京都銀行協会『銀行 : 源流と進展 : 百周年記念誌』(1981.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治31年(1898) - 【渋沢栄一】浅野セメント合資会社監査役。韓国視察、韓国皇帝に謁見。王子製紙株式会社取締役会長を辞す(後に相談役)。〔58歳〕 渋沢関係略年譜
2月4日 京都銀行集会所、第一回総会を開催。 協会関係
4月 第一回関西銀行大会を大阪で開催。 一般
5月10日 京都銀行集会所、預金利率最高限度協定の違反者に対する制裁を決議。 協会関係
6月11日 政府発行紙幣通用廃止法公布(明治三二年末限りとする)。 一般
6月30日 大隅・板垣連立内閣成立(わが国最初の政党内閣)。 一般
7月1日 山口銀行設立(三和銀行前身の一つ)。 一般
明治32年(1899) - 【渋沢栄一】衆議院議員選挙法改正規制同盟会会長。福田会名誉顧問。大蔵省より株式会社北海道拓殖銀行設立委員に任命。京仁鉄道合資会社設立、取締役社長。銀行倶楽部委員。飛鳥山邸(曖依村荘)に茶室・無心庵竣工。 〔59歳〕 渋沢関係略年譜
2月 当月までに私立銀行になった以外の国立銀行は閉鎖叉は営業満期により消滅。 一般
3月9日 新商法公布(六月一六日施行)。 一般
6月15日 京都手形交換所、不渡手形振出人に対し、不渡届の日より三カ月間信用回復を許さないことを決議。 協会関係
8月15日 京都・園部間鉄道開通。 一般
12月9日 国立銀行紙幣通用禁止。 一般
12月15日 手形交換所定式集会において、「年末日は日曜日に相当するも、手形交換は平日通り執行し、さらに午後、二回目の交換を行うこと」を決定。 協会関係
明治33年(1900) - 【渋沢栄一】京釜鉄道株式会社創立委員長。日本興業銀行設立委員(後に監査役)。男爵を授けられる。黒須銀行相談役。〔60歳〕【竜門社】青淵先生の還暦祝賀として『青淵先生六十年史 一名近世実業発達史』を刊行、青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
3月5日 集会所事務所を下京区三条通烏丸東入ル梅忠町に移転。 協会関係
4月15日 関西銀行大会を円山公園にて開催。 協会関係
5月15日 清国に義和団事件勃発。 一般
6月 この事件[義和団事件]に関連し、紡績業界の不振顕著。 一般
7月1日 (資)安田銀行、合名会社に組織変更。 一般
10月18日 臨時総会にて、京都商工銀行提出による預金利率最高限度協定の廃否につき協議、賛否同数のため再議に付し改めて可否を決することにする。 協会関係
10月 京都銀行集会所臨時総会にて集会所の新築を決議。 協会関係
12月14日 集会所臨時総会にて、京都商工銀行よりさきに提出の預金利率協定の廃否につき、折衷案(基準協定利率と最高限度をそれ以上に拡大したものとの二本建運用)の提出あり、議論紛糾の末、一応同案を可決。 協会関係
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