(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和8年(1933) - 【竜門社】青淵先生の遺言により渋沢家から曖依村荘を受贈する。財団法人渋沢青淵翁記念会が東京・常盤橋公園に青淵先生の銅像を建てる。 渋沢関係略年譜
9月5日 滝川幸辰《刑法読本》改訂版(大畑書店刊)、発禁と決定。 出版界
9月7日 日本雑誌協会、最初の雑誌週間を主催、東京雑誌販売業組合も参加、各種の行事を催す(~20日)。(以後図書祭と共に年中行事となる)。 出版界
9月9日 荒木陸相、高橋蔵相に対し国策樹立の急務を提唱。 内外事情
9月12日 海軍青年将校有志、5.15事件求刑に反対決議。 内外事情
9月13日 上村進・布施辰治ら日本労農弁護士団一斉検挙さる。 内外事情
9月14日 広田弘毅、外相に就任。 内外事情
9月15日 閣議、不穏思想予防鎮圧取締強化方針を決定。 内外事情
9月22日 三井財閥、方向転換を発表。 内外事情
9月25日 岩波講座第10次《日本歴史》刊行開始―全18巻。編集:国史研究会。代表:黒板勝美。(1935.5.12完結)。 岩波書店
9月27日 海軍軍令部条例を改め、軍令部令を公布、軍令部長を軍令部総長と改称。 内外事情
9月30日 全国書籍商組合員現在数:15,181(東京3,282、大阪1,136、京都642)。 出版界
9月30日 上海で反戦反ファシズム大会を開催。 内外事情
9月 松本製本所と取引開始。 岩波書店
9月 文部省、検定中等学校教科書の激増(現在総数4180余種)に対しその統制に着手を決定、それらの出版社(現在数約120社)の合同を画策。 出版界
9月 内務省警保局、新庁舎移転を機会に所蔵する納本書(約9万冊)その他を中心に図書館をつくり部内および一部に公開する方針を発表。 出版界
9月 中央公論社《新修シエークスピヤ全集》(全40巻)、文芸春秋社《新文芸思想講座》(全10巻)、改造社《日本文学講座》(全17巻)、同《与謝野晶子全集》(全13巻)、平凡社《世界歴史大系》(全26巻)、研究社《英米文学評伝叢書》(全103巻)、雄山閣《国語国文学講座》(全16巻)、共立社《無線工学講座》(全12巻)刊行開始。 出版界
9月 台湾総督府、台湾議会設置運動に反対を声明。 内外事情
10月1日 里見弴・川端康成らを編集同人とする《文学界》(文化公論社)、阿部知二・舟橋聖一らの後援による《行動》(紀伊国屋出版部)創刊、金原書店《臨牀の日本》、古今書院《地理学》創刊。 出版界
10月3日 国防・外交・財政調整のため5相会議開催、21日、国策大綱を決定。 内外事情
10月4日 インド・シムラで日印第1回会商。 内外事情
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