三井『三井事業史. 本篇 第1巻』(1980.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
慶応2年(1866) - 【渋沢栄一】徳川慶喜、徳川宗家を相続(後に征夷大将軍)し、栄一は幕臣となる。〔26歳〕 渋沢関係略年譜
4月 幕府、大坂本店に銀四〇〇〇貫目、両替店に六〇〇〇貫目の御用金賦課
6月7日 第二次長州征伐
10月 三井八郎右衛門、幕府の江戸市中荷物引当融通貸付金の取扱御用を拝命
10月 江戸に御用所を設置
11月 三井八郎右衛門、鴻池善右衛門とともに紀州藩発行の五か国通用の銀札の引替業務を引受
- (秋) 横浜店の塞り貸し発覚
慶応3年(1867) - 【渋沢栄一】将軍名代・徳川昭武に従ってフランスへ出立、パリ万国博覧会などを視察。〔27歳〕 渋沢関係略年譜
3月25日 幕府御用金賦課額五〇万両のうち、残額三二万両免除となる
6月 三井組、幕府勘定所の代官年貢金銀御金蔵納御用を拝命
8月 三井御用所、幕府の銀座金札(江戸横浜通用)の発行を取扱
8月 三井八郎右衛門、兵庫商社頭取就任を辞退
8月 三井組、御所御領年貢金の取扱御用を拝命
10月14日 将軍慶喜、大政を奉還
10月 三井御用所、幕府の関八州国内限り通用金札の発行を取扱
10月 美野川利八(のち三野村利左衛門)を三井御用所に雇入
12月9日 王政復古令
12月23日 新政府、京都御所内に金穀出納所を設置
12月26日 三井三郎助、小野善助・島田八郎左衛門とともに金穀出納所御用達を拝命
慶応4年(1868) - 【渋沢栄一】明治維新によりフランスより帰国、駿河国駿府(現在の静岡県静岡市)で慶喜に面会。〔28歳〕 渋沢関係略年譜
1月2日 三井家、薩摩藩相国寺詰所に1000両を献納
1月3日 鳥羽伏見の戦
1月15日 三井家、小野・島田両家と共同して一万両を金穀出納所に献納
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