日本製粉(株)『日本製粉社史 : 近代製粉120年の軌跡』(2001.04)

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目次項目 ページ
発刊の辞 代表取締役社長 沢田 浩 NP
近代製粉のあけぼの NP
本編 p9
序章 当社の源流と近代製粉の先覚者たち p9
第1節 明治初期の製粉事情 p9
1 麦作と小麦粉生産の歴史 p9
2 欧米における機械製粉の展開 p10
蒸気機関と近代製粉業の発達 p10
小麦粉の輸入と国内製粉業 p12
第2節 官営札幌製粉所の創設と発展 p14
1 開拓史による製粉事業の創始 p14
黒田清隆とホーレス・ケプロン p14
ケプロンのパン食普及の構想 p16
輸入石臼製粉器と洋式水車の設置 p18
操業とその成果 p19
2 近代的製粉工場への発展 p20
蒸気機関を動力源とした磨粉機械所の設立 p20
わが国最初のロールミルの導入 p21
3 官営から私企業への転換 p22
官営札幌製粉所の払下げと後藤半七の成功 p22
経営危機を招いた後藤の積極投資 p24
札幌製粉株式会社の設立 p25
◇近代製粉の種子を蒔いたホーレス・ケプロン p25
◇北海道に初めて電燈を灯したベンチャー事業家・後藤半七 p25
◇異彩を放つ国際的製粉技術者・米田龍平 p25
第3節 官営浅草製粉所と雨宮敬次郎の製粉事業 p29
1 大蔵省による浅草製粉所の設立 p29
浅草米廩に製粉所を開設 p29
官営模範製粉工場の業績不振 p30
2 雨宮敬次郎による民間最初の製粉事業 p31
機械製粉への“志” p31
府下八右衛門新田に機械製粉所を設立 p32
製粉事業の展開と「泰靖社」 p34
陸海軍糧食の洋食化運動で新販路を開拓 p36
3 有限責任日本製粉会社の設立 p37
官営浅草製粉所設備の払下げと有限責任日本製粉会社の設立 p37
有限責任日本製粉会社の挫折 p39
◇明治期の大実業家・雨宮敬次郎 p39
第4節 南條・境による近代的製粉業への発展 p42
1 東京製粉合資会社から日本製粉株式会社へ p42
南條頭取の決断 p42
東京製粉合資会社の設立 p43
軍用パン向け小麦粉で好成績 p45
2 日本製粉株式会社設立への動き p46
◇地域産業の振興に尽力した南條新六郎 p46
第1章 日本製粉株式会社の創立と発展 p57
第1節 日本製粉株式会社の創立 p57
1 本格的な近代機械製粉業を目指して p57
日本製粉株式会社の創立 p57
創業時の経営者と経営体制 p58
2 近代製粉の誕生とその成功 p59
ロール式製粉工場の稼動 p59
創立当時の組織 p60
製品販売方法の革新 p61
第2節 創業後の積極経営 p63
1 扇橋工場の増設と業績の伸長 p63
業績の向上 p63
扇橋第二工場の建設 p65
兵庫(神戸)工場の建設 p67
内外麦買付の増大 p68
2 日露戦争後の大規模企業の勃興と反動不況による合併 p69
日露戦争後の機械製粉業の躍進 p69
明治製粉と帝国製粉を合併 p71
合併後に遭遇した諸問題 p73
南條社長・境専務の辞任 p74
◇水運としての小名木川 p74
◆明治42年頃の小名木川・深川界隈 p74
第3節 第1次大戦前後の発展 p77
1 前山専務の新風 p77
南條社長から前山専務へ p77
久留米工場の新設と既設4工場の設備増強 p78
高級小麦粉・そば粉の発売 p80
経営管理の合理化 p82
大戦期の好況と原料調達問題 p83
前山専務の退陣 p85
2 岩崎社長による拡大政策 p87
岩崎社長の就任 p87
東洋製粉・大里製粉所・札幌製粉を合併 p88
恐慌下の積極策と扇橋工場の廃止 p92
パン食の普及 p94
臨海工場の建設と海外市場進出政策 p94
3 業績の低迷と経営の困難 p97
東亜製粉を合併 p97
資金調達と苦境打開の努力 p99
日清製粉株式会社との合併問題 p100
政府による救済融資と窮状打開の努力 p101
