(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正2年(1913) - 【渋沢栄一】伯剌西爾拓植株式会社創立準備委員。日本結核予防協会創立・副会頭(後に会頭)。中国興業株式会社(後の中日実業)創立、相談役。日本実業協会創立・会長。帝国飛行協会成立、評議員。〔73歳〕 渋沢関係略年譜
12月23日 立憲同志会結成、総裁加藤高明。 内外事情
12月 東京書籍商組合、役員会の決議により、古紙型などを使って新書名・著者名を付して出版される事例に対し、注意書を発す。 出版界
12月 このころまでに100版以上重版の書籍5点:大槻文彦《言海》(1904。吉川弘文館刊、374版)、徳冨蘆花《不如帰》(1900。民友社刊、140版)、徳冨健次郎《自然と人生》(1900。民友社刊、140版)、水野広徳《此一戦》(1911。博文館刊、117版)、桜井忠温《肉弾》(1906。丁未出版社刊、116版)。 出版界
- ・年間内務省納本図書(普通出版物および官庁出版物)総数:23,191 出版界
- ・年末新聞雑誌(新聞紙法によるもの)総数:2,647 出版界
大正3年(1914) - 【渋沢栄一】東北九州災害救済会創立、副総裁。合資会社国際通信社設立、相談役。日中経済界の提携のため中国訪問。財団法人国産奨励会設立準備委員総代、顧問。〔74歳〕 渋沢関係略年譜
1月12日 桜島大噴火、死者35人。 内外事情
1月14日 憲政擁護会、営業・通行・織物消費3悪税廃止の有志大会を開く。 内外事情
1月14日 京都帝大総長沢柳政太郎の教授会無視の人事に反対し、17教授辞表を提出、24日、奥田文相が教授会の人事権を承認し落着。 内外事情
1月23日 島田三郎、衆議院でシーメンス事件を暴露し、山本内閣を攻撃、2月10日、国民大会開かれ、民衆と警官衝突。 内外事情
1月 東京帝大哲学科を中心とする哲学会の研究発表機関誌《哲学雑誌》第29巻323号より発売所となる。(1928年10月第43巻500号より発行所となる)。 岩波書店
1月 《中央公論》の発行所反省社、中央公論社と改称。 出版界
2月4日 東京書籍商組合、出版業の営業税全廃について貴衆両院に請願。 出版界
3月1日 婦人之友社《子供之友》創刊。 出版界
3月20日 東京上野公園に大正博覧会開催。 内外事情
3月24日 雑誌発行業者と取次業者とにより〈東京雑誌組合〉創立。(1922年1月〈東京雑誌協会〉と改め、1924年5月20日〈日本雑誌協会〉と改称)。 出版界
3月24日 山本内閣総辞職。 内外事情
3月26日 島村抱月・松井須磨子らの芸術座《復活》を初公演、〈カチューシャの唄〉流行。 内外事情
3月 日本図書館協会、選定図書制度を開始、《選定図書目録》発行。 出版界
3月 東京書籍商組合を中心に定価販売実行の議がようやく有力になる。 出版界
4月1日 至文堂創業(佐藤正叟)。 出版界
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