日本アイ・ビー・エム(株)『情報処理産業年表』(1988.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正13年(1924) - 【渋沢栄一】財団法人日仏会館創立・理事長。東京女学館・館長。〔84歳〕【竜門社】財団法人竜門社となる。 渋沢関係略年譜
6月 高橋保次郎(電気試験所技師)、庄司茂雄(臨時電信電話建設局技手)共著「電気統計機に就て」、『電気試験所研究報告』第146号に掲載 〔254〕 ユーザー
8月11日 加藤高明首相、官庁能率増進訓諭(11項目)のなかで「処務機械化主義」(執務に当りて務めて機械の使用を図ること)を示す 〔554〕 ユーザー
9月10日 上中甲堂編『人間学応用能率的販売経営法』でジェームス・サミュール・ノックス談「ナショナル金銭登録器販売ノ方法」が紹介される 〔386〕 ユーザー
9月15日 『マネジメント』誌で、「執務能率の覇王―タビュレーチング・マシン」と題してパワーズ式およびホレリス式統計機械の特長と鉄道省(パワーズ式)の適用事例を紹介 〔770 2409〕 ユーザー
10月15日 森村ブラザース、IBMのタビュレーティング・マシンの使用契約書作成(未実現) 〔800〕 メーカーおよび情報処理産業
11月 水品浩、IBMエンディコット工場での研修を受講(日本人として最初、翌年4月まで) 〔800〕 メーカーおよび情報処理産業
- 日本電気、三極真空管の研究試作開始 〔373〕 メーカーおよび情報処理産業
- CTR社、社名をインターナショナル・ビジネス・マシンス(IBM)社に変更 〔3〕 一般・海外
- ドイツのシンデルフィンゲンにIBM工場完成 〔3〕 一般・海外
- 回転印刷機の開発によって、カードの生産が高速度化 〔3〕 一般・海外
- 米国IBM、「ビジネス・マシーンズ」紙発行 〔3〕 一般・海外
大正14年(1925) - 【渋沢栄一】製鉄鋼調査会委員。史籍協会評議員。浅草寺臨時営繕局顧問。日本無線電信株式会社設立委員長。飛鳥山邸(曖依村荘)に青淵文庫竣工、傘寿と子爵昇格の祝いを兼ねて竜門社より贈られる。〔85歳〕【渋沢敬三】横浜正金銀行退職。 渋沢関係略年譜
3月1日 東京放送局(JOAK、芝浦)試験放送を開始、7月12日芝愛宕山新局より本放送開始 〔378〕 一般・海外
3月10日 金子利八郎著『事務管理』で、タビュレーティング・マシンをはじめ、金銭登録機、加算機、乗除計算機などの事務機が紹介される 〔165〕 ユーザー
5月21日 森村商事、IBM統計機の日本(朝鮮・満州含む)輸入代理店契約締結 〔800〕 メーカーおよび情報処理産業
6月1日 ホレリス式統計機日本向け第1号機1セット(電動穿孔機、手動穿孔機、検孔機、ギャング・パンチ、分類機、集計印刷機)、ニューヨークで船荷み(8月神戸着) 〔800〕 メーカーおよび情報処理産業
9月1日 日本陶器、名古屋本店にホレリス式統計機1セット設置 〔340〕 ユーザー
11月15日 雑誌『マネジメント』に「工業会社に於ける『パワーズ』式会計機の応用に就て」掲載 〔770 2511〕 ユーザー
- 日本事務器商会、アンダウッド社と契約し、電報受信用カナタイプライターの逓信省納入決定(27年に完納) 〔363〕 メーカーおよび情報処理産業
- 松本健次郎(明治紡績)、商工省よりの欧米機械買入に関する照会に対する日本工業倶楽部の答申のなかで、自動計算記録仕別機(Tabulating Machine)を紹介 〔350〕 ユーザー
- 第一生命、パワーズ式分類計算機を購入 〔222〕 ユーザー
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