窪田社長の就任と鈴木商店による経営の立直し策 p102
金融恐慌の勃発と鈴木商店の破綻 p103
◆大正末年主要登録商標 p103
第2章 海外への進出と戦時期の経営 p111
第1節 三井物産の支援による経営再建 p111
1 経営管理の刷新 p111
三井物産との提携 p111
安川会長と中村専務 p112
資本の整理 p114
管理組織の変更 p115
管理諸規程の制定 p117
2 不況下の業界協調 p118
“安川・正田紳士協定” p118
製粉販売組合の活動 p118
3 営業体制の充実 p119
三井物産の総代理店に p119
輸出の急伸と収支の改善 p121
4 主力工場の整備と朝鮮への工場進出 p123
名古屋工場の完成 p123
東京工場の設置 p124
仁川工場の建設と満州製粉2工場の買収 p125
5 原料買付事情の変化 p127
内麦増産と外麦の輸入抑制 p127
北海道の小麦契約栽培 p129
◇会社再建の精神的支柱となった「和衷協同」―中村藤一 p129
第2節 戦時経済統制下における経営 p131
1 戦時統制と製粉業 p131
製粉統制の始まり p131
原料・製品の流通過程に対する統制 p132
食糧不足の深刻化 p134
2 戦時統制下の経営組織 p135
中村専務から神戸専務へ p135
三井本社の準直系会社に p137
部・課制の導入と工場の権限拡大 p137
3 満州・中国大陸への資本進出 p140
東洋製粉股〓〓[にんべん+分]有限公司との連携 p140
東亜製粉株式会社の設立 p141
三興麺粉公司への出資 p143
漢口製粉株式会社の設立 p145
南方精米事業 p145
マニラ工場の建設 p146
4 生産低下、営業活動の停滞 p148
小山・神戸・久留米・札幌4工場の廃止 p148
停滞する営業活動 p150
3層クラフト紙袋の開発 p152
戦時下の業績 p153
◇中国への親近感から徐州工場に勤務―永井正一 p153
◇改めて中国人の奥の深さに敬服―山上正暎 p153
◇友情に支えられた私のサイゴン時代―山口末吉 p153
◇運命の日を境に事態は一変―津倉 智 p153
◇今は昔、東京工場の惨状悲し―武石正雄 p153
第3節 終戦時の状況と占領政策 p156
1 資産喪失と占領政策の打撃 p156
工場被災と海外からの引揚げ p156
制限会社令と集中排除法の適用 p157
2 相次ぐ経営陣の交代 p158
神戸社長から小室社長へ p158
小室社長から中島社長へ p159
第4節 戦後の食糧難と再建への努力 p160
1 戦後の食糧難と製粉統制 p160
食糧危機の打開努力 p160
委託加工制度の存続 p161
2 工場復興からの再出発 p162
小麦粉生産の回復 p162
戦後の経営組織 p163
労働組合の結成 p164
第3章 本格的な再建と新たな出発 p171
第1節 新体制下の再出発 p171
1 諸工場の復興 p171
赤木社長就任と和衷協同の精神 p171
全国9工場体制の整備 p173
2 企業再建整備の完了 p176
制限会社令の解除 p176
特別損失処理と資本構成の改善 p177
3 安定に向かう小麦需給 p179
中小製粉の増加 p179
粉食の定着 p180
内麦増産運動の展開 p181
◇戦後の混乱期を“初一念”で乗り切る―赤木 栄 p181
第2節 統制体制からの脱却 p183
1 製品の自由販売制へ p183
ふすまの自由販売 p183
小麦粉輸出の再開 p183
2 買収加工制、自由販売制への移行 p184
クーポン制配給の実施と配給業務の民営化 p184
買収加工制度の導入 p185
麦類の間接統制移行 p186
乱立製粉企業の淘汰 p187
3 業績の回復と向上 p189
第3節 新しい発展のための基盤確立 p191
1 業務体制の再編成 p191
卸売業者の登録獲得競争 p191
販売体制の再編 p192
製粉不況の到来 p193
2 創立60周年を迎える p193
