(株)平凡社『平凡社六十年史』(1974.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正5年(1916) - 【渋沢栄一】海外植民学校顧問。日米関係委員会創立・常務委員。第一銀行の頭取等を辞め実業界を引退。理化学研究所創立委員長。喜寿記念として第一銀行が玉川清和園に記念館誠之堂建設。渋沢栄一述『論語と算盤』(東亜堂書房)刊行。〔76歳〕【竜門社】青淵先生の喜寿祝賀会開催し、記念品として林泰輔編『論語年譜』を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
1月1日 《中央公論》1月号に吉野作造〈憲政の本義を説いて其有終の美を済すの途を論ず〉を発表、大正デモクラシー運動の基盤となる 出版界 *印は一般事項
3月16日 大阪図書出版協会創立 出版界 *印は一般事項
5月25日 小沢啓太郎著《算手必携 此は調法》刊行 平凡社 *印は関連事項
9月18日 東京家政研究会(のちの主婦の友社)創業(6年3月、月刊誌《主婦之友》創刊) 出版界 *印は一般事項
- この年、大戦景気により物価高騰、また鉱山・船舶業等の〈成金〉続出する 出版界 *印は一般事項
大正6年(1917) - 【渋沢栄一】日米協会創立・名誉副会長。飛鳥山邸(曖依村荘)に晩香廬落成、喜寿の祝いに合資会社清水組より贈られる。〔77歳〕 渋沢関係略年譜
2月 河上肇著《貧乏物語》(弘文堂書房)刊行 出版界 *印は一般事項
5月1日 佐藤充著《求積の実験的説明及実習》刊行 平凡社 *印は関連事項
6月 倉田百三著《出家とその弟子》(岩波書店)刊行 出版界 *印は一般事項
11月1日 清野耕治著《数学者の手帳から》刊行 平凡社 *印は関連事項
11月7日 *ロシア革命(十月革命)により、ソビエト政府樹立 出版界 *印は一般事項
11月 下中芳岳著《国民常識 詩歌民謡俚諺解》刊行(のち、《や便》増訂版に合冊) 平凡社 *印は関連事項
- この年、国内にインフレたかまり、出版用紙もはげしく値上りする 出版界 *印は一般事項
大正7年(1918) - 【渋沢栄一】渋沢栄一著『徳川慶喜公伝』(竜門社)刊行。〔78歳〕 渋沢関係略年譜
1月 東京雑誌組合、東京雑誌協会と改称 出版界 *印は一般事項
2月 中里介山著《大菩薩峠》(玉流堂)刊行開始 出版界 *印は一般事項
3月1日 東京図書出版協会、東京出版協会と改称 出版界 *印は一般事項
3月12日 *下中弥三郎、埼玉師範嘱託を退く 平凡社 *印は関連事項
4月 紙価をはじめ製作費高騰のため出版物の値上げ、雑誌の減ページ、一時休刊など続出 出版界 *印は一般事項
6月1日 栗田書店(取次)創業 出版界 *印は一般事項
7月 月刊誌《赤い鳥》(赤い鳥社)創刊 出版界 *印は一般事項
8月 発行所を東京市四谷区荒木町27番地に移転する 平凡社 *印は関連事項
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