日本石油(株)『日本石油史 : 創立70周年記念』(1958.05)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
天保10年(1839) - フランス人ローラン、エイ、セリングら、瀝青質頁岩タールからの製出品パラフィン、灯油等各種油をパリ工業博覧会に出品、頁岩油工業の始祖 国外関係
弘化2年(1845) - 【渋沢栄一】この頃、父に三字教、蒙求、小学等を教わる。栄治郎と改名。〔5歳〕 渋沢関係略年譜
- フランス人フォーヴェル、ロータリー式掘鑿法の原理を発明 国外関係
弘化3年(1846) - カナダの地質学者アブラハム・ゲスナー、瀝青物の乾溜によって灯油の製出に成功 国外関係
弘化4年(1847) - 【渋沢栄一】従兄尾高惇忠から漢籍を学ぶ。〔7歳〕 渋沢関係略年譜
- カナダ、レダック油田発見 国外関係
嘉永元年(1848) - 【渋沢栄一】このころ実名を美雄とする。後に伯父渋沢誠室の命名で栄一と改める。〔8歳〕 渋沢関係略年譜
- イギリス人ジェームス・ヤング、イングランド・ダービー州のアルフルトン炭鉱に浸出した油から蒸溜分離法で灯油その他の製出に成功、製油所を建設 国外関係
嘉永5年(1852) 4月 越後国妙法寺村の西村、同国蒲原の蘭医喜斎からランビキ法による石油精製法を伝受、刈羽郡半田村の阿部新左衛門と図り初めて原油蒸溜釜を築く 国内関係
嘉永6年(1853) - 【渋沢栄一】家業の畑作、養蚕、藍葉の買入、藍玉製造販売に精励。〔13歳〕 渋沢関係略年譜
6月 アメリカ使節ペリー浦賀に来航 国内関係[一般]
安政元年(1854) 3月 神奈川条約(日米和親条約)締結 国内関係[一般]
- アメリカ人シリマン、コネチカット州ニューヘブンに初めて原油蒸溜装置を建設、工業化に成功 国外関係
- アメリカ最初の石油会社ペンシルヴァニア・ロックオイル・カンパニー設立、資本金五十万ドル 国外関係
安政5年(1858) - 【渋沢栄一】従妹尾高千代(ちよ、尾高惇忠の妹)と結婚。〔18歳〕 渋沢関係略年譜
3月 ペンシルヴァニア州にセネカ石油設立、資本金三十万ドル、社長はエドウィン・L・ドレーク 国外関係
- 英、米、仏、露、蘭と修好通商条約調印 国内関係[一般]
安政6年(1859) 6月 横浜開港 国内関係[一般]
8月 エドウィン・L・ドレーク、ペンシルヴァニア州タイタスヴィルで綱式鑿井に成功 国外関係
- 神奈川、長崎、函館三港を開港 国内関係[一般]
万延元年(1860) - ルーマニア原油生産開始 国外関係
文久元年(1861) - 【渋沢栄一】春、江戸に出て、海保漁村塾・千葉栄次郎道場に学ぶ。〔21歳〕 渋沢関係略年譜
- 使節を欧洲におくる 国内関係[一般]
- 帆船エリザベス・ワッツ号(二二四トン)、木樽詰灯油を積んで初めてフィラデルフィアからロンドンへ航行 国外関係
- ペンシルヴァニア油田に初めてパイプライン敷設、木製パイプ、約六マイル 国外関係
- 南北戦争始まる 国外関係[一般]
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