味の素(株)『味の素沿革史』(1951.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和4年(1929) - 【渋沢栄一】アメリカン・ソサエティ・オブ・メカニカル・エンジニア名誉会員。中央盲人福祉協会創立・会長。〔89歳〕 渋沢関係略年譜
12月 二十周年記念賞を社員に給与す
昭和5年(1930) - 【渋沢栄一】明治神宮外苑聖徳記念絵画館に壁画献納。財団法人楽翁公遺徳顕彰会会長。〔90歳〕 渋沢関係略年譜
4月1日 名古屋出張所を西区西柳町二丁目五番地に移転す
4月 大野碩十郎の考案に基き味の素結晶用にクリスタライザーを使用し始む、又脱色用に米国製骨炭を使用す
5月 東京地下鉄売店にて味の素の濫売を始め百貨店より苦情出でしため、本舗より注意して正常値段に訂正しむ、この頃に至り味の素の販売競争は漸く全国的に激甚となる
6月14日 上海にて類似調味料と対抗のため味の素の二号品白鳩印味華を発売することに決定す
8月 稲川四郎耐酸塗料の研究に着手す(川崎工場)
12月31日 当時の川崎工場の規模は建物七四糠八、三六九坪所有地四五、〇八八坪
12月 (初旬)池田博士独逸より帰朝せらる
- この年紐育バークアベニュー二三〇に紐育鈴木商店として事務所を登録す
昭和6年(1931) - 【渋沢栄一】癩予防協会会頭・理事。11月11日永眠。〔91歳〕【渋沢敬三】東京貯蓄銀行会長に就任。 渋沢関係略年譜
1月10日 川崎工場内に保税工場(四、一九七坪)許可せられ三月一日より保税扱事務を開始す
3月1日 幅岡市博多下呉服町三十五番地に福岡出張所を開設す
3月1日 大阪の蒲鉾製造業者味の素会を組織す(以後各地の同業者これに做う)
3月29日 社長鈴木三郎助逝去す
3月31日 畏きあたりにては故社長生前の勲功を思召され従五位を追賜せらる
4月2日 芝増上寺に於いて故社長の葬儀営まる、慈徳院殿隆誉興仁泰道居士と諡す、監査役鈴木百太郎逝去す
4月4日 葉山光徳寺に於いて故社長の埋葬式挙行
4月20日 二代目社長には鈴木忠治就任、鈴木三郎は三郎助を襲名して専務取締役に選任せらる
4月 広く味の素食卓容器及び詰合函を発売す
5月4日 甘田誠三郎取締役に選任せらる
6月2日 新社長、新専務の就任披露宴東京会館にて開かる
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