ダイニック(株)『ダイニック一〇〇年史』(2020.08)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
発刊にあたって p26
序章 一冊の洋書がもたらした奇跡 ダイニック創立一〇〇年 p33
伝説の書『デピエ』 p35
青年技術者の決意 p40
わが国におけるブッククロス p43
舶来品にまさるモノを p48
機運は熟した p53
日本クロス工業の創立 p57
あれから一〇〇年...... p61
第一章 (一九一九~一九二七) 本業はクロス 染再整は副業である p65
●大正から昭和へ国内外ともはげしくゆれうごいた p66
国産初のブッククロス p70
画期的な技術開発 p74
震災復興をささえる p77
円本ブームとクロス p79
東西に総代理店をおく p86
技術者を核にしたベンチャー p88
試練をのりこえる p92
第二章 (一九二七~一九三六) 新製品新用途をきわめクロス本業を確立する p95
●モダンとハイカラ 昭和恐慌 海の向こうで戦争の気配 p96
クロス製品の多様化すすむ p100
染再整は得意分野にしぼる p107
天神川工場を新設する p109
最初の苦難をのりきる p113
第三章 (一九三六~一九四五) 戦時のモノ不足に耐えて ひたすら操業をまもる p117
●世界中が戦争一色の時代 日中戦争から太平洋戦争へ p118
油布 硝化綿レザーを開発する p122
物資統制時代のモノづくり p127
気球用原紙を量産する p130
クロス 染色加工ともに輸出がのびる p137
工場の拡張 増設と再編成 p140
戦時統制のなかで ひたすら耐える p143
操業維持に全力 戦中をのりきる p146
第四章 (一九四五~一九五五) クロスを ビニルレザーをつくって 戦後日本の復興に役立とう p151
●焦土の真夏から六年 新しい日本の幕あけ p152
メーカーの使命にこだわる p156
物資欠乏時代 苦心のモノづくり p159
布クロスのリニューアル p164
斬新な紙クロスを開発する p167
ビニルレザーの開発 p173
アセテート染色へ向かう p179
飛躍 発展の時代へ p182
躍進の原動力は混沌のエネルギー p186
第五章 (一九五五~一九六二) ポンとはずんでバネロン 国産初の不織布を世におくる p191
●高度成長の序章 三種の神器と豊かな暮らし p192
織らない織物 バネロンを発売する p196
ビニルレザーから合成皮革へ p204
大型出版と装幀クロス p208
多様化するクロス製品 p214
新しい加工法の開発 p219
東京工場の新築・移転と京都工場の増強 p223
創立以来の成長期に創立四〇周年 p227
急成長で転機をむかえる p230
第六章 (一九六二~一九七四) 接着芯地のパイオニア アパレルを裏側からささえる p237
●「戦後」日本の転換期 政治 経済 社会 すべて潮目が変わる p238
織物接着芯地 ステーフレックスの発売 p242
人工皮革の開発と合成皮革の充実 p249
新製品で多様化に向かうクロス p254
情報機器用の印字リボンを開発 p258
ビニルレザーの充実 p265
床材カーペット 壁装材を発売する p270
個性派ぞろいの新製品 p273
合繊加工糸の染色へ p275
坂部三次郎の社長就任と積極拡大 p277
マーケットインの営業へ p282
深谷工場を新設 三工場の体制となる p285
経営改革を断行する p293
東西工場を再編成する p298
国内外に関連会社が誕生 p302
第七章 (一九七四~一九八八年) 技術の複合化で 素材革命を実現する p309
●「昭和」のフィナーレ 成熟社会の表と裏 p310
印刷できるフィルム素材「ALINDA」の発売 p314
多様化 ファッション化がすすむ p318
印字リボン 第二ステップに向かう p322
高付加価値のビニル壁紙を発売 p328
「車まわり」「家まわり」を中心に p331
機能+システムの新商品 p335
新生ダイニックのスタート p338
創業の地 京都から滋賀県多賀町へ p345
技術力で新時代をひらく p351
二度のオイルショックで業績は乱高下 p357
事業本部制の変遷 p361
グループ経営に新しい展開 p368
第八章 (一九八八~二〇〇〇) テーマは環境とアメニティ 地球環境にやさしいモノづくりを p375
●歴史的な大変動 そして混迷の時代が到来 p376
「環境」「アメニティ」と「メディア」をテーマに p380
印字リボン 第三ステップに向かう p385
量販型の紙クロスが登場 p391
新機能の不織布「家まわり」「車まわり」に浸透する p394
新世代のモノづくりが活発化 p397
薪しいキーテクノロジー p402
坂部三司の社長就任 p404
生産拠点を東西二工場に集約する p408
開発体制を強化する p415
環境調和型の企業をめざす p418
平成不況という試練にたえる p423
グループ展開は分散から集中へ p429
第九章 (二〇〇〇~二〇一〇) 伝え育んだ歴史が 類なき新分野をうんだ p437
●二一世紀 世界は戦争で幕あけ 国内は不況と政治の混乱つづく p438
電子特材「水分除去シート」の開発 p442
家電 自動車向け不織布の開発 p447
多様化 そして個性化 p449
固有技術を活かして新市場 新分野へ p454
不織布 蓋材の量産体制をとる p457
経営改革にとりくむ p461
経営変革の集大成 p468
七期ぶりに復配を実現 p472
組織をフラットにする p475
第一〇章 (二〇一〇~二〇一九) 技術(わざ)のハイブリッドで 暮らしと文化のすみずみまで p481
●激変 混沌の世界情勢 国内は巨大災害から復興へ p482
熱転写インクリボンの充実 p486
素材ではなく 機能を売る......不織布 p493
パッケージ用クロスの開発 p498
脱量産品で活路をひらくビニル製品 p504
機能重視の製品で勝負する p508
ビジネスのグローバル化がすすむ p512
サーマルリボン 壁紙の設備強化 p518
大石義夫の社長就任 p523
創立一〇〇周年をむかえる p528
埼玉工場と雪害 p533
伝え育まれた技術力で未来を紡ぐ p540
対談 第四次産業革命とモノづくりの未来 / 大田弘子(政策研究大学院大学特別教授) VS 大石義夫(ダイニック社長) p547
資料・年表 p561
定款・業績の推移・歴代役員一覧 p562
ダイニックグループ企業一覧 p578
年表 p587
索引 〔巻末〕1
あとがき 巻末
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