(株)協和銀行『本邦貯蓄銀行史』(1969.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治12年(1879) - 【渋沢栄一】東京海上保険会社創立。北豊島郡西ケ原村(現在の東京都北区西ケ原)に別荘(飛鳥山邸、翌年曖依村荘と命名)を構える。グラント将軍(元アメリカ大統領)歓迎会(東京接待委員総代)。養育院院長。〔39歳〕 渋沢関係略年譜
- 岡山で無尽を業とするもの現われる(営業無尽のはじまり)―東京では20年頃 その他関連事項
- 年末の国立銀行数153―以後設立認めず その他関連事項
明治13年(1880) - 【渋沢栄一】博愛社社員(後に日本赤十字社常議員)。〔40歳〕 渋沢関係略年譜
1月 紙幣流通額3年間で約6割増加 その他関連事項
3月3日 原六郎(第百国立銀行頭取)、専業貯蓄銀行(東京貯蔵銀行)創立願書提出 貯蓄銀行関係事項
4月1日 東京貯蔵銀行設立認可 貯蓄銀行関係事項
6月12日 東京貯蔵銀行、第百国立銀行本店内で開業(頭取原六郎)―わが国最初の専業貯蓄銀行 貯蓄銀行関係事項
8月 明辰貯金銀行設立―その後各地に貯蓄銀行の設立をみる 貯蓄銀行関係事項
8月 外山脩造、大坂貯積銀行(専業貯蓄銀行)設立を計画(実現せず) 貯蓄銀行関係事項
8月 第一国立銀行、貯蓄預金の取扱い開始(以後国立銀行で、貯蓄預金を取扱うもの多し) 貯蓄銀行関係事項
12月 米価石当り12円11銭(10年に比べ2倍余の高騰) その他関連事項
明治14年(1881) - 【渋沢栄一】ハワイ国皇帝ディヴィド・カラカウァ飛鳥山訪問。東京大学より文学部「日本財政論」の講師を嘱託される。〔41歳〕 渋沢関係略年譜
3月 茨城県に東海貯金銀行、(後の川崎貯蓄銀行)設立さる 貯蓄銀行関係事項
7月9日 わが国最初の生命保険会社(明治生命)開業 その他関連事項
9月 松方正義、官営貯蓄銀行設立を建議 貯蓄銀行関係事項
10月21日 松方正義大蔵卿に就任、不換紙幣整理に着手―デフレーション進行 その他関連事項
明治15年(1882) - 【渋沢栄一】大阪紡績会社創立。千代夫人死去。〔42歳〕 渋沢関係略年譜
8月31日 第二十四国立銀行(飯山)破綻―以後銀行破綻続く その他関連事項
10月10日 日本銀行開業 その他関連事項
明治16年(1883) - 【渋沢栄一】大阪紡績会社相談役、同社工場落成。 東京電燈会社創立(後に委員)。伊藤兼子(かね子)と再婚。〔43歳〕 渋沢関係略年譜
4月27日 政府、日本銀行に国庫金取扱いを布達(7月1日開始) その他関連事項
5月5日 国立銀行条例改正(各銀行に紙幣の銷却を命令) その他関連事項
9月20日 政府、地方庁に貯蓄銀行営業状況調査を命ず 貯蓄銀行関係事項
明治17年(1884) - 【渋沢栄一】東京商業学校(前、商法講習所)校務商議委員。磐城炭礦社設立・会長。日本鉄道会社理事委員(後に日本鉄道株式会社取締役)。〔44歳〕 渋沢関係略年譜
5月26日 兌換銀行券条例公布(施行7月1日) その他関連事項
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