3 二次加工分野進出による小麦粉市場の拡大策 p195
日粉食糧株式会社の設立 p195
オーマイブランドの誕生 p196
4 中央研究所の活動 p197
5 ニューマチックシステムの導入 p198
製粉技術の革新 p198
横浜工場Cミルおよび本船接岸設備の完成 p199
第4節 労働条件および機構・業績の推移 p201
1 給与体系の整理 p201
2 55歳定年の採用 p202
3 組織の変遷 p202
4 業績と財務内容の推移 p204
第4章 食生活の変化と食品分野への進出 p211
第1節 高度経済成長と製粉業 p211
1 高度経済成長の展開 p211
経済・社会の変貌 p211
開放体制への移行 p212
豊かになった食生活 p213
小麦粉需要の伸長 p215
2 政府の麦管理政策と製粉業界の再編成 p216
内麦生産の衰退 p216
現地売却方式への変更 p217
停滞する麦価引下げと粉価値上げ p220
製粉業界の近代化促進 p221
飼料需要の拡大とふすま専増産制度の開始 p224
3 経営環境の変化に対する当社の対応 p226
シェア拡大に向けて p226
赤木社長から長谷川社長へ p227
棚井社長の就任 p229
伴社長の就任 p232
◇忘れ得ぬ終戦前後の異常な日々―長谷川和二郎 p232
◇新たな成長路線の模索へ―棚井忠雄 p232
第2節 能力拡充と合理化による生産体制の強化 p234
1 全工場の生産能力拡充と設備合理化 p234
総能力4万5,900バーレル(5,792トン)へ p234
神戸工場新本館の建設 p235
横浜工場5ミル体制の完成 p236
大阪製粉の合併と大阪工場の新設 p237
松山工場の建設 p238
各工場のニューマ化と能力増強 p238
コーングリッツ類の製造開始 p240
生産実績の推移 p241
2 原料サイロ増設と倉庫業の拡大 p243
原料小麦ばら売却の増加と原料サイロの増設 p243
原料小麦の輸送形態の変化 p244
3 製品の袋詰作業と輸送方法の合理化 p245
AMOパッカーの開発とベーツ袋の採用 p245
自動式ケーサーの導入 p246
デイライト・パッキング方式の採用 p246
パレット化の推進 p247
小麦粉ばら出荷の増加とバルクユニットシステムの採用 p247
業務用小麦粉の25kg袋への移行 p249
家庭用小麦粉の銘柄・荷姿の整理 p249
◇工場整備と重なり泣きっ面にハチ―太田元信 p249
第3節 研究開発体制の整備と食品分野への進出 p250
1 中央研究所のR&D体制づくり p250
二次加工技術への対応 p250
中央研究所の厚木移転 p250
2 新製品開発の動向 p252
パン用粉・菓子用粉 p252
プレミックス p254
小麦胚芽製品 p255
製麺用改良剤と家庭用ドライイースト p256
植物用たん白食品 p256
小麦粘土 p257
3 食品部門の独立 p258
本店営業部食品課と食品室の設置 p258
食品部の発足 p259
4 関係会社の新設 p260
ニップン飼料株式会社の設立 p260
ニップンドーナッツ株式会社の設立 p261
ニップン食糧の動向 p262
◇人との出会い、ふれあいの輪が大きく開花―高島義弘 p262
第4節 自由競争下の営業活動 p264
1 激化する市場競争と販売体制の整備 p264
2 小麦粉輸出の増大 p266
3 多彩な宣伝・販促活動 p267
◇沖縄向けが戦後の輸出の原点―八尋敏行 p267
第5節 労使関係と福利厚生 p270
1 従業員と労使関係の動向 p270
従業員数の推移 p270
労使交渉の主要問題 p271
2 労働条件と福利厚生 p272
満57歳定年の採用と休日・休暇の増加 p272
福利厚生の充実 p272
提案制度の実施 p273
管理職資格制度の導入 p274
社内報『日粉ニュース』の創刊 p274
第6節 機構の変遷および業績の推移 p275
1 定款の変更と機構の変遷 p275
定款の変更 p275
機構の変遷 p275
