(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

"山川菊栄"が書かれている年表項目はハイライトされています。

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月日 事項 年表種別
大正10年(1921) 4月24日 山川菊栄ら、赤瀾会結成。 内外事情
6月 《婦人公論》6月号、山川菊栄〈社会主義と婦人〉のほか〈不良少年少女の研究〉により発禁。 出版界
10月3日 第2次《種蒔く人》創刊号、巻頭文〈思想家に訴ふ〉、山川菊栄〈石炭がら〉、小牧近江〈労働運働と独裁〉により発禁。 出版界
昭和8年(1933) 5月 山川菊栄《女性五十講》(改造社刊)、日本労働調査所編《日本労働年鑑》(学芸社刊)発禁。 出版界
昭和50年(1975) 10月1日 山川菊栄《覚書 幕末の水戸藩》、第2回大仏次郎賞受賞。 岩波書店
昭和55年(1980) 11月2日 山川菊栄氏逝去。 岩波書店
昭和56年(1981) 11月17日 《山川菊栄集》刊行開始―全10巻別巻1。編集:田中寿美子・山川振作。編集協力:鈴木裕子。廃娼論争、母性保護論争、労働組合婦人部設置論争など、山川菊栄が展開した主張の数々は、そのまま日本の女性解放運動の歴史であった。確固とした理論的枠組みと問題意識に支えられた山川氏の著作は、さまざまな女性論の氾濫する今日、その水準の高さからますます大きな意義をもつ。女性の眼を通してみた庶民生活をいきいきと描く随筆を含めて、主要論文を網羅した。(1982.9.17完結)。 岩波書店
昭和57年(1982) 9月17日 《山川菊栄集》全10巻別巻1完結。(第1回、1981.11.17)。 岩波書店
昭和61年(1986) 11月 第40回毎日出版文化賞を岩波新書宮崎義一《世界経済をどう見るか》と粟津キヨ《光に向って咲け―斎藤百合の生涯》が受賞。なお後者は山川菊栄記念婦人問題研究奨励金を受ける。サントリー学芸賞社会風俗部門で大貫恵美子《日本人の病気観》が、思想歴史部門では坂部恵著《和辻哲郎》がそれぞれ受賞。浜谷浩写真集成《地の貌生の貌》が第2回写真巨匠賞を受賞。 岩波書店
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