日本毛織(株)『日本毛織三十年史』(1931.01)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和5年(1930) - 【渋沢栄一】明治神宮外苑聖徳記念絵画館に壁画献納。財団法人楽翁公遺徳顕彰会会長。〔90歳〕 渋沢関係略年譜
2月 愛知県弥富町に新設せる昭和毛糸紡績会社工場は建築工事竣成したるを以て一部機械を運転し当会社後援の下に事業を開始す其の製品SK印毛糸は市場に評判よろし。
2月 銀塊相場惨落して二十片台を割り有史以来の新安値に落込み対支貿易大不振に陥る。
3月 当社の合同毛織モスリン工場の賃織は二月を以て終り同工場は新に新興毛織の賃借経営となる。
3月 千住製絨所の主唱により本邦羊毛工業の合理化運動起る。
3月 モスリンの活況に刺戟せられて尾州手機モスリン業台頭す
3月 当社伊丹製絨及び中央毛糸三社の編毛糸販売協定成る。
4月 臨時特別議会開会せらる。
4月 人造絹糸の関税撤廃運動起る。
4月 政府産業合理化奨励のため産業合理局を新設す。
5月 生産販売及び倉庫の共同経営と金融の円滑を計る目的を以て毛織物業者間に織物業法の制定を政府に迫るの運動起る。
6月 政府の主導奨励により国産品の愛用を全国に宣伝するの運動起り国産毛織物は其の重要なる国産品に指定せらる。
7月 曩に川西社長等の主唱に係る原毛担保見返融資の件は日銀当局に於て商品担保として貸出を行ふことに決定す。
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