2 業績の推移 p278
売上高等の推移 p278
損益状況の推移 p279
◇人も機械も待ち焦がれた本店ビルの完成―伴素彦 p278
第5章 技術革新と新市場開拓の推進 p285
第1節 激動の経済情勢と製粉業界への影響 p285
1 石油危機・食糧危機問題の波紋 p285
石油危機と産業構造の転換 p285
食糧自給論と麦作振興策 p286
内麦増産に対する支援と提言 p288
米消費拡大運動と米粉混入問題 p290
2 製粉業界をめぐる環境変化 p291
原料小麦の逼迫 p291
ピークに達した小麦粉需要 p292
原料麦価の相次ぐ引き上げと麦価据置き運動 p294
ふすま専増産制度の問題点 p296
小麦粉の無漂白化問題 p297
3 食生活と多様化と食品業界の競争激化 p298
簡便化指向の高まりと食品の多品目化 p298
食品産業の役割の重視 p299
輸入食品の急増と食管制度をめぐる議論 p300
第2節 企業体質の改善に向けて p302
1 合理化対策と生産高度化の推進 p302
山口社長の就任 p302
合理化の徹底と生産体制の再編成 p303
売上高1,000億円超へ p304
2 製粉業からの脱皮の推進 p305
川下へ向けての事業展開 p305
八尋社長の就任 p306
第3節 新鋭工場の建設と技術革新 p308
1 神戸甲南工場の建設 p308
関西地区の本格的大型臨海工場として p308
全工程で自動化・省力化を追求 p308
従業員の配置転換問題 p310
2 千葉工場の建設 p311
東京工場の移転問題 p311
プロジェクトチームの編成 p311
コンピュータを駆使した業界初の工場 p312
3 各部門における技術革新の展開 p314
技術センターの設置 p314
連続製麺システムの開発 p315
ニップン機工株式会社の設立 p317
ソウルバッグの開発 p317
コンピュータ利用の進展と株式会社日本製粉システムセンターの設立 p318
4 ZC運動と各工場の設備投資 p320
ZC運動の展開 p320
各工場の設備投資と合理化 p321
省エネ・省資源運動の展開 p324
◇モットーは「職場の隅々まで知る」こと―上坂親治 p324
◇時代を先取りした新鋭工場が狙い―滝川和男 p324
◇アイデアとネットワークの力 フロージェッター・システム―早川皓一郎 p324
第4節 食品新分野の開拓 p325
1 冷凍食品分野への進出 p325
当社冷凍食品部門の始まり p325
高崎工場の設備増強と新製品の発売 p326
日本デリカ食品株式会社の設立 p326
日本リッチ株式会社の設立 p326
2 プレミックス分野の拡充 p327
小山工場と神戸甲南工場の生産設備の拡充 p327
IM社との技術提携 p328
家庭用プレミックスの新製品 p329
3 健康食品分野への本格進出と家庭用食品の品揃え p331
小麦胚芽油製品の発売と日本デイリーヘルス株式会社の設立 p331
家庭用食品の品揃え p332
4 粉末食品の発売 p333
5 バリラ社製品の導入 p333
ニップン食糧とバリラ社との提携 p333
ニップン食糧(株)のオーマイ(株)への社名変更 p334
イタリア料理技術講習会の開催 p334
第5節 グループ体制の強化と企業活性化の推進 p336
1 日本製粉グループ体制の確立 p336
CI運動の展開とシンボルマークの制定 p336
宣伝広報活動の統一 p337
日本製粉グループ・フェアの開催 p337
新しいバイ・ニップン運動の推進 p338
2 多様化する販売活動 p339
情報化時代の販売活動 p339
ベーカリーミッションの海外派遣 p340
消費者センターとユア・キッチンの設置 p340
各種キャンペーンの展開とセミナーの開催 p341
3 営業体制の改革 p343
製品買収制度の改善 p343
業務用小麦粉の銘柄整理 p344
食品部門を主とした営業組織の拡充 p345
4 主要関係会社の発展 p346
オーマイ(株) p346
