(株)三越『株式会社三越85年の記録』(1990.02)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
貞享元年(1684) 2月 河村瑞賢、淀川下流の治水工事に着手、翌年末、完成 社会
- 越後十日町に縮布の買店設置 三越関係
貞享2年(1685) 11月 京都西陣の直買店を新猪熊町へ移転拡張、「上之店(かみのたな)」または「撰糸広(せんじだな)」と称する 三越関係
- 江戸本店拡張。両替店を北側(現三井銀行所在地)に移し、南側を呉服店とする 三越関係
貞享4年(1687) 1月 将軍綱吉、生類憐みの令を出す(この後頻繁に発令) 社会
10月 幕府払方御納戸呉服御用を拝命、江戸本銀町に江戸御用所開設 三越関係
- 京都店内に京御用所(幕府御用の仕入機関)設置 三越関係
- 江戸駿河町北側に綿店(わただな)を開き、絹、紬、木綿類の仕入販売を開始 三越関係
元禄元年(1688) 12月 大阪堂島に米穀取引所設立される 社会
- (元禄年間)「毎日金子150両つつならしに商売」(日本永代蔵)//「芝居千両・魚河岸千両・越後屋千両」(翁草)//「越後屋に衣(きぬ)さく音や更衣(ころもがえ)」(其角)//「駿河町畳の上の人通り」(古川柳) 三越関係
元禄2年(1689) 11月 渋川春海、江戸本所に天文台を設ける 社会
元禄3年(1690) 12月 湯島聖堂落成し、上野忍岡の学寮を神田に移す 社会
元禄4年(1691) - 春、大阪高麗橋1丁目に呉服店ならびに両替店開設 三越関係
- 江戸大工町に中店(仕立店)設置 三越関係
元禄7年(1694) 2月 高利、遺産の割歩を示し、諸子一代の間、財産の不分割を約する遺書をしたためる 三越関係
5月6日 三井高利没(73歳) 三越関係
12月 側用人柳沢吉保、老中格となり実権を掌握 社会
- 浅井文右衛門に江戸本町に糸見世(いとみせ)の開業を命じ、資本金として2500両を貸与 三越関係
- 江戸に十組問屋仲間成立 社会
元禄8年(1695) 8月 幕府財政逼迫で金銀貨幣改鋳(金銀保有量5~6割) 社会
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