日本銀行『日本銀行八十年史』(1962.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治11年(1878) - 【渋沢栄一】東京商法会議所創立・会頭(後に東京商業会議所・会頭)。〔38歳〕 渋沢関係略年譜
2月 松方正義、大蔵大輔の現職のまま、万国博覧会事務副総裁として渡欧、仏国大蔵大臣レオン・セー等と面談し中央銀行設立の要を指摘される。松方帰国後も随員をベルギーに滞在させ、中央銀行制度につき調査研究をなさしめる。 事項
- 大隈重信(三条太政大臣) 大蔵卿
- 佐野常民(三条太政大臣) 大蔵卿
明治14年(1881) - 【渋沢栄一】ハワイ国皇帝ディヴィド・カラカウァ飛鳥山訪問。東京大学より文学部「日本財政論」の講師を嘱託される。〔41歳〕 渋沢関係略年譜
9月 松方内務卿、「財政議」を三条太政大臣に提出して中央銀行設立の必要を論ずる。 事項
10月9日 松方正義、大蔵卿に任ぜられる。 事項
10月9日 松方正義(三条太政大臣) 大蔵卿
明治15年(1882) - 【渋沢栄一】大阪紡績会社創立。千代夫人死去。〔42歳〕 渋沢関係略年譜
3月1日 松方大蔵卿「日本銀行創立ノ議」と「日本銀行創立旨趣ノ説明」を三条太政大臣に提出。 事項
6月27日 日本銀行条例公布。(資本金1,000万円、営業年限30年) 事項
10月6日 第1代総裁に吉原重俊就任。 事項
10月6日 (第1代)吉原重俊 日本銀行総裁
10月10日 日本銀行開業。 事項
10月11日 公定歩合の形式を定め、当所割引歩合を2銭8厘とする。 事項
11月21日 公定歩合引下。(当所割引歩合2厘引下、2銭6厘) 事項
12月15日 大阪支店開設。 事項
12月31日 未払込資本金1株につき40円払込完了。(払込資本金200万円) 事項
明治16年(1883) - 【渋沢栄一】大阪紡績会社相談役、同社工場落成。 東京電燈会社創立(後に委員)。伊藤兼子(かね子)と再婚。〔43歳〕 渋沢関係略年譜
3月14日 公定歩合引下。(当所割引歩合2厘引下、2銭4厘) 事項
5月5日 国立銀行条例改正。(営業期間を免許後20か年と定め、国立銀行紙幣発行の特権をはく奪し、営業満期の後は私立銀行としてのみ継続を許す。) 事項
5月11日 国立銀行紙幣消却事務の取扱開始。 事項
7月1日 国庫金に関する事務取扱開始。 事項
7月17日 未払込資本金1株につき20円払込完了。(払込資本金300万円) 事項
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