(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

"河合栄治郎"が書かれている年表項目はハイライトされています。

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月日 事項 年表種別
大正9年(1920) 6月1日 小泉信三《社会問題研究》刊―なおこの年4月河合栄治郎の《労働問題研究》および河上肇《近世経済思想史論》が刊行され、7月にはポール・ピック《労働争議》が出版されている。当時この方面の問題が活溌に論議されるようになった反映と思われる。 岩波書店
昭和4年(1929) 11月27日 文部省、思想善導のため思想文献の刊行を企図し、第1回思想文献編纂調査会を開催、紀平正美・土方成美・河合栄治郎・中村孝也など9名出席。(翌年6月その図書を選定)。 出版界
昭和13年(1938) 10月5日 内務省警保局、河合栄治郎の4著《社会政策原理》(1935.5.刊)、《ファッシズム批判》(1934.4.刊)、《時局と自由主義》(1935.4.刊)、《第二学生生活》(1937.4.刊)を社会主義および反戦思想宣伝のかどで発禁。(1939年2月、出版法違反で起訴)。 出版界
10月5日 東大教授河合栄治郎の4著作発禁となり、ついで休職 内外事情
昭和14年(1939) 1月18日 内務省、河合栄治郎・蝋山政道著《学生思想問題》(1932.5.5刊)について調査。 岩波書店
1月28日 平賀譲東大総長、経済学部河合栄治郎・土方成美両教授の罷免を文相に上申、高等文官分限委員会は1月、河合教授を、3月、土方教授を免官。 内外事情
2月28日 河合栄治郎、出版法違反で起訴さる。 内外事情
昭和17年(1942) 3月 情報局、三木清編《現代哲学辞典》、河合栄治郎《学生と哲学》(共に日本評論社刊)の絶版勧告。 出版界
昭和18年(1943) 6月25日 河合栄治郎・鈴木利貞の出版法違反事件上告棄却、前審通り河合300円、鈴木100円の判決確定。 出版界
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