ニップン飼料(株) p347
日本商事(株) p349
松屋製粉(株) p349
ニップンドーナツ(株) p349
第6節 研究体制の整備と開発活動 p350
1 中央研究所研究棟の増築と7研究室制への移行 p350
2 主要な研究・開発活動 p351
3 食品部門企画課から開発室へ p353
第7節 労使関係と福利厚生 p355
1 従業員と労使関係の動向 p355
従業員数の推移 p355
工場の要員計画と適正人員配置問題 p356
2 労働条件と福利厚生 p356
男女60歳定年の実現と労働時間短縮の進展 p356
従業員持株会の発足 p357
日本製粉育英会の設立 p357
住宅財形と資金融資制度の導入 p358
退職年金規定の改訂 p358
第8節 機構の変遷および業績の推移 p359
1 定款の変更と機構の変遷 p359
定款の変更 p359
機構の変遷 p359
2 業績の推移 p360
売上高等の推移 p360
小麦粉輸出の回復 p363
損益状況の推移 p363
3 資本金、社債および株式の動向 p365
資本金等の推移 p365
ワラント債の発行 p366
第6章 厳しさを増す経営環境と改革への取り組み p373
第1節 転換期を迎えた製粉業界 p373
1 昭和から平成へ p373
プラザ合意と円高不況 p373
バブル景気の到来と終焉 p374
飽食の時代を迎えて p376
2 製粉業界の苦境 p378
悪化する市場環境 p378
製粉業界の体質改善問題 p379
内麦問題と小麦需給の動向 p380
ふすま価格の長期低落 p382
二次加工品の輸入急増 p384
3 内外価格差の縮小に向けて p386
14年ぶりの消費者麦価引下げ p386
麦価算定方式の改正問題 p388
麦価および粉価の連続引下げ p390
4 農産物自由化の潮流と影響 p391
第2節 多角的食品企業としての基盤整備 p393
1 情勢変化に対する社内活性化策 p393
企業メッセージ“食・新世紀へ―” p393
香木社長の就任 p394
営業組織の改革 p396
職能資格制度の導入 p398
財務会計のシステム化 p399
創立90周年記念事業 p400
2 長期ビジョンの策定 p401
長谷川社長の就任 p401
NC-100計画 p404
3 オーマイ社の合併 p405
グループ会社の見直しへ p405
合併準備委員会の設置 p406
オーマイ事業本部の発足 p407
食品部門の統合を軸とした全社的機構改革 p409
◇長い現場体験に裏打ちされた私の“有言実行”―香木正雄 p409
◇思い出深い輸出業務と営業時代の全国行脚―長谷川不二雄 p409
第3節 工場再配置と新規需要への対応 p412
1 福岡工場の建設 p412
第1期工事の完成 p412
世界最先端の自動化工場 p413
久留米工場の閉鎖 p415
2 竜ヶ崎工場の建設 p416
3 冷凍食品分野への積極投資 p417
高崎工場冷凍生地ラインの増設 p417
竜ヶ崎工場冷凍食品プラントの建設 p418
冷凍食品販売子会社の統合 p419
4 各工場の設備強化 p420
5 知多用地の買収 p421
◇神様の守りと時流に乗った好発進―松井喬 p421
◇最新設備と従業員の一体化がうまく調和―小菅倹三 p421
第4節 飽食の時代の新製品開発 p423
1 中央研究所の大幅拡充 p423
3研究部7グループ体制へ p423
技術開発の方向と成果 p424
バイオテクノロジー研究の進展 p425
2 業務用製品のバラエティ化 p427
ソフト指向のプレミックス開発 p427
技術提携によるコーティングミックスの開発 p428
高級パン用粉、麺用粉の開発 p429
3 家庭用食品の新展開 p430
パスタ類 p430
パスタソース p432
プレミックス類 p433
4 健康食品の新機軸 p435
第5節 新規事業の開拓 p437
1 外食産業の進出 p437
外食事業室の設置 p437
ワタミフードサービス(株)との提携 p437
