
9月29日 ガス灯横浜にはじめて点火、わが国ガス灯事業第一号 序章年表
11月 高島嘉右衛門東京府知事にガス灯建設計画を提出 序章年表
明治6年(1873) - 【渋沢栄一】抄紙会社創立(後に王子製紙株式会社取締役会長)。大蔵省を辞める。海運橋兜町(現在の東京都中央区日本橋兜町)に転居。第一国立銀行創立・総監役。〔33歳〕 渋沢関係略年譜
6月 東京会議所斎藤純蔵、西村勝三他四名東京府にガス灯建設を出願 序章年表
12月 東京会議所ガス灯建設の免許を受く(六・九・一〇出願) 序章年表
明治7年(1874) - 【渋沢栄一】東京府知事より東京会議所共有金取締を嘱託される(後に東京会議所会頭)。〔34歳〕 渋沢関係略年譜
6月 京橋以北南伝馬町までガス灯々柱建設に着工 序章年表
11月 渋沢栄一、東京会議所共有金取締に推薦 序章年表
12月18日 東京にはじめでガス灯点火、金杉橋、京橋間八五基 ガス料金千cf三円七五銭 序章年表
明治8年(1875) - 【渋沢栄一】第一国立銀行頭取(後に株式会社第一銀行頭取)。商法講習所創立を支援。〔35歳〕 渋沢関係略年譜
7月1日 横浜のガス灯事業、町会の経営に移る、瓦斯局と改称 序章年表
12月27日 渋沢栄一、東京会議所会頭、行務科頭取に選任 序章年表
明治9年(1876) - 【渋沢栄一】東京府瓦斯局事務長。養育院事務長。深川福住町(現在の東京都江東区永代)に転居。〔36歳〕 渋沢関係略年譜
5月25日 東京会議所行務事業を東京府に引渡完了 序章年表
6月6日 東京府瓦斯局となる、事務長渋沢栄一、副長西村勝三 序章年表
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