(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和57年(1982) 10月1日 鶴見俊輔《戦時期日本の精神史》、河合隼雄《昔話と日本人の心》、第9回大仏次郎賞受賞。 岩波書店
昭和58年(1983) 4月15日 岩波講座《精神の科学》刊行開始―全10巻別巻1、編集:飯田真・笠原嘉・河合隼雄・佐治守夫・中井久夫。〈こころ〉の病いに基因する諸現象・諸事件が多発の一途をたどり、人間の〈こころ〉に対する深い洞察と十全な理解が求められている時代状況の中で刊行された。本講座は、精神医学と臨床心理学の過去1世紀の蓄積を集大成した総合研究であり、この学問分野の到達点と最先端の問題意識を提示し、人間理解に多面的な考察を加えている。(1984.3.15完結)。 岩波書店
昭和61年(1986) 11月5日 シリーズ《老いの発見》刊行開始―全5冊。編集:伊東光晴・河合隼雄・副田義也・鶴見俊輔・日野原重明。人類が未だかつて経験したことがない高齢化社会を迎える。社会変化のなかで、人はいかに生きるべきか、変化に応じた新しい価値と社会をどう創造するか―この問題を追究する。医学・心理学の側面から経済・社会制度の問題に至るまで、「老い」の諸側面に新たな光を当てる。(1987年3月完結)。 岩波書店
平成元年(1989) 6月6日 岩波講座《転換期における人間》刊行開始―全10巻別巻1。編集:宇沢弘文・河合隼雄・藤沢令夫・渡辺慧。今日置かれている人間の状況を認識し、課題をどう克服すればよいか。この問題に正対してこの講座は自然科学から社会科学、人文科学にわたって、学問の総力をあげて取り組む学際的かつ総合的なプロジェクトである。専門分野を超えて、平易な叙述により一般市民と共通の理解を得ることにつとめた。(1990年5月完結)。 岩波書店
平成3年(1991) 6月6日 シリーズ《授業》刊行開始―全10巻別巻1/ビデオ〔別売〕。編集:稲垣忠彦・谷川俊太郎・河合隼雄・竹内敏晴・佐伯胖・野村庄吾・佐藤学・前島正俊・牛山栄世・石井順治。ビデオカメラを教室の中にもちこんで生きた授業の姿をとらえ、教育研究者や教師、各界の専門家がさまざまな角度から討論し、批評しあって、授業改善の道をさぐるシリーズ。 岩波書店
平成4年(1992) 2月20日 《河合隼雄の本フェア》新刊2冊《心理療法序説》《子どもと学校》(岩波新書)既刊7冊。河合隼雄の研究の集大成ともいうべき《心理学療法序説》刊行を記念して、ブックフェアと講演およびシンポジウムを開催。 岩波書店
9月7日 岩波講座《宗教と科学》刊行開始―全10巻別巻2。編集委員:河合隼雄・清水博・谷泰・中村雄二郎。編集顧問:門脇佳吉・西川哲治。人間存在の根源に関わる宗教の問題を一見宗教と対極に位置すると思われる科学と関連させて検討するという方法で本講座は編集された。自然科学・社会科学・人文科学の第一線で活躍中の執筆者の参加を得て、専門分野の知識の単なる紹介ではなく、執筆者個々人の経験および内面に根ざした意見の表明を得た。また考えられる限りのテーマとトピックから、的確な問題選定を行った。 岩波書店
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