スターフードサービス株式会社、日本フードシステム株式会社の設立 p438
2 中食産業への進出 p439
中食市場の成長性 p439
日本フレッシュデリカ株式会社の設立 p440
3 配合飼料部門からの撤退 p440
ニップン飼料の経営問題 p440
エヌピーエフジャパン株式会社の設立とニップン飼料の解散 p441
ニップン飼料小山工場の跡地利用 p442
4 日本製粉マネジメントサービス株式会社の設立 p443
第6節 物流の合理化に向けて p445
1 流通管理部の設置 p445
2 家庭用食品、業務用小麦粉の物流対策 p446
3 冷凍食品管理センターの設置 p446
第7節 国際化時代への対応 p448
1 国際室の設置 p448
2 海外関係会社の設立 p449
クオリティ ナチュラリー フーズ インク p449
ニッポン セイフン ネザーランズ ビーブイ p450
◇米国流経営の峻別する姿勢に学ぶ―高橋章夫 p450
第8節 労使関係と福利厚生 p451
1 従業員と労使関係の動向 p451
従業員数と賃金水準の推移 p451
職能資格制度の実施 p452
2 労働条件と福利厚生 p453
第9節 機構の変遷および業績の推移 p455
1 定款の変更と機構の変遷 p455
定款の変更 p455
機構の変遷 p455
2 業績の推移 p456
売上高等の推移 p456
損益状況の推移 p458
3 資本金、社債および株式の動向 p459
第7章 第2の創業・全社的再構築の推進 p469
第1節 長びく不況のもとで p469
1 新食糧法の制定と麦問題の検討経緯 p469
2 景気回復の遅れと円高圧力 p470
3 小麦粉および小麦二次加工製品の需給動向 p472
第2節 全社的な再構築計画を発動 p476
1 沢田社長の就任 p476
コスト競争力の強化を目指して p476
“先難而後獲”の決意で p477
営業利益率3%確保を p479
2 全社的再構築計画の策定 p480
リストラ第1フェーズの始動 p480
業務改革委員会の設置 p482
3 TCD-10運動の展開 p483
4 日本総研による企業診断 p485
第3節 阪神・淡路大震災による被災と復興 p487
1 戦後最悪の震災被害 p487
2 神戸地区2工場の被災 p488
緊急対策本部を設置 p488
万全の製品供給を確約 p490
復旧対策に着手 p491
沢田社長らの現地視察 p492
神戸工場の全面閉鎖を決断 p493
3 増産支援体制の確立 p494
4 神戸工場の廃止 p497
5 神戸甲南工場の復興 p498
米西海岸での傾斜防止工事をヒントに p498
製粉本館のジャッキアップ p500
製粉・プレミックス両プラントの完全復興 p502
6 震災復興を終えて p504
◇4分の3世紀の歴史に終焉の幕下ろす―斉藤道夫 p504
◇震災を機に労使の連帯感強まる―勝浦真一 p504
◇ジャッキアップ工法採用で再開確信―白尾嘉弘 p504
◇イスは用意された。まず座ろう!から始まる―浜勝 p504
第4節 第1次リストラの達成 p506
1 第1次リストラの成果 p506
2 竜ヶ崎工場プレミックスプラント増強 p507
3 千葉工場Cミル完成 p508
第5節 さらなる再構築へ p510
1 リストラ第2フェーズに移行 p510
150名削減と食品部門の生産体制見直し p510
売上高総人件費比率の引下げ p511
2 臨海高生産性工場への生産集約 p512
福岡工場Bミル完成 p512
門司工場の閉鎖 p513
3 冷凍食品・パスタ生産部門の分社化 p514
ニップン冷食株式会社の設立 p514
オーマイ株式会社の設立 p515
4 組織・機構の抜本的見直し p516
課制廃止の試み p516
工場組織のグループ化 p516
5 KS計画の推進 p518
6 情報ネットワークシステムの進展 p520
NIPPN NET本格稼動 p520
全社的情報インフラの整備 p521
