(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
平成2年(1990) - 【竜門社】渋沢栄一生誕150周年記念会を開催する。 渋沢関係略年譜
7月10日 《文学》1990夏特集〈谷崎潤一郎―語りからテーマへ〉発行。 岩波書店
7月10日 婦人画報社、婦人画報創刊85周年感謝の会開催(ホテルオークラ)。 出版界
7月17日 出版・人権差別問題懇談会設立総会(日本教育会館)。 出版界
7月19日 第4回'90東京ブックフェア(~7.23.サンシャインシティ)。444社、展示25万冊。 出版界
8月2日 イラク軍、クウェートに侵攻、全土を制圧。暫定自由政府樹立を発表。 内外事情
8月2日 国連安保理事会、イラク軍の無条件撤退を決議。3日、アラブ連盟も撤兵要求(ヨルダン・リビア・PLOは署名せず)。米空母部隊、基地よりペルシャ湾に移動開始。6日、安保理事会、イラクに輸出入全面禁止など強制的経済制裁を決定。 内外事情
8月3日 講談社、社史《クロニック・講談社の80年》配布。 出版界
8月6日 パスキタン[パキスタン]大統領カーン、下院解散、ブット首相を解任。非常事態宣言を布告。 内外事情
8月7日 米大統領ブッシュ、サウジアラビア派兵を決定、多国籍軍の結成をよびかける。8日、英国、派兵決定。10日、NATOも支持。12日、米国、ペルシャ湾の海上封鎖を決定。 内外事情
8月8日 取次協会、3月に設置した適正流通研究委員会(下条泰正委員長)の報告書〈書籍の適正流通を目指して〉を出版業24団体、出版130社、協会員43社へ送付。人手不足による人件費増加によって、書籍部門の効率が悪く出版社の定価設定に問題があるなど、赤字の現状を打開するについて7項目の分析を行った。これを受け、17日、出版流対協は、〈公正な取引制度の確立のための提言〉を発表して対応、さらに10月16日、調査結果〈平均定価調査報告書〉をまとめ、取次協会報告に反論した。 出版界
8月9日 径書房、《「ちびくろサンボ」の絶版を考える》を刊行。黒人差別にあたるとして11社が絶版にした処置につき、賛否両論と問題点を収載。また、11月長野市が図書館・学校に対し同書の廃棄処分を依頼(輿論により撤回)、波紋をよぶ。 出版界
8月11日 大阪大医学部医学倫理委員会、学部教授から申請の心臓・肝臓・腎臓の脳死移植を条件付きで承認。 内外事情
8月14日 米大統領ブッシュ、海部首相に電話。湾岸状勢を伝え、日本に国際的支援を強く要請。28日、アマコスト駐日大使、日本は〈イラクに経済制裁だけで何もリスクを負わない〉と批判。 内外事情
8月20日 《ルオー全絵画》刊行―全2冊。目録作成:イザベル・ルオー、本文:ベルナール・ドリヴァル、翻訳:柳宗玄・高野禎子、国際共同出版。限定950部。ルオーの全生涯に渉る絵画作品2500余を1930年以来管理記録してきたイザベル・ルオー女史の厳密な考証のもとに集大成した決定版総目録。 岩波書店
8月24日 中央公論社、米誌《フォーリン・アフェアーズ》とライセンス出版契約調印。(《中央公論》10月号より論文の邦訳掲載)。 出版界
8月25日 '91年度社員採用試験、応募157名。(男子2名、女子2名採用)。 岩波書店
8月25日 東京大学出版会、伊藤隆他編《東条内閣総理大臣機密記録―東条英機大将言行録》を刊行。7日刊行報告会開催(東京霞会館)。 出版界
8月27日 松坂和夫《数学読本》全6巻完結。(第1回1989年10月)。 岩波書店
8月27日 ソ連サハリン州知事、横路北海道知事に3歳の男子の大火傷の緊急治療を依頼。28日、海上保安庁機直行、札幌医大に収容・手術。11月23日、治癒帰国。 内外事情
8月29日 海部首相、中東支援策を発表。民間機による食糧・医薬品の輸送、100人規模の医療協力団の派遣、紛争周辺国に経済援助。30日、多国籍軍支援額10億ドルの政治決断を米大統領に電話。 内外事情
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