京都織物(株)『京都織物株式会社五十年史』(1937.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治22年(1889) - 【渋沢栄一】石川島造船所創立・委員(後に株式会社東京石川島造船所取締役会長)。門司築港会社創立・相談役。田川採炭株式会社創立・相談役。三重紡績株式会社相談役。北海道炭礦鉄道会社常議員〔49歳〕 渋沢関係略年譜
1月14日 職工規則に拠り積立金の方法を設け之を実施す。
1月27日 京都市寺町四条南大雲院に於て第二回定式株主総会を開き事務を報告純益金処分を決議す。
4月11日 聖護院町園邸を借入れ工女寄宿の準備とす。
4月20日 株金第六回(壱株に付五円)払込徴収。
4月23日 理学士五代竜作氏に乞ひ、汽缶地形及び煙道改造に関し意見を問ふ。
5月14日 墺国親王バルデイ・ アンリー殿下河原町分工場及び建築地へ臨覧せらる。
5月16日 小松宮彰仁親王殿下河原町分工場に台臨事業の景況等親しく御巡覧あらせらる。
5月20日 宮内省調度局長の命により本社製造品見本六十余種を供具す。
6月3日 再整部長高松長四郎氏、機械運転の際誤つて負傷せしを以て、療養手当金を給与す。
6月11日 本社新工場建築畧完成せるを以て、事務所を同工場の一部に移転し、手織機数台の運転に着手す。河原町工場は当分の内分工場とし、残務の取扱をなす。
6月14日 本社所有京都市吉田町建築地分割すべき件を京都府知事に稟請、同月二十四日許可せらる。
6月15日 大阪陸軍砲兵工廠へ瓦斯製造職工要借を出願、同二十七日允准せらる。
7月12日 南禅寺地所拾壱ケ所売買約定履行の件に付京都治安裁判所へ勧解を出願す。
7月18日 新工場織物部蒸汽汽缶の焚初をなす。
7月19日 曩に京都府知事に出願したる本社事務所倉庫納屋寄宿舎等建築の件許可せらる。
7月29日 寺町四条南大雲院に於て第三回定式株主総会を開き、事務報告次で利益配当方法を決議、役員改選のため投票を行ひ、旧員再任す。次に臨時総会を開き、定款第六章第四十二条改正の件を審議し原案通り決定。
9月10日 新工場染物部蒸汽汽缶の焚初をなす。
9月16日 各部需用品要求手続職工雇入及解傭手続職工勤工式様等の諸件を定む。
9月18日 新工場織物部汽織機内糸繰を始む。
9月26日 新工場染物部内部機械大畧竣成につき、河原町分工場染物部を同所に移転す。
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