7 物流・商流の革新に向けて p522
物流、商流小委員会の設置 p522
業務用小麦粉の物流機能強化 p524
受注システムの導入 p525
商流改革の努力 p526
8 第2次リストラの達成 p527
第6節 “NIPPN”への脱皮 p529
1 創立100周年記念事業 p529
2 研究開発機構の再整備 p531
中央研究所新研究棟の完成 p531
研究グループ単位への組替え p532
バイオ研究の成果と新展開 p533
3 ISO認証の取得 p534
4 国際化戦略の推進 p537
UFM社への資本・経営参加 p537
NFT社の設立 p537
5 中食事業分野の育成 p538
(株)ファーストフーズへの資本参加 p538
エヌエフフローズン株式会社の設立 p539
◇息の長い支援活動と暖かい気持ちに感謝―東郷良尚 p539
◇業界初のISO認証取得で高品質を裏付け―西尾敏克 高田宗昌 p539
第7節 商品提案の積極化 p540
1 ニューパスタプランの推進 p540
NPプランプロジェクト p540
オーマイパスタ&ソースキャンペーン p542
オーマイ製品の新ラインアップ p542
2 家庭用冷凍食品の新製品展開 p546
冷凍食品の設置と家庭用市場への本格進出 p546
オーマイ冷凍パスタと日本製粉冷凍スナック p547
3 業務用プレミックスの新製品 p548
4 100周年記念新製品の発売 p549
家庭用製品 p549
業務用製品 p550
5 健康食品の新製品 p551
6 関連製品 p552
連続製麺システム p552
松屋製粉の減菌そば粉 p553
◇ヒット商品の行き着いた先は「油半分」―仁見貞子 平尾裕美 p553
第8節 労使関係と福利厚生 p554
1 従業員と労使関係の動向 p554
従業員数の推移 p554
中央研究所にフレックスタイム制を導入 p554
2 労働条件と福利厚生 p555
第9節 機構の変遷および業績の推移 p556
1 定款の変更と機構の変遷 p556
定款の変更 p556
機構の変遷 p556
2 業績の推移 p558
売上高の推移 p558
損益状況の推移 p560
3 資本金、社債および株式の動向 p562
ニュー・ニップン・ウェイの構築へ p563
資料 p573
1 経営・組織 p573
1‐1 定款 p573
1 原始定款 p573
2 定款変更関係 p575
3 現行定款 p577
1‐2 コーポレートマークの変遷 p579
1‐3 役員任期一覧 p580
1‐4 組織の変遷 p586
1‐5 事業場所在地 p592
2 財務 p594
2‐1 財務数値の推移 p594
2‐2 株式 p602
1 所有者別状況 p602
2 大株主 p603
2‐3 部門別売上高の推移 p604
3 従業員 p606
3‐1 従業員数、平均年齢、平均勤続年数の推移 p606
3‐2 事業場別従業員数 p608
4 研究・開発体制 p610
5 生産拠点と生産能力 p611
5‐1 工場の現況 p611
5‐2 工場別製粉能力の変遷 p618
◆小麦から小麦粉になるまで p622
5-3 業務実績の推移 p624
6 主要商品発売一覧 p626
6‐1 業務用小麦粉 p626
◆業務用小麦粉の用途別主要銘柄 p627
6‐2 業務用プレミックス p628
6‐3 家庭用小麦粉 p630
6‐4 家庭用プレミックス p630
6‐5 家庭用パスタ p632
6‐6 家庭用パスタソース p634
6‐7 家庭用冷凍食品 p636
6‐8 家庭用健康食品 p638
6‐9 その他 p639
7 情報システムの構築 p640
7‐1 情報化の推移 p640
7‐2 NIPPN NET 接続図 p641
8 関係会社の現況 p642
年表 p647
索引 p692
取材協力・資料提供/主要参考・引用文献 p703
あとがき NP
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